中村睦男の発言 (憲法調査会)

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○参考人(中村睦男君) 内閣法制局が大変憲法判断を慎重にしているために、私は今まで最高裁の違憲判決が少ない一つの理由であったんだと思いますけれども、他面、内閣法制局はあくまで行政機関でありますから、その行政機関の解釈が最終的な憲法判断になってはやはり困るわけでありまして、それは最高裁判所が判断すべきなんです。
 しかし、現在、最高裁判所は国の統治にかかわる部分につきましては、これは一つは事件、具体的事件性になりづらいという問題と、それから事件性になっても統治行為という形で裁判所が審査しないという形で憲法判断を避けているということがあるものですから、この点からも日本の違憲審査は私は不十分だというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 中村睦男

speaker_id: 4349

日付: 2001-03-14

院: 参議院

会議名: 憲法調査会