田浦直の発言 (厚生労働委員会)
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○田浦直君 GDPが三年をとればほぼ安定しているという考え方は今の経済の実態からいうとちょっとそぐわないんじゃないかなと思いますね。このあれでいうと、二年間はこれは過去の実績、最後の一年はこれは見通しなんですね。見通しはことごとく、ことしでも外れているんですよね。そういうものをもってその医療費というものを確定してしまう。これはやっぱりどう考えても理屈が成り立たないような私は気がするんですね。
だから、三年なら三年と仮にこれを認めるとしても、三年とするなら三年目の確定した数字でやらなければおかしいというのが私の考えなんですね。見通しが外れているでしょうが。日銀の短観を見ているんですか。もう三カ月三カ月みんな外れている、ことしなんか。そういうものをもって医療費はこう決めますよと言われても、それは納得できませんよ、国民は。
その辺について、何だか粗っぽい決め方ですね。恐らく私は局長が考えたことではなくして、これは経済学者かだれかが考えてこういうものをつくっているんじゃないかと思うんですね。厚生省がそれを本当に心から気持ちよく受け入れているんじゃなくして、嫌々ながらでもやらざるを得ぬというふうな立場でされておられるのかもしれませんけれども、しかし決めてしまうとこれはそういうふうになるわけですので、私はやはりこの伸び率管理ということについては、やるならやるでもっと緻密にやってもらわなければならぬと思うんですね。
これはまたあれですが、こういうのを他の国でやっている、例えばフランスなんかでそれをやっているんですね。やっているというか、やったんですよ。やったんだけれども、これは訴えられて、憲法違反だということで負けた。
しかし、日本ではそれをまた取り入れていこう、方法を変えてでも取り入れていこうというふうなことになっているようですけれども、その辺はどうなんですか。よその国で負けているのを日本でまたやる。その辺のことはちょっと私は理解できないんですけれどもね。