国土交通委員会
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会
会議録情報#0
平成十四年六月十二日(水曜日)
午前九時一分開議
出席委員
委員長 久保 哲司君
理事 木村 隆秀君 理事 実川 幸夫君
理事 橘 康太郎君 理事 林 幹雄君
理事 古賀 一成君 理事 細川 律夫君
理事 赤羽 一嘉君 理事 一川 保夫君
赤城 徳彦君 小里 貞利君
岡下 信子君 倉田 雅年君
菅 義偉君 田中 和徳君
高木 毅君 高橋 一郎君
谷田 武彦君 中馬 弘毅君
中本 太衛君 西川 公也君
菱田 嘉明君 福井 照君
二田 孝治君 堀之内久男君
松野 博一君 松宮 勲君
松本 和那君 森岡 正宏君
山本 公一君 吉川 貴盛君
阿久津幸彦君 井上 和雄君
大谷 信盛君 奥田 建君
今田 保典君 樽床 伸二君
津川 祥吾君 中村 哲治君
永井 英慈君 伴野 豊君
平岡 秀夫君 松原 仁君
山内 功君 高木 陽介君
山岡 賢次君 山田 正彦君
瀬古由起子君 藤木 洋子君
原 陽子君 保坂 展人君
西川太一郎君
…………………………………
国土交通大臣 扇 千景君
財務副大臣 尾辻 秀久君
経済産業副大臣 大島 慶久君
国土交通副大臣 佐藤 静雄君
国土交通副大臣 月原 茂皓君
国土交通大臣政務官 菅 義偉君
国土交通大臣政務官 高木 陽介君
政府特別補佐人
(公正取引委員会委員長) 根來 泰周君
政府参考人
(内閣府政策統括官) 坂 篤郎君
政府参考人
(警察庁刑事局長) 吉村 博人君
政府参考人
(警察庁交通局長) 属 憲夫君
政府参考人
(総務省自治行政局長) 芳山 達郎君
政府参考人
(総務省自治財政局長) 林 省吾君
政府参考人
(法務省刑事局長) 古田 佑紀君
政府参考人
(財務省大臣官房審議官) 石井 道遠君
政府参考人
(文部科学省大臣官房審議
官) 加茂川幸夫君
政府参考人
(文部科学省大臣官房文教
施設部長) 小田島 章君
政府参考人
(厚生労働省大臣官房審議
官) 中村 秀一君
政府参考人
(厚生労働省医政局長) 篠崎 英夫君
政府参考人
(厚生労働省老健局長) 堤 修三君
政府参考人
(経済産業省大臣官房審議
官) 吉海 正憲君
政府参考人
(国土交通省総合政策局長
) 岩村 敬君
政府参考人
(国土交通省都市・地域整
備局長) 澤井 英一君
政府参考人
(国土交通省道路局長) 大石 久和君
政府参考人
(国土交通省住宅局長) 三沢 真君
政府参考人
(国土交通省自動車交通局
長) 洞 駿君
政府参考人
(国土交通省海事局長) 安富 正文君
政府参考人
(国土交通省港湾局長) 川島 毅君
国土交通委員会専門員 福田 秀文君
—————————————
委員の異動
六月十二日
辞任 補欠選任
小里 貞利君 山本 公一君
松岡 利勝君 西川 公也君
松宮 勲君 岡下 信子君
吉川 貴盛君 森岡 正宏君
津川 祥吾君 中村 哲治君
平岡 秀夫君 山内 功君
前原 誠司君 松原 仁君
山岡 賢次君 山田 正彦君
大幡 基夫君 藤木 洋子君
二階 俊博君 西川太一郎君
同日
辞任 補欠選任
岡下 信子君 松宮 勲君
西川 公也君 松岡 利勝君
森岡 正宏君 吉川 貴盛君
山本 公一君 小里 貞利君
中村 哲治君 津川 祥吾君
松原 仁君 奥田 建君
山内 功君 平岡 秀夫君
山田 正彦君 山岡 賢次君
藤木 洋子君 大幡 基夫君
西川太一郎君 二階 俊博君
同日
辞任 補欠選任
奥田 建君 前原 誠司君
—————————————
六月十日
障害者対応のETCシステム導入に関する請願(小坂憲次君紹介)(第四四五四号)
同(根本匠君紹介)(第四四五五号)
同(増田敏男君紹介)(第四四五六号)
同(山内功君紹介)(第四六四三号)
公営住宅に関する請願(赤羽一嘉君紹介)(第四四五七号)
同(前原誠司君紹介)(第四四五八号)
同(山岡賢次君紹介)(第四四五九号)
気象事業の整備拡充に関する請願(井上和雄君紹介)(第四四六〇号)
同(一川保夫君紹介)(第四四六一号)
同(奥田建君紹介)(第四四六二号)
同(菅野哲雄君紹介)(第四四六三号)
同(今田保典君紹介)(第四四六四号)
同(佐々木秀典君紹介)(第四四六五号)
同(中津川博郷君紹介)(第四四六六号)
同(原陽子君紹介)(第四四六七号)
同(前原誠司君紹介)(第四四六八号)
同(松原仁君紹介)(第四四六九号)
同(山内惠子君紹介)(第四四七〇号)
同(菅野哲雄君紹介)(第四六四四号)
同(佐々木秀典君紹介)(第四六四五号)
同(白保台一君紹介)(第四六四六号)
同(瀬古由起子君紹介)(第四六四七号)
同(土肥隆一君紹介)(第四六四八号)
同(東門美津子君紹介)(第四六四九号)
