平野貞夫の発言 (憲法調査会)

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○平野貞夫君 部長さんとこういう議論はするつもりはございませんが、前の法制局長官の大森さんに、積極的に大きな法律問題であなたは総理大臣なり大臣に、あるいは内閣に意見を言える立場だったのに、憲法改正の手続が整備されていないということを言わなかったのはやっぱり職務に非常に怠慢だったんじゃないかという趣旨のことを一、二年前に言いましたら、そんなことではおまえら国会議員がおかしいんだということを大分言われたんですが、私はやっぱり法制局にも一環の不作為があったと思います。
 これは、政治問題は日本の占領から独立へかけての大変な問題があったわけでございますから、政治問題は言いませんが、純粋な法律論として、それはやはり何といったってこれは整備しておかなければならない問題だという私の意見でこれはとめておきます。
 もう一つ、ちょっと部長さんと意見の違う、憲法改正原案は内閣に提出権があるかないかということなんですが、林修三法制局長官さんなんというのは、なかなか雰囲気で物を言う人でございまして、内閣法では、法律案、予算その他の議案であるから議案として出せるんじゃないかという趣旨でございますが、憲法改正原案の提案をその他の議案で解釈するというのは、これは常識的に言って無理があるわけでございまして、私も今の憲法の中で内閣に提案権がないとは言いませんが、それは明確にやっぱり内閣法とかしかるべきもので憲法解釈する、これはやっぱりやっておくべきじゃないかという意見でございます。いかがでございますか。

発言情報

speech_id: 115114184X00920010606_057

発言者: 平野貞夫

speaker_id: 22130

日付: 2001-06-06

院: 参議院

会議名: 憲法調査会