田浦直の発言 (厚生労働委員会)

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○田浦直君 今、フランスとかドイツの話が出ましたけれども、ドイツは確かに制度はできても実際には動いていないと思いますよ。フランスは診療報酬ということで変えるんだということになっているわけですね。
 だから、私も、日本も同じように診療報酬でやれば、何もこんな問題というか、違憲だとかそうでないとか、そういうふうな訴訟が起こるようなものを持ち込まなくてもいいんじゃないかと思うんですね、今までそれでずっとやってきておったわけですから。ここに新しい制度を、それは新しい制度を入れてもいいんだけれども、ちょっとこういうふうな経済が主導するような医療制度ですね、経済がいいときには医療費はたくさん上げます、悪ければ医療費は上げませんと。患者まで経済の動向につれて病気になったりならなかったりするわけじゃないんですよ。それはやっぱり経済と医療費をこういう格好で結びつけるということは、私はこれはよくないんじゃないかと思いますね。
 午前中も宮崎委員から出ましたが、いつ病気がはやるかわからぬ。インフルエンザだってはやる年とはやらぬ年とあるんですよ。はやるときには爆発的にはやる。そのときに経済の動向が悪くて、三年前の動向が悪くて医療費を抑制すると、そうすると患者は一体どうするのか。いろんな問題がこういうやり方では生じてくると思うんですね。
 だから、医療は医療なんですよ。経済は経済。もちろん全く関係ないとは言いませんけれども、その辺は厚生労働省としては患者の立場とか病人の立場とかいう立場で考えていただきたいというふうに思うんですね。
 最後に、これは大臣にちょっと、老人医療費の伸び率管理制度について大臣がどういう御認識を持たれているのかなということをお尋ねしたいと思います。

発言情報

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発言者: 田浦直

speaker_id: 2854

日付: 2001-10-18

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会