宮澤喜一の発言 (財政金融委員会)
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○国務大臣(宮澤喜一君) 前段の御質問は、私がわかったように申し上げるのは僣越でございますので、最近見聞きしたことをむしろ申し上げた方がいいと思いますけれども、二月十八日にシシリーでG7がございましたときに、アメリカの経済はどうなるかということをお互い雑談しておりました。アメリカの財務大臣は当事者ですから除きまして、そのときの大方の見方は、上半期までに恐らく回復の基調に入って、そして年を通じて三%とかなんとかそのぐらいは行くんじゃないかというのが大方の見方であったという印象でございました。
しかし、ここに来まして、いろんなことがあるんだろうと思いますが、やっぱり逆資産効果というのが意外に大きいんじゃないかと。つまり、みんなクレジットカードを心配せずにオーバードラフトで使えていた、その元が怪しくなっちゃったという部分が意外に大きいかもしれないと。足元がゼロだというのはもう別に不思議はないので、ゼロといっても前と同じということでございますからかなり高い。ですが、その先がもう少し資産効果のリバースしたものが効いてくるんじゃないかというふうに言う人が多いように聞いておりますので、当たるか当たらないかでございますけれども。
しかし、アメリカは十年も繁栄を続けたんですからこの辺で何か起こるのは当たり前なので、こっちはもう長いこと落ち続けたんですから上がらなきゃならないので、それが一緒の方向に向くのはどう考えたって私はおかしいと思っていましたし、写真相場もいいところだという思いが正直言うとありまして、それは、ちょうど日銀総裁もおいでになりましたが、こういういろんな新しい我々が体制に入っていくと市場もわかってもらえるんではないかと思っております。