坂口力の発言 (厚生労働委員会)
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○坂口国務大臣 土肥先生の今お言葉を聞きながら、厚生労働省として、戦後どれだけ助産婦さんの立場に立って、そしてまた本当に安心できる子育て、そして出産というものを考えながら、そこで助産婦さんの問題をどのように位置づけてきたのかといったことについて、私も過去のすべてを知っているわけではございませんが、やはり現在、助産婦さんの、いわゆる助産所といったところで出産をする人々が減ってきたという現実は、これはいかんともしがたい現実でありますから、そこには十分なことが行われてこなかった、その嫌いも私は否定できないと思っています。
私自身は、実は助産婦さんに取り上げていただきまして生まれました。大きくなりますまで、その助産婦さんはお元気な助産婦さんでございましたが、お会いをするごとに親しみを感じましたし、その助産婦さんがいろいろのことをまた教えてくれた、そんなことも実は覚えております。
先日も、助産婦さんの、いわゆる助産所を開いておみえになります皆さん方にお会いをさせていただいて、もうかれこれ一年半くらい前になりますでしょうか、お話をさせていただいたときにも、ただ単に子供を産むというときだけの話ではなくて、ふだんからの、子供の虐待の話でありますとか、あるいはまた産児制限の話でありますとか、さまざまな問題を実は地域で伺いながら、そうしたことの相談に乗りながらやっているというお話をお伺いをいたしました。現在、大変貴重な存在であるというふうに思っています。
こうして病院中心の流れになってまいりましたけれども、ようやく最近落ちついてもう一遍お産とは何かということを考え直すようになってまいりましたし、私は、そうした考え方の中で、やはり助産婦さんの存在というものが見直されているというふうに感じております一人でございます。
大きな役割を果たしておみえになったことは事実でございますし、そして、落ちついてやはり子育てということを考えましたときに、助産婦さんの役割というのは非常に大きい。その辺のところを見直しをしながら、やはり過去にはいろいろ不十分な点もあったかと思いますけれども、これから先はしかしその皆さん方に大きく活躍をしていただく場をつくり上げていく、そういう気概が今求められているというふうに思っているわけでありまして、そんな思いで今看護課長さんあたりともいろいろ話をさせていただいているところでございます。