松原仁の発言 (国土交通委員会)
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○松原委員 そういう人口がふえる島も出てくる。当然大事なことだと思っておりますが、全体の中でそれをどういうふうに戦略的にやるかという、その全体のフレームワークもぜひ検討していただきたいと思うわけであります。
ここで私が言いたいのは、現実にはそうやって人口が、本土が三千万ふえているのに、百万が五十万になったとか、こういうことは数字としてもきちっととらえていかなければいけない。そういう中で、我々は、従来から離島振興法を延長しながらやってきましたが、これはこれで尊重しながらも、新しい角度から、さらに新しいインパクトのある離島振興というものを考えていかなければいけない時期に入っているだろう。
言葉をかえて言えば、ハードからソフトへと。ハードの離島振興は離島振興としてこれは十全にやっていかなきゃいかぬ。しかしながら、それだけにとどまるのでは不十分であって、やはりソフトの部分における離島振興というインパクトのある政策が求められるだろうというふうに思っているわけであります。
冒頭申し上げましたように、離島は大変な水産資源を持っている。水産資源だけではなくて、天然資源も含まれております。天然ガスは日本の百年分の消費量と言われる、いや、もっととも言われております。メタンハイドレートを初め、さまざまな海洋資源が存在しているわけであります。
メタンハイドレートは、先般、カナダの方で、ある種実用化への緒がついたということでありますが、一方においては、まだまだなかなかそれはできない、こういうふうな議論もあります。
しかし、今のさまざまな、そういった意味でのアカデミックな技術革新、これは、例えば二十年後にしかメタンハイドレートは実用化されないだろうというふうに予想されていても、予想を大きくたがって、それが十年とか七年とか、そういった時間の大変短い中で現実化する可能性はあるだろうというふうに私は思っております。
そういうふうな大変な資源を持っている、いわゆる二百海里の中であります。その島々の役割というのは、そういった大変な日本における経済的な資源、日本の国におけるフロンティアを提供するだけではなくて、今大臣おっしゃったように、例えば領土、領空、領海、この保全管理をする先兵としての役割も島は担っているというふうに私は思うわけでありまして、そういった意味では、自衛隊、海上保安庁の活動拠点も多く存在している。
例えば、日本に麻薬が随分と入ってきているわけでありますが、これなども、新聞によりますと、海洋投棄されたのを日本から行ったどこかの船が引っ張ってきて、日本国内で売ろうとしているとかしていないとか、こういうふうな話もあるわけで、そういったときのことを考えても、海というのは、すべての意味において日本の重要な拠点になっていくというわけであります。
まさに、国家の経済上、また国家の安全保障上、大変に重要な役割を離島は担っているというふうに思うわけでありまして、その部分から、従来のいわゆる格差是正という観点とは別の観点からさらなる予算上の措置も考えるべきだというふうに思いますが、都市・地域整備局長の御認識をお伺いいたします。