加瀬和俊の発言 (農林水産委員会)

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○参考人(加瀬和俊君) 大変歯切れが悪い回答になるかと思いますが、関係者の意見が反映されれば適切な解が出てくるというふうには、なかなかこの組織は動きにくいというふうに私は考えます。
 この海洋生物資源の保存及び管理に関する法律自体は、二百海里を日本に適用するというときに、漁獲可能量を設定しないと国際的に漁獲可能量の配分を求められるのに対する法的な対抗ができないということでTACの制度をつくったわけです。ですから、これは全くTACの制度を適用できるだけの生物的な知識があるわけではない中で、また操作の可能性があるわけではない中で対外関係上つくった制度である、したがって、それは強制規定もないし罰則もないものとしてもう来ているわけですね。それを今回はさらに精緻なものにしようということで来ているわけで、非常に一般論としては評価が難しくて、個別の漁業資源について、各地域地域において、例えば二県三県またがって管理できるような漁業資源の種類というものが特定をされた場合に使える制度であるというふうに思います。
 ですから、そういう形で事例を積み上げて有効に生かしていくことが可能であるということで、一般論的に管理をある段階に進めるものとして評価できるというふうにはなかなか言いにくいのかなというふうに思っております。

発言情報

speech_id: 115115007X01820010615_024

発言者: 加瀬和俊

speaker_id: 11524

日付: 2001-06-15

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会