秋元勇巳の発言 (経済産業委員会)

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○秋元参考人 特にシベリアといいますか、サハリンあたりからの天然ガスを日本へ持っていこうということについては、かなり活発に産業界の中で検討を進めております。やはりヨーロッパに比べますと、日本だけがパイプラインの面で非常におくれているわけでございますね。
 日本で使っている天然ガスはほとんど一〇〇%LNGと言ってよろしいわけでございまして、LNGで持ってくるというのももちろん一つの手段ではあるわけですけれども、いずれ日本の国内をエネルギーのネットワークで囲っていくといいますか、そういう形のシステムにしていくという必要性はあるというふうに思っているわけであります。
 ただ、これには非常に大きなインフラのコストがかかるわけでございますので、現在の日本の資力をもってしてもそう簡単にいく話ではない。ただ、長期的に、これこそ長期の戦略を立てまして、やはりいずれそのエネルギーのネットワークを、日本の中に国際的な枠組みをつくっていく、この視野の検討は入れるべきではないか。
 もう一つこれには先がありまして、天然ガスだけではなくて、将来、水素のエネルギーになっていくといたしますと、やはりガスの究極の目的は炭素をゼロにすることですから、コールから始めまして最後は水素なんですね。その水素エネルギーもそのネットワークの中で使えるような新しいネットワークを日本の中で構築していく。
 これは、ヨーロッパで、今あるネットワークをそのまま水素エネルギーに切りかえようと思っても、材質その他ですぐはできないのでございますけれども、日本は、おくれたのがある意味では一つのチャンスでもあるわけでございますので、これからつくるときには、そういう新しい、新エネルギーに対応できるようなネットワークにまで視野を広げた開発をやっていくべきではないかということで我々は議論をしております。
 ただ、これは将来非常に大きな努力も要することでございますので、ぜひともまた国の御指導をいただきたいというふうに思っているわけでございます。

発言情報

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発言者: 秋元勇巳

speaker_id: 12862

日付: 2002-05-21

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会