同(平岡秀夫君紹介)(第四六五〇号)
同(山内惠子君紹介)(第四六五一号)
同月十一日
障害者対応のETCシステム導入に関する請願(小里貞利君紹介)(第四七八三号)
同(高市早苗君紹介)(第四九七八号)
同(山岡賢次君紹介)(第四九七九号)
同(石田真敏君紹介)(第五一一二号)
同(保利耕輔君紹介)(第五一一三号)
同(渡辺喜美君紹介)(第五一一四号)
公営住宅に関する請願(大幡基夫君紹介)(第四七八四号)
同(赤羽一嘉君紹介)(第四九八〇号)
気象事業の整備拡充に関する請願(大幡基夫君紹介)(第四七八五号)
同(菅野哲雄君紹介)(第四七八六号)
同(児玉健次君紹介)(第四七八七号)
同(佐々木秀典君紹介)(第四七八八号)
同(藤木洋子君紹介)(第四七八九号)
同(山内惠子君紹介)(第四七九〇号)
同(達増拓也君紹介)(第四九八一号)
同(山岡賢次君紹介)(第四九八二号)
同(津川祥吾君紹介)(第五一一五号)
国土交通省の地方整備局等の機構拡充及び職員増員に関する請願(川内博史君紹介)(第四九六五号)
同(五島正規君紹介)(第四九六六号)
同(牧野聖修君紹介)(第四九六七号)
同(荒井聰君紹介)(第五一一六号)
同(粟屋敏信君紹介)(第五一一七号)
同(石原健太郎君紹介)(第五一一八号)
同(植田至紀君紹介)(第五一一九号)
同(大島令子君紹介)(第五一二〇号)
同(金子哲夫君紹介)(第五一二一号)
同(鎌田さゆり君紹介)(第五一二二号)
同(古賀一成君紹介)(第五一二三号)
同(今田保典君紹介)(第五一二四号)
同(佐藤敬夫君紹介)(第五一二五号)
同(島聡君紹介)(第五一二六号)
同(中西績介君紹介)(第五一二七号)
同(楢崎欣弥君紹介)(第五一二八号)
同(葉山峻君紹介)(第五一二九号)
同(日野市朗君紹介)(第五一三〇号)
同(日森文尋君紹介)(第五一三一号)
同(山内惠子君紹介)(第五一三二号)
同(山村健君紹介)(第五一三三号)
働くルールを確立させ、建設労働者の雇用を守り、公共事業の生活・環境重視への転換に関する請願(川内博史君紹介)(第四九六八号)
同(桑原豊君紹介)(第四九六九号)
同(古賀一成君紹介)(第四九七〇号)
同(五島正規君紹介)(第四九七一号)
同(佐藤敬夫君紹介)(第四九七二号)
同(藤村修君紹介)(第四九七三号)
同(堀込征雄君紹介)(第四九七四号)
同(牧野聖修君紹介)(第四九七五号)
同(松本龍君紹介)(第四九七六号)
同(山岡賢次君紹介)(第四九七七号)
同(阿部知子君紹介)(第五一三四号)
同(荒井聰君紹介)(第五一三五号)
同(粟屋敏信君紹介)(第五一三六号)
同(石原健太郎君紹介)(第五一三七号)
同(鹿野道彦君紹介)(第五一三八号)
同(金子哲夫君紹介)(第五一三九号)
同(鎌田さゆり君紹介)(第五一四〇号)
同(五島正規君紹介)(第五一四一号)
同(後藤茂之君紹介)(第五一四二号)
同(今田保典君紹介)(第五一四三号)
同(島聡君紹介)(第五一四四号)
同(中川正春君紹介)(第五一四五号)
同(中西績介君紹介)(第五一四六号)
同(楢崎欣弥君紹介)(第五一四七号)
同(葉山峻君紹介)(第五一四八号)
同(日野市朗君紹介)(第五一四九号)
同(日森文尋君紹介)(第五一五〇号)
同(山内惠子君紹介)(第五一五一号)
同月十二日
気象事業の整備拡充に関する請願(塩川鉄也君紹介)(第五二四八号)
同(大谷信盛君紹介)(第五四一五号)
同(永井英慈君紹介)(第五四一六号)
同(後藤斎君紹介)(第五六一一号)
同(赤嶺政賢君紹介)(第五八四五号)
同(石井郁子君紹介)(第五八四六号)
同(小沢和秋君紹介)(第五八四七号)
同(大森猛君紹介)(第五八四八号)
同(木島日出夫君紹介)(第五八四九号)
同(穀田恵二君紹介)(第五八五〇号)
同(佐々木憲昭君紹介)(第五八五一号)
同(志位和夫君紹介)(第五八五二号)
同(塩川鉄也君紹介)(第五八五三号)
同(瀬古由起子君紹介)(第五八五四号)
同(中林よし子君紹介)(第五八五五号)
同(春名直章君紹介)(第五八五六号)
同(不破哲三君紹介)(第五八五七号)
同(松本善明君紹介)(第五八五八号)
同(矢島恒夫君紹介)(第五八五九号)
同(山口富男君紹介)(第五八六〇号)
同(吉井英勝君紹介)(第五八六一号)
国土交通省の地方整備局等の機構拡充及び職員増員に関する請願(岩國哲人君紹介)(第五二四九号)
同(後藤斎君紹介)(第五二五〇号)
同(平岡秀夫君紹介)(第五二五一号)
同(松本龍君紹介)(第五二五二号)
同(山田敏雅君紹介)(第五二五三号)
同(渡辺周君紹介)(第五二五四号)
同(井上和雄君紹介)(第五四一七号)
同(今野東君紹介)(第五四一八号)
