宮崎秀樹の発言 (災害対策特別委員会)

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○宮崎秀樹君 それじゃ、この間の警察庁が独自でどこへも連絡しなかったというのはちょっと私は腑に落ちないんですが、いずれにいたしましてもそごのないようにきちっとやっぱりやっていただかないと意味がないというふうに思います。
 それから、次は生物化学兵器の問題でこれまたお尋ねしたいと思いますが、昨今、炭疽菌の問題でアメリカ、それから今ヨーロッパの方にも一部そういうのが出てまいりました。この生物化学兵器に関しましては、ジュネーブの議定書というのがありまして、これはそもそもできたのは一九二五年なんですが、日本は一九七〇年に初めて批准をしているわけであります。
 御案内のように、日本はかつて満州におきまして石井部隊というのがありました。ここでやはり生物化学兵器の研究をしていました。その研究に携わった方は今九十近い方でございますが、炭疽についても当時やっていたわけです。当時の日本でつくったこの炭疽菌の化学兵器というのは芽胞一つで牛一頭殺すだけの強力なものだと。今のは非常にマイルドな炭疽菌でありますから、それだけの効力はないんです。
 私もかつて、今から二十五、六年前に一例だけ炭疽病患者を経験しています。自分で私は治療もしましたけれども、これは獣医さんが馬から感染した皮膚炭疽なんですが、これは大変恐ろしい病気でございまして、当時、抗生物質で効力のあるものがなかったものですから、これは馬の血清を使いまして治療いたしました。運よくこれは全治いたしました。これで亡くなれば、私、医師免許証を取られたと思うんですが、しかしそれは生きるか死ぬか、医師免許をかけてやってうまくいった例でありまして、これは一例でありますが、大変なやっぱり病気でございます、これは。
 ですから、こういうものに対しましても平素から対応を図るということで、実はたまたまきのう海上保安庁で、船の中でそういう生物化学兵器に侵されたというようなことで訓練をやっておられました。炭疽菌に対しまして、そこを水で洗った、後、消毒したと、こういうんですが、消毒液の問題なんですが、これは塩化第二水銀という、これは昇汞というものでございますが、これはかつて私は、もう昭和三十年代の初めでございますから、そのころはまだ昇汞水というのを消毒液で使っていました。しかし、これは劇薬でありますから、今、もう薬屋さん、どこへ行ってもありません。これは化学薬品として今あります。
 この消毒に関してすぐ対応できるのかどうか、そういうような状態を予想して対応をできるかどうかということを、これは厚生労働省なんでしょうか、お尋ねしたいと思います。

発言情報

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発言者: 宮崎秀樹

speaker_id: 7681

日付: 2001-11-28

院: 参議院

会議名: 災害対策特別委員会