大野功統の発言 (文教科学委員会)

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○副大臣(大野功統君) まさに先生御指摘のとおり、ヒトゲノムの研究というのは人類の幸せを築き上げるものであるとともに、同時にやはり人間の生命、命の根元に触れるものでありますから、倫理面での心構えをきっちりとしておかなきゃいけない、当然のことでございます。
 これまでの科学技術会議生命倫理委員会、こういうものがございまして、この生命倫理委員会で、平成十二年、昨年でございますが、六月にヒトゲノム研究に関する基本原則がつくられております。それに基づきまして、この原則に基づきまして文部科学省、厚生労働省、それから経済産業省、この三省で研究者が遵守すべき具体的指針といたしましてヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針の作成を共同で進めているところでございます。
 もちろん、こういう問題ですから大勢の国民の皆さんに御意見を賜らなきゃいけないということでパブリックコメントにも付したわけでございます。既にパブリックコメントを終えておりまして、方向としてはことしの四月一日からこのガイドライン、生命倫理に関しますガイドラインを告示する、施行する、こういう運びになっております。
 具体的に主な内容でございますけれども、主な内容としては、例えば血液とか粘膜等を提供してもらうわけですが、その提供してもらう人には必ずインフォームド・コンセント、必ずお知らせして、こういうことに使うんだという同意、了解を求める、これはもう一番基本的な問題でございます。さらに、提供者の個人情報は絶対漏らしちゃいけない、こういう大事なこともございます。また、研究機関の中に倫理審査委員会を設けて研究計画の科学的、倫理的妥当性、こういう面からも十分検討してもらおう、こういうこと、その他若干まだございますけれども、この三つ申し上げたのが主な内容でございます。
 こういうことに基づきまして、ヒトゲノム研究に携わっている研究者の皆さんがこのガイドライン、指針を十分に理解していただいて、指針に沿った研究が研究面では十分行われる、ただし倫理面ではきちっと守っていく、こういう研究がなされることを期待しているところでございます。

発言情報

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発言者: 大野功統

speaker_id: 14396

日付: 2001-03-22

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会