同(近藤昭一君紹介)(第五四一九号)
同(佐々木秀典君紹介)(第五四二〇号)
同(筒井信隆君紹介)(第五四二一号)
同(中川智子君紹介)(第五四二二号)
同(池田元久君紹介)(第五六一二号)
同(奥田建君紹介)(第五六一三号)
同(北橋健治君紹介)(第五六一四号)
同(田中慶秋君紹介)(第五六一五号)
同(土井たか子君紹介)(第五六一六号)
同(山口わか子君紹介)(第五六一七号)
同(安住淳君紹介)(第五八六二号)
同(石井一君紹介)(第五八六三号)
同(大石正光君紹介)(第五八六四号)
同(菅野哲雄君紹介)(第五八六五号)
同(黄川田徹君紹介)(第五八六六号)
同(北川れん子君紹介)(第五八六七号)
同(釘宮磐君紹介)(第五八六八号)
同(徳田虎雄君紹介)(第五八六九号)
同(中村哲治君紹介)(第五八七〇号)
同(羽田孜君紹介)(第五八七一号)
同(前田雄吉君紹介)(第五八七二号)
働くルールを確立させ、建設労働者の雇用を守り、公共事業の生活・環境重視への転換に関する請願(阿部知子君紹介)(第五二五五号)
同(赤嶺政賢君紹介)(第五二五六号)
同(岩國哲人君紹介)(第五二五七号)
同(大幡基夫君紹介)(第五二五八号)
同(鹿野道彦君紹介)(第五二五九号)
同(木島日出夫君紹介)(第五二六〇号)
同(児玉健次君紹介)(第五二六一号)
同(穀田恵二君紹介)(第五二六二号)
同(佐々木憲昭君紹介)(第五二六三号)
同(塩川鉄也君紹介)(第五二六四号)
同(重野安正君紹介)(第五二六五号)
同(瀬古由起子君紹介)(第五二六六号)
同(中津川博郷君紹介)(第五二六七号)
同(中林よし子君紹介)(第五二六八号)
同(春名直章君紹介)(第五二六九号)
同(平岡秀夫君紹介)(第五二七〇号)
同(不破哲三君紹介)(第五二七一号)
同(細野豪志君紹介)(第五二七二号)
同(松本善明君紹介)(第五二七三号)
同(矢島恒夫君紹介)(第五二七四号)
同(山口富男君紹介)(第五二七五号)
同(山田敏雅君紹介)(第五二七六号)
同(山村健君紹介)(第五二七七号)
同(山元勉君紹介)(第五二七八号)
同(横光克彦君紹介)(第五二七九号)
同(井上和雄君紹介)(第五四二三号)
同(奥田建君紹介)(第五四二四号)
同(近藤昭一君紹介)(第五四二五号)
同(佐々木秀典君紹介)(第五四二六号)
同(筒井信隆君紹介)(第五四二七号)
同(永田寿康君紹介)(第五四二八号)
同(山元勉君紹介)(第五四二九号)
同(池田元久君紹介)(第五六一八号)
同(池坊保子君紹介)(第五六一九号)
同(江崎洋一郎君紹介)(第五六二〇号)
同(北橋健治君紹介)(第五六二一号)
同(鈴木淑夫君紹介)(第五六二二号)
同(田中慶秋君紹介)(第五六二三号)
同(土井たか子君紹介)(第五六二四号)
同(山口わか子君紹介)(第五六二五号)
同(安住淳君紹介)(第五八七三号)
同(石毛えい子君紹介)(第五八七四号)
同(一川保夫君紹介)(第五八七五号)
同(大石正光君紹介)(第五八七六号)
同(大谷信盛君紹介)(第五八七七号)
同(海江田万里君紹介)(第五八七八号)
同(菅野哲雄君紹介)(第五八七九号)
同(北川れん子君紹介)(第五八八〇号)
同(釘宮磐君紹介)(第五八八一号)
同(今田保典君紹介)(第五八八二号)
同(今野東君紹介)(第五八八三号)
同(徳田虎雄君紹介)(第五八八四号)
同(長浜博行君紹介)(第五八八五号)
同(羽田孜君紹介)(第五八八六号)
同(原口一博君紹介)(第五八八七号)
同(前田雄吉君紹介)(第五八八八号)
同(松沢成文君紹介)(第五八八九号)
同(松本龍君紹介)(第五八九〇号)
同(山元勉君紹介)(第五八九一号)
川辺川ダムの本体着工に関する請願(金子恭之君紹介)(第五四一三号)
川辺川ダム本体着工に関する請願(金子恭之君紹介)(第五四一四号)
障害者対応のETCシステム導入に関する請願(小渕優子君紹介)(第五六〇七号)
同(平井卓也君紹介)(第五六〇八号)
同(平岡秀夫君紹介)(第五六〇九号)
同(二田孝治君紹介)(第五六一〇号)
同(亀井静香君紹介)(第五八四二号)
同(釘宮磐君紹介)(第五八四三号)
同(佐藤謙一郎君紹介)(第五八四四号)
は本委員会に付託された。
—————————————
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
建築基準法等の一部を改正する法律案(内閣提出第五八号)(参議院送付)
高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第五九号)(参議院送付)
離島振興法の一部を改正する法律案起草の件
国土交通行政の基本施策に関する件
————◇—————
