平沼赳夫の発言 (経済産業委員会)
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○平沼国務大臣 これはやはり、今の現下の厳しい状況で迅速に、そして本当にお困りの方々にしっかりとした資金を提供する、このことが肝要でございまして、その趣旨であの法律も成立をさせていただきました。
ただ、一定期間内に処理をするということは、いろいろな角度から検討しますと、信用保証協会の行う審査というのは、御承知のように、時々刻々と変化する金融・経済環境に直面する多種多様な中小企業者を対象にしたものでございまして、中小企業者の財務内容や事業内容だけではなくて、やる気や潜在力といったものも評価して行うものであります。
したがって、当然のことながら、個々の中小企業者の実情に即したきめ細かい対応が重要でございまして、一律の審査期間というものを最初から設定するということは大きな中では適切ではない。しかし、その中でどれだけ早くやるか、こういうことに尽きると思います。
例えて申しますと、信用保証協会は、たとえ中小企業者が債務超過となっていましても、早期に債務超過の解消が見込まれる場合には、保証を行うべく努力をしております。当該企業を取り巻く情勢変化をにらみながら、そうした見込みを得るために、中小企業者に、ちょっと煩雑でありますけれども、追加資料を提出いただいた上で保証の可否判断を行うといった場合もあります。ですから、仮に信用保証協会において一律の審査期間を定めるようなことをすれば、そういったいろいろな時々刻々の個別の事情に即してきめ細かい対応が困難となるケースもあります。
ですけれども、それは一つの原則でありまして、私どもとしては、そういう中であっても、やはりしっかりと見据えて、そして今の現状というものをやはり把握しながら、できるだけ早く結論を出して、結論をずるずるずるずる延ばしたら、それを当てにしていたらそれだけまた悪影響が出るわけですから、なるべく早い時間でやる、そのことを私もこれから徹底をさせていきたい、このように思っています。