入澤肇の発言 (予算委員会)

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○入澤肇君 今おっしゃったのは、何も仰々しく構造改革なんということじゃなくて、もう今、私どもも共生調査会や国民福祉委員会等で、あるいは少子化問題の与党のプロジェクトチームでも既に十分議論したことであって、今まで十分やっているわけですね。不十分だったところが問題なんです。しかし、それを構造改革と言うんじゃなくて、それは延長線でやってもらいましょうと。もっと大きな、例えば仕組みを変えるようなことがあっていいんじゃないでしょうかと言っているんです、私は。
 それでは、さらに具体的にお聞きしましょう。
 私は、今、総理がおっしゃっているようなことをスムーズに進めるために、その改革の前提作業として幾つか国家的な規模でやらなきゃならないことがあると思っているんです。これは構造改革の前にぜひやらなくちゃいけない大きなテーマがあると思うんです。
 一つは、法律の整理合理化であります。
 これは、一昨日のハンセン氏病の判決の中でも、政府または議会の、立法府の怠慢ということが言われましたけれども、実は小渕内閣のときに、私は法律の整理合理化を全般的にやったらどうかということを提案して申し上げました。
 それは、議員になりましてから、与党の各部会におきまして、余りにも法律事項のないもの、あるいは補助金の対象とするためにのみ事業名を追加するための改正を行う、あるいは地域振興立法、何十年やっても効果が上がらない、それをただ単に延長するだけの法律等々たくさんありましたので、いっそのこと佐藤内閣が昭和四十二年から四十七年に五年間にかけて何回かにわたって法律の一律削減、各省一割一律削減、こんなことをやったんですけれども、そのときの整理合理化の基準は、もう目標を達成したもの、行政目的を達成したものは廃止しようじゃないか、あるいは法律事項のないものは、法律がたくさんあるということは国民の目線から見てこれは煩わしいので少なくしようじゃないか、同じような目的と内容の法律がたくさん並立していますけれども、これは整理統合しようじゃないかというふうなことで、整理統合の原則を示しまして、実際、法律を削減したんです。
 私は、このハンセン氏病の判決をいい機会としまして、ぜひ小泉総理の力強いリーダーシップで、我が国の法律そのもの、今千七百五十二本あるんです、千七百五十二本。これは眠っているものもあるんです。まだ太政官布告なんというものが適用される分野もあるんですよ。
 そういうふうなことも含めて、新世紀維新にふさわしい法律体系、法律の整理統合をやったらいかがかと思うんですけれども、いかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 115115261X01520010522_018

発言者: 入澤肇

speaker_id: 13057

日付: 2001-05-22

院: 参議院

会議名: 予算委員会