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出席委員
委員長 久保 哲司君
理事 木村 隆秀君 理事 実川 幸夫君
理事 橘 康太郎君 理事 林 幹雄君
理事 古賀 一成君 理事 細川 律夫君
理事 赤羽 一嘉君 理事 一川 保夫君
赤城 徳彦君 小里 貞利君
岡下 信子君 倉田 雅年君
菅 義偉君 田中 和徳君
高木 毅君 高橋 一郎君
谷田 武彦君 中馬 弘毅君
中本 太衛君 西川 公也君
菱田 嘉明君 福井 照君
二田 孝治君 堀之内久男君
松野 博一君 松宮 勲君
松本 和那君 森岡 正宏君
山本 公一君 吉川 貴盛君
阿久津幸彦君 井上 和雄君
大谷 信盛君 奥田 建君
今田 保典君 樽床 伸二君
津川 祥吾君 中村 哲治君
永井 英慈君 伴野 豊君
平岡 秀夫君 松原 仁君
山内 功君 高木 陽介君
山岡 賢次君 山田 正彦君
瀬古由起子君 藤木 洋子君
原 陽子君 保坂 展人君
西川太一郎君
…………………………………
国土交通大臣 扇 千景君
財務副大臣 尾辻 秀久君
経済産業副大臣 大島 慶久君
国土交通副大臣 佐藤 静雄君
国土交通副大臣 月原 茂皓君
国土交通大臣政務官 菅 義偉君
国土交通大臣政務官 高木 陽介君
政府特別補佐人
(公正取引委員会委員長) 根來 泰周君
政府参考人
(内閣府政策統括官) 坂 篤郎君
政府参考人
(警察庁刑事局長) 吉村 博人君
政府参考人
(警察庁交通局長) 属 憲夫君
政府参考人
(総務省自治行政局長) 芳山 達郎君
政府参考人
(総務省自治財政局長) 林 省吾君
政府参考人
(法務省刑事局長) 古田 佑紀君
政府参考人
(財務省大臣官房審議官) 石井 道遠君
政府参考人
(文部科学省大臣官房審議
官) 加茂川幸夫君
政府参考人
(文部科学省大臣官房文教
施設部長) 小田島 章君
政府参考人
(厚生労働省大臣官房審議
官) 中村 秀一君
政府参考人
(厚生労働省医政局長) 篠崎 英夫君
政府参考人
(厚生労働省老健局長) 堤 修三君
政府参考人
(経済産業省大臣官房審議
官) 吉海 正憲君
政府参考人
(国土交通省総合政策局長
) 岩村 敬君
政府参考人
(国土交通省都市・地域整
備局長) 澤井 英一君
政府参考人
(国土交通省道路局長) 大石 久和君
政府参考人
(国土交通省住宅局長) 三沢 真君
政府参考人
(国土交通省自動車交通局
長) 洞 駿君
政府参考人
(国土交通省海事局長) 安富 正文君
政府参考人
(国土交通省港湾局長) 川島 毅君
国土交通委員会専門員 福田 秀文君
—————————————
委員の異動
六月十二日
辞任 補欠選任
小里 貞利君 山本 公一君
松岡 利勝君 西川 公也君
松宮 勲君 岡下 信子君
吉川 貴盛君 森岡 正宏君
津川 祥吾君 中村 哲治君
平岡 秀夫君 山内 功君
前原 誠司君 松原 仁君
山岡 賢次君 山田 正彦君
大幡 基夫君 藤木 洋子君
二階 俊博君 西川太一郎君
同日
辞任 補欠選任
岡下 信子君 松宮 勲君
西川 公也君 松岡 利勝君
森岡 正宏君 吉川 貴盛君
山本 公一君 小里 貞利君
中村 哲治君 津川 祥吾君
松原 仁君 奥田 建君
山内 功君 平岡 秀夫君
山田 正彦君 山岡 賢次君
藤木 洋子君 大幡 基夫君
西川太一郎君 二階 俊博君
同日
辞任 補欠選任
奥田 建君 前原 誠司君
—————————————
六月十日
障害者対応のETCシステム導入に関する請願(小坂憲次君紹介)(第四四五四号)
同(根本匠君紹介)(第四四五五号)
同(増田敏男君紹介)(第四四五六号)
同(山内功君紹介)(第四六四三号)
公営住宅に関する請願(赤羽一嘉君紹介)(第四四五七号)
同(前原誠司君紹介)(第四四五八号)
同(山岡賢次君紹介)(第四四五九号)
気象事業の整備拡充に関する請願(井上和雄君紹介)(第四四六〇号)
同(一川保夫君紹介)(第四四六一号)
同(奥田建君紹介)(第四四六二号)
同(菅野哲雄君紹介)(第四四六三号)
同(今田保典君紹介)(第四四六四号)
同(佐々木秀典君紹介)(第四四六五号)
同(中津川博郷君紹介)(第四四六六号)
同(原陽子君紹介)(第四四六七号)
同(前原誠司君紹介)(第四四六八号)
同(松原仁君紹介)(第四四六九号)
同(山内惠子君紹介)(第四四七〇号)
同(菅野哲雄君紹介)(第四六四四号)
同(佐々木秀典君紹介)(第四六四五号)
同(白保台一君紹介)(第四六四六号)
同(瀬古由起子君紹介)(第四六四七号)
同(土肥隆一君紹介)(第四六四八号)
同(東門美津子君紹介)(第四六四九号)
同(平岡秀夫君紹介)(第四六五〇号)
同(山内惠子君紹介)(第四六五一号)
