中村睦男の発言 (憲法調査会)

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○参考人(中村睦男君) 憲法裁判所ということになりますと、国会が法律をつくった場合、すぐそれを憲法裁判所に提訴して判断をもらうという、その意味では非常に、憲法問題に対して迅速な判断を下すという、その意味では大変長所があると思います。これに対して、国会の側からしますと、国権の最高機関として審議したものが次々違憲となってしまった場合に一体、国会は国民の代表であり民主主義によって正当化される存在ですので、したがってその調和は問題になるかと思います。
 しかし、憲法裁判所というのが憲法に照らして法律が違憲か合憲かということを判断するものでありますから、これはやはり憲法的価値を実現するということは、今日の立憲主義あるいは法の支配からいって大変大事だということを考えますと、やはり私は、憲法裁判所を設けるかあるいは設けないにしても現行の制度でもっと最高裁判所が憲法裁判に集中できるような制度に変えて、そして憲法判断を早くすべきであるというふうに考えております。
 以上でございます。

発言情報

speech_id: 115114184X00420010314_007

発言者: 中村睦男

speaker_id: 4349

日付: 2001-03-14

院: 参議院

会議名: 憲法調査会