山口富男の発言 (憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会)

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○山口(富)小委員 日本共産党の山口富男です。
 きょう、大石参考人から、二つの院がそれぞれ独自の機能を果たすことが望ましくて、ですから、できるだけ異なった原理という話があったんですけれども、私は、憲法での二院制の問題というのは、やはり、国権の最高機関である国会に、主権者国民の意思を反映するあり方の問題ですので、それがきちんと反映されているかということですとか、審議内容がどうだとか、それから行政への監督権が一体どうなっているのかとか、そういう具体的な問題として現状を見て改めていくことが肝要だというふうに思うんです。
 それで、幾つかお尋ねしたいんですが、きょう、いろいろ歴史的経過もあるというお話もあったんですけれども、確かに、おっしゃられましたように、憲法に選挙制度等の詳しい中身がないというのはそのとおりだと思うんです。
 同時に、考えてみますと、あのころ、憲法制定を前にして、衆議院の選挙法が改正されて、女性への参政権の問題ですとか、例の制限部分が外されて、二十歳以上の普通選挙権になっていったわけですね。そういうことを前提にした憲法制定過程に入っていたというのが一つの大事な点じゃなかったかと思うのです。
 その上で憲法を読んでみますと、十四条と十五条に普通選挙権や秘密投票の問題がきちんと書かれていて、そこには法のもとでの平等も書かれているわけですけれども、その上で、四十四条にもう一回、選挙の問題で平等性が非常に求められるという規定があるわけですね。
 こうやって見ますと、日本の憲法の場合、憲法の原理として、普通選挙、秘密投票、また平等主義、こういう問題が厳密に規定されている憲法原理だというふうに私は見ているんですけれども、この点、参考人はどういうお考えに立っていらっしゃいますか。

発言情報

speech_id: 115404190X00320020411_024

発言者: 山口富男

speaker_id: 25006

日付: 2002-04-11

院: 衆議院

会議名: 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会