同月十一日
障害者対応のETCシステム導入に関する請願(小里貞利君紹介)(第四七八三号)
同(高市早苗君紹介)(第四九七八号)
同(山岡賢次君紹介)(第四九七九号)
同(石田真敏君紹介)(第五一一二号)
同(保利耕輔君紹介)(第五一一三号)
同(渡辺喜美君紹介)(第五一一四号)
公営住宅に関する請願(大幡基夫君紹介)(第四七八四号)
同(赤羽一嘉君紹介)(第四九八〇号)
気象事業の整備拡充に関する請願(大幡基夫君紹介)(第四七八五号)
同(菅野哲雄君紹介)(第四七八六号)
同(児玉健次君紹介)(第四七八七号)
同(佐々木秀典君紹介)(第四七八八号)
同(藤木洋子君紹介)(第四七八九号)
同(山内惠子君紹介)(第四七九〇号)
同(達増拓也君紹介)(第四九八一号)
同(山岡賢次君紹介)(第四九八二号)
同(津川祥吾君紹介)(第五一一五号)
国土交通省の地方整備局等の機構拡充及び職員増員に関する請願(川内博史君紹介)(第四九六五号)
同(五島正規君紹介)(第四九六六号)
同(牧野聖修君紹介)(第四九六七号)
同(荒井聰君紹介)(第五一一六号)
同(粟屋敏信君紹介)(第五一一七号)
同(石原健太郎君紹介)(第五一一八号)
同(植田至紀君紹介)(第五一一九号)
同(大島令子君紹介)(第五一二〇号)
同(金子哲夫君紹介)(第五一二一号)
同(鎌田さゆり君紹介)(第五一二二号)
同(古賀一成君紹介)(第五一二三号)
同(今田保典君紹介)(第五一二四号)
同(佐藤敬夫君紹介)(第五一二五号)
同(島聡君紹介)(第五一二六号)
同(中西績介君紹介)(第五一二七号)
同(楢崎欣弥君紹介)(第五一二八号)
同(葉山峻君紹介)(第五一二九号)
同(日野市朗君紹介)(第五一三〇号)
同(日森文尋君紹介)(第五一三一号)
同(山内惠子君紹介)(第五一三二号)
同(山村健君紹介)(第五一三三号)
働くルールを確立させ、建設労働者の雇用を守り、公共事業の生活・環境重視への転換に関する請願(川内博史君紹介)(第四九六八号)
同(桑原豊君紹介)(第四九六九号)
同(古賀一成君紹介)(第四九七〇号)
同(五島正規君紹介)(第四九七一号)
同(佐藤敬夫君紹介)(第四九七二号)
同(藤村修君紹介)(第四九七三号)
同(堀込征雄君紹介)(第四九七四号)
同(牧野聖修君紹介)(第四九七五号)
同(松本龍君紹介)(第四九七六号)
同(山岡賢次君紹介)(第四九七七号)
同(阿部知子君紹介)(第五一三四号)
同(荒井聰君紹介)(第五一三五号)
同(粟屋敏信君紹介)(第五一三六号)
同(石原健太郎君紹介)(第五一三七号)
同(鹿野道彦君紹介)(第五一三八号)
同(金子哲夫君紹介)(第五一三九号)
同(鎌田さゆり君紹介)(第五一四〇号)
同(五島正規君紹介)(第五一四一号)
同(後藤茂之君紹介)(第五一四二号)
同(今田保典君紹介)(第五一四三号)
同(島聡君紹介)(第五一四四号)
同(中川正春君紹介)(第五一四五号)
同(中西績介君紹介)(第五一四六号)
同(楢崎欣弥君紹介)(第五一四七号)
同(葉山峻君紹介)(第五一四八号)
同(日野市朗君紹介)(第五一四九号)
同(日森文尋君紹介)(第五一五〇号)
同(山内惠子君紹介)(第五一五一号)
同月十二日
気象事業の整備拡充に関する請願(塩川鉄也君紹介)(第五二四八号)
同(大谷信盛君紹介)(第五四一五号)
同(永井英慈君紹介)(第五四一六号)
同(後藤斎君紹介)(第五六一一号)
同(赤嶺政賢君紹介)(第五八四五号)
同(石井郁子君紹介)(第五八四六号)
同(小沢和秋君紹介)(第五八四七号)
同(大森猛君紹介)(第五八四八号)
同(木島日出夫君紹介)(第五八四九号)
同(穀田恵二君紹介)(第五八五〇号)
同(佐々木憲昭君紹介)(第五八五一号)
同(志位和夫君紹介)(第五八五二号)
同(塩川鉄也君紹介)(第五八五三号)
同(瀬古由起子君紹介)(第五八五四号)
同(中林よし子君紹介)(第五八五五号)
同(春名直章君紹介)(第五八五六号)
同(不破哲三君紹介)(第五八五七号)
同(松本善明君紹介)(第五八五八号)
同(矢島恒夫君紹介)(第五八五九号)
同(山口富男君紹介)(第五八六〇号)
同(吉井英勝君紹介)(第五八六一号)
国土交通省の地方整備局等の機構拡充及び職員増員に関する請願(岩國哲人君紹介)(第五二四九号)
同(後藤斎君紹介)(第五二五〇号)
同(平岡秀夫君紹介)(第五二五一号)
同(松本龍君紹介)(第五二五二号)
同(山田敏雅君紹介)(第五二五三号)
同(渡辺周君紹介)(第五二五四号)
同(井上和雄君紹介)(第五四一七号)
同(今野東君紹介)(第五四一八号)
同(近藤昭一君紹介)(第五四一九号)
同(佐々木秀典君紹介)(第五四二〇号)
