柿本善也の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)
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○柿本参考人 都市というものは確かに集中してきたという経過があると思います。ただ、際限なく集中していったらいいのかというのが今まさに問われているわけでございまして、そういう観点から、右肩上がりと同じでございまして、何でもともかく発展すればするほどいいということ、それで本当によかったのかな、よいのかな、こういうことが議論になっていると思います。
それで、政経不可分という話でございますが、私は、東京に限らず、中核的な機能を果たしているところにはある程度そういうことは言えると思います。これは大阪でも京都でも言える話だろうと思います。
ただ、それを、あくまであらゆるものがそろったもので二十一世紀もいくかというと、お二方もおっしゃいましたが、私は、いろいろな機能が地域的にも分かれて、機能を分化させて分担するという方がより広がりがあると思うんですよね。
分化して自立していくということをそれぞれの都市あるいは地域に期待するという観点からすると、野方図に東京があらゆる機能を集中していけば効果的だ、効率的だというのは大変短期的な見方であって、さらに世紀が変わったようなスパンで考えると、それ以外の尺度があるのじゃないか。
それは、今申し上げたようなことで、機能の分化でありますとか、それぞれの都市の特徴をどうやって国内的にも国際的にも発揮していくか、こういう観点がまさに今必要とされているので、それを、東京からあらゆるものを離しちゃいかぬという話ではなくて、これは別に独立するではないかという発想で動かしていいのではないかと思います。
それから、国際空港につきましては、お二方から申されたとおりでございますので、私からは申し上げません。