岡本巖の発言 (国土交通委員会)
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○岡本政府参考人 御説明申し上げます。
使用済みの車、年間今五百万台ぐらい出てまいりまして、それを、管理型の処分場ということで、処理をした最後のシュレッダーダストの埋め立て処分を今やっているんですが、処分場が大変逼迫してまいっております。それから一方で、昔は使用済みの車のリサイクルというのは、いわゆる有価の世界で回っていたんですけれども、リサイクルで得られるスクラップの値段というのがどんどん下がるという事情、一方で、最後のシュレッダーダストの埋め立て処分費用というのがどんどん増嵩するという中で、逆有償の状況を呈するに至っております。これを放置しました場合には、埋め立て処分場の逼迫という問題、それからいわゆる不法投棄のような問題が深刻に懸念されるということで、しっかりとした制度の設計ということで二年前から議論を開始したものでございます。
全体としまして、一番しんどいシュレッダーダストの処理でありますとか、エアバッグ、フロンの処理というようなところを、メーカーに拡大生産者責任の考え方のもとに担っていただき、他方で、今先生御指摘の費用の点につきましては、今でも、使用済みの車を中古の販売業者等のところに持ち込んだ場合に、廃車の手数料という形でユーザーの方々に御負担いただいているんですけれども、同様の排出者責任という考え方から、ユーザーの方々に御負担いただく。これは、家電のリサイクルの場合にもそうした方式を採用した次第でございますが、その費用を負担していただく時点として、不法投棄というものの誘因を断ち切るという観点から、新車販売時に一定のリサイクル費用を預託していただくということに制度を設計して、法案を提出させていただいているものでございます。