遠山敦子の発言 (本会議)

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○国務大臣(遠山敦子君) 山本議員の御質問にお答えを申し上げます。
 まず、高校や大学における失業、フリーター対応策についてのお尋ねでございますが、御指摘のように、近年、若年者の早期離職やフリーターの問題、厳しい就職状況など、高校生、大学生の就職を取り巻く状況には非常に厳しいものがございます。
 このため、まず、高等学校や大学においては、職場体験やインターンシップなどを通じて、生徒や学生に対し望ましい職業観、勤労観や主体的な職業選択能力を育成しますとともに、専門高校を中心として職業生活に必要な基礎的な知識や技術を身につけさせております。
 また、高校生、大学生の就職については、厳しい経済状況のもとではありますが、各高等学校や大学において、進路指導の充実や就職先の開拓、拡大に懸命に努力しているところでございます。
 今後とも、これらの取り組みの充実に努めてまいります。
 次に、親の失業に伴い学業継続が困難な生徒学生に対する就学援助や奨学金に対するお尋ねがございました。
 文部科学省では、次代を担う生徒や学生が、経済的理由にもかかわらず、安心して学業を継続できるよう、これまでも奨学金事業などの充実に努めてきております。
 日本育英会の奨学金制度では、保護者の失職や倒産などにより家計が急変をし、学業の継続が困難となった生徒学生に対応いたしますため、年間を通じ、随時、無利子で貸与を行う緊急採用奨学金制度を平成十一年度から実施いたしております。本年も、現在のところ、今後の希望者への対応も十分可能となっておりますので、ぜひ積極的に利活用していただきたいと考えております。
 また、経済的理由により小中学校への就学が困難な児童生徒の保護者に学用品を給与するなど就学援助を行う市町村に対しましては、補助を行うことによって、子供たちの勉学に支障が生じないよう配慮いたしております。
 今後とも、厳しい財政事情のもとではありますが、育英奨学事業などの充実に努力してまいります。
 また、高校・大学進学予定者の内定時期のおくれについてでありますが、日本育英会では概算査定の方向性を見る必要もあり猶予しているとのことでありましたが、予約採用の時期のおくれについては高校生や保護者にとって大きな問題であり、早急に対処をしなければならないと考え、去る十一月二十二日に、日本育英会に対し、早急にこの問題の対応に着手するよう私から指示をいたしました。
 この結果、まず無利子奨学金については、日本育英会の本部から各都道府県にある支部に対し、十一月二十六日付文書で採用予定者の通知を出したところであり、これを受けて各支部から生徒に対し、本日中にも内定通知を発出することといたしております。
 また、有利子奨学金につきましては、無利子奨学金との併願者もありますことから、これについての整理を行いました後に、十二月五日ごろには本部から各支部へ採用予定者の通知を出し、各支部から生徒に対して速やかに内定通知することとしたと承知いたしております。
 今後とも、こうした問題の重要性にかんがみまして、高校生や保護者の不安を取り除くよう万全を期してまいりたいと考えております。
 以上でございます。(拍手)
   〔国務大臣塩川正十郎君登壇、拍手〕

発言情報

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発言者: 遠山敦子

speaker_id: 31456

日付: 2001-11-28

院: 参議院

会議名: 本会議