岸宏一の発言 (農林水産委員会)
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○岸宏一君 自民党の岸でございます。
参考人の諸先生には、大変お忙しいところおいでいただきまして、非常に貴重なまた熱意あふれるお話をちょうだいいたしまして、大変参考になったと、私だけではなくすべての皆さんがそう思っていらっしゃることと思います。
さて、私、ちょっと時間がありませんので、皆さんにそれぞれ御質問することができないかもしれませんが、皆様のお話の中にすべて共通していた御意見というのは輸入の問題でございました。輸入の増大によって魚価が低迷しておる、水揚げが減っても魚の値段は上がらない、こういうお話が皆さんに共通しておったわけでございます。それから、もう一つは担い手の問題、非常に今後高齢化ということですね、これもいろいろなお話がございました。
こういう話をいろいろ聞いておりますと、どうも農業の問題と非常に共通しておるような、またこの法律そのものが新しい農業基本法と何となく同じ流れでつくられているという感じがするのも、そういう環境がそうなっているからだというふうな気がしてなりません。
そこで、私、お尋ねいたしたいことは、これは加瀬先生に代表してひとつお答えをいただくことといたしまして、セーフガードの問題をどういうふうに考えたらいいか。セーフガードをしてくださいという声が非常に多いように思いますけれども、それに対してどのように対応すべきかという御意見、こういうことをひとつお伺いします。
それから、担い手の問題でございます。例えば、西田参考人は鹿児島からいらっしゃっているわけですが、西田参考人は、きょうは今までいたんですが、鹿児島出身の同僚の森山議員から、すぐれた漁業者であると同時に地域の皆さんから非常に尊敬されている方である、たしか担い手である息子さんも一緒に働いているんだ、こういうことでいわば模範的な漁家だと、こういうふうに聞いております。担い手を今後どうしたらいいのか。一説によると、いわゆる後継ぎじゃなくて新規参入したいという人は結構いるんだという話でございますね。こういう問題もひとつ先生からお聞きしたい。
それからもう一つ、先生のお話の中で、意欲と能力のある担い手を育成するだけではちょっと農業とは違うんだ、先生は協調性と将来展望を持った担い手を育てるべきだと。つまり、どんどん効率性を追求していくと困ったことになるよと、こういう意味だと思うんですね。
この考えは、例えば川端さんから話がありました、沿岸と沖合で同じ魚を取り合って悲劇的な問題になっている、それから日中間での問題でまたこれも大変だと、こういうさまざまな問題との兼ね合いもあると思うんですけれども、非常にこれはおもしろい問題、重要な問題だと思いますから、この点を代表して加瀬先生にお尋ねをいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。