入澤肇の発言 (予算委員会)
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○入澤肇君 保守党の入澤でございます。
清水議員の関連質問をさせていただきます。
最初に、えひめ丸の事件の犠牲者及び御親族、また関係者に対して心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。
きょう私は景気対策と構造問題に焦点を絞って政府の見解をただしたいと思います。
まず、麻生大臣に、きのうの閣議後の記者会見で大臣は戦後初めて物価が値下がりする中での不況になっていると述べまして、前回の月例経済報告で景気は回復過程の踊り場にあるというふうに説明をされましたけれども、大きくこの説明を変更する会見を行っております。
翻ってみますと、九八年に金融不安がありましたときにマイナス成長と物価下落が同時に進行いたしました。このときに政府は、デフレじゃないかというふうな質問に対しまして、物価の下落を伴った景気低迷がいわゆるデフレなんであって、その段階においてはデフレではないというふうに言っておりました。特に堺屋太一経済企画庁長官、当時は、デフレスパイラルの入り口にあるというふうな表現をしておりました。
きょうの読売新聞を見ますと、大臣は景気低迷と、不況だと言ったにもかかわらず、事務方は、景気のトレンドが下向きになったわけではない、不況という言葉はより厳しい状況にあることを表現しただけだと言って事実上否定したと、大臣の発言を否定したというふうな報道がされております。
今、与党三党でかなり抜本的なというか、厳しい景気対策を打ち出そうと連日議論をしております。私もその一員で会議に参加しておりますけれども、具体的な政策を出す場合に政府の景気認識がどうなのかということがやっぱり基本でございまして、これにつきまして改めて麻生大臣の見解をお聞きしたいと思います。