森田朗の発言 (憲法調査会地方自治に関する調査小委員会)
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○森田参考人 お答えいたします。
どのような対応策があるかということにつきましては、先ほど申し上げましたように、まだいろいろな可能性が漠然と、こうしてはどうか、こうしてはどうかということが提案されている段階ではないかと思いますし、私自身もまだ、それを超えてきちっと考えているわけではございません。
ただ、この問題につきましては、一つの、戦略的と言ってはちょっと言葉が悪いかと思いますけれども、合併の推進を図っていく推進戦略の観点からいいますと、余りに早い段階でそうした議論を先行させますと、むしろ合併そのものが非常に進行しにくくなるというところもあろうかと思います。
そういう意味でいいますと、ある段階まで合併の話が進んでいく、そして、合併の絵をかいてみたけれども果たしてそれでいいのであろうか、そういう状況が生まれて、初めてきちっとした形での、そういうところをどうするかという議論に入るべきではないかと思っております。
もちろん、しかるべき場ではそうしたことについてきちっと検討しておくことが必要ではないかと思っておりますけれども、余りそれを正面から出しますと、合併をするよりも、むしろ別な形でいくという可能性を追求するところが多くなってくる。
それはそれとして、問題の解決になるならば差し支えないと思いますけれども、これまで合併が推進されてきた理由といたしましては、そうした広域的な形であるとか、都道府県が代行的な形で何かをするという仕組みが必ずしも十分合併に代替するものではないという前提、そういう認識で行われてきたのではないかと思いますので、そういう意味でいいますと、もう少し機が熟してからきちっとした形での議論が進められるべきことではないかなと思っております。