同(筒井信隆君紹介)(第五四二一号)
同(中川智子君紹介)(第五四二二号)
同(池田元久君紹介)(第五六一二号)
同(奥田建君紹介)(第五六一三号)
同(北橋健治君紹介)(第五六一四号)
同(田中慶秋君紹介)(第五六一五号)
同(土井たか子君紹介)(第五六一六号)
同(山口わか子君紹介)(第五六一七号)
同(安住淳君紹介)(第五八六二号)
同(石井一君紹介)(第五八六三号)
同(大石正光君紹介)(第五八六四号)
同(菅野哲雄君紹介)(第五八六五号)
同(黄川田徹君紹介)(第五八六六号)
同(北川れん子君紹介)(第五八六七号)
同(釘宮磐君紹介)(第五八六八号)
同(徳田虎雄君紹介)(第五八六九号)
同(中村哲治君紹介)(第五八七〇号)
同(羽田孜君紹介)(第五八七一号)
同(前田雄吉君紹介)(第五八七二号)
働くルールを確立させ、建設労働者の雇用を守り、公共事業の生活・環境重視への転換に関する請願(阿部知子君紹介)(第五二五五号)
同(赤嶺政賢君紹介)(第五二五六号)
同(岩國哲人君紹介)(第五二五七号)
同(大幡基夫君紹介)(第五二五八号)
同(鹿野道彦君紹介)(第五二五九号)
同(木島日出夫君紹介)(第五二六〇号)
同(児玉健次君紹介)(第五二六一号)
同(穀田恵二君紹介)(第五二六二号)
同(佐々木憲昭君紹介)(第五二六三号)
同(塩川鉄也君紹介)(第五二六四号)
同(重野安正君紹介)(第五二六五号)
同(瀬古由起子君紹介)(第五二六六号)
同(中津川博郷君紹介)(第五二六七号)
同(中林よし子君紹介)(第五二六八号)
同(春名直章君紹介)(第五二六九号)
同(平岡秀夫君紹介)(第五二七〇号)
同(不破哲三君紹介)(第五二七一号)
同(細野豪志君紹介)(第五二七二号)
同(松本善明君紹介)(第五二七三号)
同(矢島恒夫君紹介)(第五二七四号)
同(山口富男君紹介)(第五二七五号)
同(山田敏雅君紹介)(第五二七六号)
同(山村健君紹介)(第五二七七号)
同(山元勉君紹介)(第五二七八号)
同(横光克彦君紹介)(第五二七九号)
同(井上和雄君紹介)(第五四二三号)
同(奥田建君紹介)(第五四二四号)
同(近藤昭一君紹介)(第五四二五号)
同(佐々木秀典君紹介)(第五四二六号)
同(筒井信隆君紹介)(第五四二七号)
同(永田寿康君紹介)(第五四二八号)
同(山元勉君紹介)(第五四二九号)
同(池田元久君紹介)(第五六一八号)
同(池坊保子君紹介)(第五六一九号)
同(江崎洋一郎君紹介)(第五六二〇号)
同(北橋健治君紹介)(第五六二一号)
同(鈴木淑夫君紹介)(第五六二二号)
同(田中慶秋君紹介)(第五六二三号)
同(土井たか子君紹介)(第五六二四号)
同(山口わか子君紹介)(第五六二五号)
同(安住淳君紹介)(第五八七三号)
同(石毛えい子君紹介)(第五八七四号)
同(一川保夫君紹介)(第五八七五号)
同(大石正光君紹介)(第五八七六号)
同(大谷信盛君紹介)(第五八七七号)
同(海江田万里君紹介)(第五八七八号)
同(菅野哲雄君紹介)(第五八七九号)
同(北川れん子君紹介)(第五八八〇号)
同(釘宮磐君紹介)(第五八八一号)
同(今田保典君紹介)(第五八八二号)
同(今野東君紹介)(第五八八三号)
同(徳田虎雄君紹介)(第五八八四号)
同(長浜博行君紹介)(第五八八五号)
同(羽田孜君紹介)(第五八八六号)
同(原口一博君紹介)(第五八八七号)
同(前田雄吉君紹介)(第五八八八号)
同(松沢成文君紹介)(第五八八九号)
同(松本龍君紹介)(第五八九〇号)
同(山元勉君紹介)(第五八九一号)
川辺川ダムの本体着工に関する請願(金子恭之君紹介)(第五四一三号)
川辺川ダム本体着工に関する請願(金子恭之君紹介)(第五四一四号)
障害者対応のETCシステム導入に関する請願(小渕優子君紹介)(第五六〇七号)
同(平井卓也君紹介)(第五六〇八号)
同(平岡秀夫君紹介)(第五六〇九号)
同(二田孝治君紹介)(第五六一〇号)
同(亀井静香君紹介)(第五八四二号)
同(釘宮磐君紹介)(第五八四三号)
同(佐藤謙一郎君紹介)(第五八四四号)
は本委員会に付託された。
—————————————
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
建築基準法等の一部を改正する法律案(内閣提出第五八号)(参議院送付)
高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出第五九号)(参議院送付)
離島振興法の一部を改正する法律案起草の件
国土交通行政の基本施策に関する件
————◇—————
久
久保哲司#1
○久保委員長 これより会議を開きます。
