大野功統の発言 (文教科学委員会)
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○副大臣(大野功統君) 松村先生御指摘のとおり、今後の新しい日本にとって産学官連携は極めて重要な課題でございます。単に研究成果を生む、技術を生むだけではなくて、やっぱりそれを育てていかなきゃいけない、それを実用化に向けて開発をしていかなきゃいけない。このことは、我々、閣議に負けじと副大臣会議を毎週やっておりますけれども、副大臣会議でもこの問題を研究しようと、こういうことでございます。
ただ、大切である、大事であるということを認識するだけじゃなくて、やっぱりそのシステムをつくっていかなきゃいけない。当然のことでございまして、文部科学省におきましても、例えば産学官の共同研究をやろう、あるいは産業界から委託研究を受けてその勉強をしていこう、それから研究成果を特許化していかなきゃいけない、そしてまたTLO等を通じて技術を産業界に移転していかなきゃいけない、こういうシステムの問題にも十分取り組んでいるところでございます。
今後の課題といたしまして、新しく、例えば最近非常に評価ということを大切にしていこう、評価をして、高い評価の中で資源配分をやろうと、こういう動きでございますが、この産学官連携という一つの取り組みを評価の中の重点項目として入れていこうと、こういうことが一つございます。
それからもう一つは、研究開発費を与えて、そして何かやっても失敗するかもしれない、そういう場合には、一定の場合でございますけれども、その研究開発費のリスクを国の方でとりましょうと、産業界の負担にしないということも考えなきゃいけない。そしてまた、産業界と研究開発を結ぶ目きき人を養成していこうと。さらに、例えば研究開発費をもらって開発をしてこれから売り上げを伸ばしていく、そのような場合に、直ちに研究開発費を返さなきゃいけないということではなくて、例えば売り上げの何%を返していけばいいよと。こういうようなきめ細かな配慮をしながら、先生御指摘の産学官連携を強化していきたい、このように思っているところでございます。