2001-10-23
参議院
田中眞紀子
外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会
田中眞紀子の発言 (外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会)
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○国務大臣(田中眞紀子君) テロ問題の解決につきましては、もう小泉総理もずっとるる述べていらっしゃいますとおりに、本当に国際社会が一致団結をして取り組むということが大変一番重要であると思いますし、今、ドクターキッシンジャーのおっしゃったネゴシエーション、その他おっしゃっていますけれども、これは山本委員がアメリカでジョージタウンにいらしたときに学ばれたということですが、まさしくそのことに収れんされているのではないかということを私も実感いたしております。
そして、お尋ねの件でございますけれども、テロの発生する土壌はいろいろ考えられますけれども、やはり今回のものを見ておりましても貧困というものが残念ながら非常に大きなファクターであるということを認識せざるを得ません。そして、その貧困につきましても、じゃ、私たちがODAとの関係でどのようなことをやってきているかということでございますけれども、ODAは大体一般会計で一兆円の予算がございまして、その三分の一はこうした貧困対策でありますとかあるいはそれに関係する社会開発分野の支援等に向けてきております。
もちろん、ODA予算は私ども国民の皆様の血税を使わせていただくわけでございますから、これからも間違いのないように、世界の変化に対応しながら納税者の皆様に納得していただける形で使わなければなりませんけれども、そうした意識を持ちながら今までの経緯や今後の貧困問題とODAの関係でお答えを申し上げますと、例えば社会開発分野ですと当然インフラの整備ですとか環境の保全、そうしたものがございます。それから、むしろ紛争予防というふうな面で貧困対策に予算を使っていくべきではないかということを私常々考えておりまして、それにはやはり女性の問題、女性の支援ということは今回のアフガンでも非常に問題になっていると思いますけれども、そうした面ですとか、基礎教育はもちろん、医療とかあるいは保健の分野でございます。
具体的に申しますと、女性支援は、ジェンダーの問題でWIDというような組織もございますし、女子の保健の問題、母子ですね、母親と子供の保健の問題もあります。それから、あとは保健の分野でも人口計画でありますとか、医療ではHIV、エイズの問題もありますし、食糧支援等もございます。
ですから、そういうふうなことをトータルで見まして、きめ細かく、どういうふうなことが私どもの税金がODAで有効に世界の皆様のお役に立ち、貧困を撲滅し、そして結論としてはこうしたテロリズムの撲滅にも役立つかということを念頭に置きながら今後も行動していきたいと、かように考えております。