2001-10-23
参議院
小泉純一郎
外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会
小泉純一郎の発言 (外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会)
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○内閣総理大臣(小泉純一郎君) 四月に発足以来約半年が経過しようとしておりますが、おかげさまで多くの国民から支持をいただきながら精いっぱい総理大臣としての職責を果たさなきゃならないということで毎日一生懸命努力しているわけでございますが、経済の問題、そして外交安全保障の問題、それぞれの暮らしにかかわる問題、連日次々と多くの難問が降りかかってまいりますが、この困難な状況を打開するために、これからも皆様方の御協力を得ながら、進むべき、やるべき改革を断行して、日本経済に自信を取り戻して、そして世界の中での日本の責任を果たしていかなきゃならないと思っております。
そういう意味におきまして、まず、今までの状況を振り返りながらも、やはり変えるべきは変えていかなきゃいかぬと。改革なくして成長なしと。目先のプラス成長のためなら国債を増発して公共事業を上積みしていけば何とかプラスになるだろうという状況、そういう意識から転換が迫られているのではないかと。プラス成長だろうが低成長だろうが、改革なくして成長なしの方針は変わらないと。そして、持続的な民需主導の成長軌道に乗せるということが日本経済の発展のために必要だということから、改革なくして成長なしの作業に今取り組んでいるところであります。この考えは今回のAPECの会合でも私は理解を得られたと思っております。
さらに、九月十一日以降、米国での同時多発テロ、この事件によって、世界のテロに対する取り組み方、また自国の安全保障、外交、そして国際社会の中でそれぞれの国がどういう責任を果たしていけばいいかという点について大きく意識が変わってきたと思います。
日本としても、このテロの攻撃に対しては人ごとではない、アメリカのことだけではない、まず日本自身の問題として主体的にこのテロ撲滅のためにどうやって立ち上がるかというのが今問われているのではないかと思っております。
我々としては、このテロ撲滅・防止作戦には、各国の協力と、そして各国の多様な、多角的な支援体制、それぞれの国に応じた支援体制をとることによって、テロを二度と起こさせないという決意のもとにできるだけの協力をしていく必要があると思っております。