筆坂秀世の発言 (予算委員会)

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○筆坂秀世君 結局、自衛隊員一人当たり、テント約二張り、毛布一・五枚、スリーピングマットは七人で一枚ということなんですね。
 私たち、国連難民高等弁務官事務所の日本・韓国地域事務所にお尋ねをしました。広報担当の方から回答をいただきました。こうおっしゃっています。要請した物資はC130が運んだテントや毛布などだと。今、官房長官がお答えになったこういうものだと。その際、自衛隊機であるとか輸送先の空港はどこにするかとかいうことをあらかじめ指定したわけじゃないと。要は、できるだけ早くできるだけ多く、これが要請の趣旨だったというふうに明快にお答えになっています。
 ところが、実際はどうか。C130輸送機を六機飛ばしています。百四十人の自衛隊員も同行させています。ところが、運んだのはこれは六機で三十六トンの合計物資です。既にパキスタン入りしているNGOの数十分の一から数百分の一の量だというふうに言われている。事実、ペシャワールで活動しているアメリカの赤十字、IRCは、毛布だけでも六万枚確保すると。日本が持っていったのは二百枚ですね。
 国連難民高等弁務官事務所は、できるだけ早くできるだけ多くということを言いました。ところが、民間機だったらこれは十一時間で行けるんです、イスラマバードまで。もしあの時点で民間機を飛ばしていたら、まだ戦争は始まっていなかった。ところが、これは三泊四日かかっちゃったんです。そのために、もう既に戦争が始まっているところへ、今でもまだ飛行機は民間機もちゃんと飛んでいますけれども、行くことになった。
 つまり、結果としては、できるだけ早くできるだけ多く、こういう要請だったものが、できるだけ遅くできるだけ少なくということにこれはなってしまった。これ本当に真剣に難民のことを考えた取り組みだったと言えますか。

発言情報

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発言者: 筆坂秀世

speaker_id: 4295

日付: 2001-10-10

院: 参議院

会議名: 予算委員会