三浦一水の発言 (予算委員会)

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○三浦一水君 次に、不知火海の漁業環境問題につきまして、扇国土交通大臣、谷津農林水産大臣にお尋ねをします。
 先日、二月二十八日に川辺川ダムの建設に伴う漁業補償の受け入れを球磨川漁協が否決をいたしました。その背景に、今回の有明海のノリ問題があると言われております。不知火海におきましては昨夏、赤潮の大発生で養殖漁業が熊本県だけで四十億円程度の被害に遭っておりました。壊滅的な打撃でありました。諫早湾干拓事業が有明海ノリ問題の原因として否定できないことと同様に、川辺川ダムが不知火海に何の影響も与えないとは断言できないのではないかという状況であります。
 漁業者の営みと生活に根差した不安感から、不知火海沿岸の漁業者から川辺川ダム建設反対の声が上がり、川辺川ダム事業の与える影響についての調査の実施などについて要望がなされております。かつて私も籍を置きました熊本県議会では、不知火海沿岸の漁協の要望を踏まえて、三月五日に不知火海現況についての総合的な緊急調査及び追跡調査、水産振興等を国に対して求める決議を行っております。
 川辺川ダムの推進を図っていく上で、県内の賛成派と反対派による無用の対立と混乱はできる限り避けるべきであると考えております。不知火海沿岸漁民が事業に対して抱いている不安を取り除くためにも、まず川辺川ダム建設により不知火海にどのくらい影響を与えるのか、現況調査をもう一度行う必要があると私は考えておりますが、国土交通大臣の御見解を求めたいと思います。

発言情報

speech_id: 115115261X00520010307_006

発言者: 三浦一水

speaker_id: 21438

日付: 2001-03-07

院: 参議院

会議名: 予算委員会