グレゴリー・クラークの発言 (予算委員会公聴会)
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○公述人(グレゴリー・クラーク君) イギリスは、いわゆるギャップ年、英語でギャップイヤー、つまり高校を終わって大学に入る前にそういう奉仕活動をやっています。アメリカだったら小学校からスタートなんです。なぜか。進学のためにそういう経験は必要であるんです。日本は、もちろんそういうチャンスは余りないですけれども。
私、特に自分自身の教育の中でボーイスカウトの影響が非常に強かった。日本に来て、ボーイスカウトが弱くて、なぜか。いろいろ原因はありますけれども、まずお金がない。私、ボーイスカウトの理事になって、普通は委員会に出席すれば小さな謝礼を受けるんですけれども、逆です、寄附金を払いなさいと言われちゃったんです。そこまでお金が足りなくて。国民会議、この問題を取り上げて、ゆめ基金をつくる、これ一つ大きな進歩ではないか。
もう一つ、しかし一番大きな問題は、日本は過保護社会。万一問題があれば、けがになれば大変なことなんです。
国民会議、習志野の中学校を見に行きました。そこで体験教育をやっているんです、有名になって。行ってみれば、一日だけですよ、体験教育。その準備のために何カ月間先生たちはいろいろ委員会をつくって、それで無事終わりました。
特に、ボーイスカウトの場合は子供を冒険させなくちゃならないんです。山の中で野宿とか、我々外国では常識なんです。日本はできないんです。万一けがになれば責任問題になる。私、国民会議で提案したのに全く反応がなかった。がっかりしました。
国は、本当に子供に奉仕活動とか社会活動をやらせたければ、これから国が補償する。万一けがになれば、これ国家の責任なんです。予算として大したお金ではないですよ。農道空港一つだけで十分カバーできる。皆さん、お願いします。