国土交通行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として国土交通省総合政策局長岩村敬君、都市・地域整備局長澤井英一君、道路局長大石久和君、自動車交通局長洞駿君、海事局長安富正文君、港湾局長川島毅君、内閣府政策統括官坂篤郎君、警察庁刑事局長吉村博人君、警察庁交通局長属憲夫君、総務省自治行政局長芳山達郎君、総務省自治財政局長林省吾君、法務省刑事局長古田佑紀君、財務省大臣官房審議官石井道遠君、厚生労働省大臣官房審議官中村秀一君、経済産業省大臣官房審議官吉海正憲君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →国土交通行政の基本施策に関する件について調査を進めます。
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として国土交通省総合政策局長岩村敬君、都市・地域整備局長澤井英一君、道路局長大石久和君、自動車交通局長洞駿君、海事局長安富正文君、港湾局長川島毅君、内閣府政策統括官坂篤郎君、警察庁刑事局長吉村博人君、警察庁交通局長属憲夫君、総務省自治行政局長芳山達郎君、総務省自治財政局長林省吾君、法務省刑事局長古田佑紀君、財務省大臣官房審議官石井道遠君、厚生労働省大臣官房審議官中村秀一君、経済産業省大臣官房審議官吉海正憲君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
久
久
松
松原仁#4
○松原委員 私は、民主党の松原仁であります。
きょうは、とりわけ日本の国の中で大きなパイというか大きな意味を持つ、島の問題につきまして、扇大臣ほか、御質問を申し上げたいと思っております。
御案内のとおり、我が国はまさに海洋国家でありまして、日本自体が四つの大きな島を中心にしてつくられている国と言って過言ではないわけであります。大小、有人無人のさまざまな島を入れますと、六千八百五十二という大変に大きな数の島から構成され、古来より、日本の場合は、島の恵みというものはたくさん受けているわけであります。例えば、いろいろな童謡にしても、海を題材にした歌もたくさんあるわけでございます。そうした、ある意味で日本は、昔から海洋国家というふうに位置づけていいのではないかと私は思っております。
そして、御案内のとおり、一九八六年に世界的な海洋分割時代に入りました。この海洋分割時代を受けまして、国連海洋法条約が批准されまして、排他的経済水域が二百海里に定められたわけであります。
この二百海里に排他的経済水域が広がりましたことによって、我が国は三十七万平方キロメートルの国土でありますが、この島々を入れる、いわゆる二百海里の日本の経済水域まで入れますと四百四十七万平方キロメートルという、世界で六番目という大変大きな海洋国家になってきたわけであります。将来的には、大陸棚三百五十海里自国管理時代というものもあり得るというふうな議論でありますので、そういたしますと、さらに日本のそういった資源の問題、広がりを、海洋フロンティアというものが現実味を帯びてくる時代になろうか、このように思うわけであります。
国土の十二倍、四百四十七万平方キロメートルという巨大な経済水域を持っている日本でありますから、我々の国がこれから繁栄をしていく、二十一世紀の人間にとってのフロンティアはどこだろうかという議論は昔からあるわけでありますが、宇宙というふうなことは前から言われておりましたが、なかなか宇宙までは一足飛びにはいかないだろうというふうになれば、海というものが日本にとっての、いや世界にとっての大きな大きなフロンティアになろうということは、目に見えているわけであります。
そういう大変なポテンシャルのある離島、四百四十七万平方キロメートルを支えているのは離島でありますから、このポテンシャルのある離島に関しての、未来への夢とフロンティアと希望という観点についての、大臣の御感想をお伺いいたしたいと思います。
この発言だけを見る →きょうは、とりわけ日本の国の中で大きなパイというか大きな意味を持つ、島の問題につきまして、扇大臣ほか、御質問を申し上げたいと思っております。
御案内のとおり、我が国はまさに海洋国家でありまして、日本自体が四つの大きな島を中心にしてつくられている国と言って過言ではないわけであります。大小、有人無人のさまざまな島を入れますと、六千八百五十二という大変に大きな数の島から構成され、古来より、日本の場合は、島の恵みというものはたくさん受けているわけであります。例えば、いろいろな童謡にしても、海を題材にした歌もたくさんあるわけでございます。そうした、ある意味で日本は、昔から海洋国家というふうに位置づけていいのではないかと私は思っております。
