山下栄一の発言 (農林水産委員会)
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○山下栄一君 今、梅雨前線が非常に活動が活発で、きのうでしたか、四国の松山でも一人山崩れで亡くなったという話もございました。そういうまだまだ災害防止の観点からしっかり手を打つべきことはたくさんあると思うんです。
また、森林整備事業の中にも林道と、林道もよくいろいろ公共工事で問題を指摘されますけれども、こういう治山事業、また林道の整備、だれがそれをするのか。もちろん、それは業者がするわけですけれども、実際、そういう林道をつくったり治山事業をされる、公共事業としてやられる方々が、それこそ森を愛し木を愛しというふうな方々がやっているのか、だれがそういう工事はやったらいいのか。山のことを愛し、そして山の中のことを知り尽くしている方々がどんどん減っているということは、もう物すごい財産が失われている。七万人の中身も私はよくわかっていませんけれども、林業就業人口が七万人ですか、これは昭和三十五年と比べたら物すごい減りようなわけですけれども、どんどん減っている。宝物がどんどんなくなって、その方々が高齢化していって新しい後継者もおらなかったらどうなるんだと。
所有権の移転もしやすいようにしようという、それはいいけれども、そこでずっと生まれ育ってきた方々がどんどん少なくなってくる。宝物がどんどん消えていく中で、例えば林道をつくる工事、また治山の工事、そういう工事のところに山を愛してやまない方々がかかわれるような、意見を言えるような、そういうふうなこととか、また、そういう場所で公共事業をする方々を平地で公共事業をするのと同じ会社がやっていていいのかなというふうなことも含めまして、素朴な疑問ですけれども、そんなことも一つ一つ考えていかないと、みんなで育てるとか公益的機能といいながら、一方ではそういうところに同じような形で公共事業がやられていていいのかなというふうなことを感じるんですけれども、この点いかがでしょうか。