平沼赳夫の発言 (経済産業委員会)

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○平沼国務大臣 売り掛け債権に着目をして、現下の厳しい中小企業の皆様方にやはり円滑に資金を供給する、こういう眼目で両院の御賛成を得て、昨年の秋の臨時国会で成立をした法律であります。委員御承知のように、これは十二月十七日から発動になっているわけでありまして、今の事例というのは、大変月日がかかったということも私は率直に受けとめさせていただいています。
 先生御指摘の件に関しましては、確実にその事例を出された案件を私の方で特定するということはちょっと困難なことだと思いますけれども、今のお話の中で追ってまいりますと、昨年十二月末に金融機関に申し込みがありまして、一月七日に神奈川県信用保証協会で受けた運転資金を無担保で融資をする、その事案ではないかなというような気がしております。
 本件の経緯について、これが該当するかどうか私はわかりませんけれども、多分そうではないかということで以下述べさせていただきますと、おおむね以下のとおりの状況を聞いているわけであります。
 申し込まれた方は、一月七日の申し込み時点で、本件を受け付けた神奈川県信用保証協会を含め二協会に対して、七件、合計一億二千万円の無担保による保証の残高がありまして、既に八千万円の無担保保険の限度額を超える状況であった。協会としては、これ以上無担保で長期に保証するのは困難と判断をしたようでありまして、当該事業者の事情も考慮をいたしまして、工事代金を実質的な引き当てとして、当該工事代金の入金をもって返済するという目的のもとに、短期の保証での対応を考えまして、そして、金融機関と協議をしまして、申込人もこの方針に了解した、こういうふうに聞いております。
 この方針のもとに、申込人が、当該工事の受注契約書、注文書等の必要書類を準備することとなりまして非常に煩雑だ、こういう感じをお受けになられたと思っています。また、協会に保管されていた同社の建設業許可証の写しが平成十二年七月十一日を期限とするものであったために、許可証の写しの提出を求めたというような経緯があるわけでありまして、これが該当するかどうかということは私もわかりませんが、そういう報告が入ってきています。
 しかし、こういったことがありましても、私は、今御指摘のように、現実に売り上げも伸びている、そういったプラスの面に着目をして迅速にやる、そういう対応をする必要もあると思っています。もちろん、金融機関ですから、慎重に一方はやらなきゃいけないけれども、やはり国のそういう中小企業の対策ですから、私どもとしては、前向きにそういうことをちゃんとやっていかなければならない、そういうふうに思っております。
 現場ではなかなか難しい点があると思いますが、全国の信用保証協会の代表者にも三月六日に一堂に会してもらって、私からもそういったところを徹底したところでございまして、私どもも、そういった皆様方の非常に厳しい状況、そこをさらに配慮して、でき得る限り迅速にやるように、そういう形で私は指導をしていきたい、こういうふうに思います。

発言情報

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発言者: 平沼赳夫

speaker_id: 2022

日付: 2002-04-05

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会