八木秀次の発言 (憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会)

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○八木参考人 一言だけ申し述べますが、冒頭の方で、天皇が任命権者であったというお話がございましたが、この辺、権威と権力をうまく使い分けて、権力の側にどんな姿勢があろうとも、国家の連続性が担保できるという、これは君主制といいますか、我が国のある種の知恵だろうと思っております。
 その次でありますが、明治憲法は大権事項を多く取り込み過ぎたという御指摘ですが、私もそういう感想も持っております。
 ただ、例えば統帥権の独立などでは、これは天皇というものを公共性の象徴というふうに考えますので、そうでありますと、軍は公共的な存在である、政府といういわば幕府、これにつながるものであってはならない、そういった理解でありまして、これは自由民権論者も多く当時はそのような見解をとっていたわけです。それが後にだんだんと性質が変わっていったという点でありまして、そこまで明治憲法の起草者に求めるのは酷かなという気もいたします。

発言情報

speech_id: 115404190X00520020704_006

発言者: 八木秀次

speaker_id: 12834

日付: 2002-07-04

院: 衆議院

会議名: 憲法調査会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会