そして、御案内のとおり、一九八六年に世界的な海洋分割時代に入りました。この海洋分割時代を受けまして、国連海洋法条約が批准されまして、排他的経済水域が二百海里に定められたわけであります。
この二百海里に排他的経済水域が広がりましたことによって、我が国は三十七万平方キロメートルの国土でありますが、この島々を入れる、いわゆる二百海里の日本の経済水域まで入れますと四百四十七万平方キロメートルという、世界で六番目という大変大きな海洋国家になってきたわけであります。将来的には、大陸棚三百五十海里自国管理時代というものもあり得るというふうな議論でありますので、そういたしますと、さらに日本のそういった資源の問題、広がりを、海洋フロンティアというものが現実味を帯びてくる時代になろうか、このように思うわけであります。
国土の十二倍、四百四十七万平方キロメートルという巨大な経済水域を持っている日本でありますから、我々の国がこれから繁栄をしていく、二十一世紀の人間にとってのフロンティアはどこだろうかという議論は昔からあるわけでありますが、宇宙というふうなことは前から言われておりましたが、なかなか宇宙までは一足飛びにはいかないだろうというふうになれば、海というものが日本にとっての、いや世界にとっての大きな大きなフロンティアになろうということは、目に見えているわけであります。
そういう大変なポテンシャルのある離島、四百四十七万平方キロメートルを支えているのは離島でありますから、このポテンシャルのある離島に関しての、未来への夢とフロンティアと希望という観点についての、大臣の御感想をお伺いいたしたいと思います。
扇
扇千景#5
○扇国務大臣 おはようございます。
松原議員がおっしゃったように、ある意味で、言い方をかえれば、日本全部が島であると言っても過言ではないと。海洋王国日本という、王国という言葉も今やおかしくなるくらい、日本は、改めて、二十一世紀、日本のありよう、また日本として何ができるかというのを考え直さなきゃいけないという意味で、大変貴重な御提言であるし、また、今のお取り上げだろうと思っております。
今までの離島振興施策によりまして、離島地域におきましては各種の基盤整備が進められてまいりました。それは議員御存じのとおりでございます。生活環境等が改善されるなど、着実に成果は上がっております。
例えば水道の普及率一つとってみてもどうなんだろう。それは、昭和五十五年に約八八%近くあったものが、平成十年には約九七%と上がってきております。
国道とか県道とかの改良率、これは昭和五十五年には約二九%ありましたけれども、今、平成十一年度をとってみますと、約五三%に上がってきております。ただ、全国平均には及ばない。
また、人口約十万人当たりの常勤の医師、この数も、昭和五十五年度から平成十年まで考えてみますと、この間に一・七倍にしか増加していないという意味では、全国平均が一八七%ですから、これは一〇%という程度でございますので、離島の皆さんにとっては、常勤の医師の不足というものもまだまだ解消されていないと言えると思います。
平成十二年度における汚水の処理施設の準備等々を見ますと、全国の整備率が七一%でございますので、それに対して離島の整備率は大体一四%にとどまっている。
そういう意味では、今おっしゃったように、離島のこれからの問題は、まだまだ私たちの力不足といいますか、みんなで考えていかなければいけないという、大きな節目に来ていると私は思います。
離島の人口、おおむね五〇%に減少しているんですね。人口自体考えてみますと、五十五年、本当に、私たちの周りから見ますと、こんなに人口が減ってしまっていいんだろうかと思うくらい人口が減っているというのも事実でございます。昭和三十五年には約百一万七千人ぐらいいたものが、今は平成十二年で約五十万少しになっている。五〇%減っているということに対しては、離島の皆さんにとっては大変だろうと思っています。
また、一方、すぐれた自然環境を生かした振興策を行っている。御存じのとおり、例を挙げれば、鹿児島県の屋久島のような、私も手元に屋久島のヤクスギランドというのを持っておりますけれども、先生も御存じであろうと思いますけれども、こういうふうに、まさに離島、また水産業等々、島ならではの特性というものを我々はいかに大事にし、そして地域の特有の取り組み方がそれぞれあろうと思いますので、島の特性と、そして、人口が逆に高まっているという島もございます。
ですから、そういう意味で、今後とも離島地域の活性化に向けて、地域の主体的な取り組みを私たちは支援し、そして皆様と一緒にこれを保存していく大事な役目を担っていると思っております。
この発言だけを見る →松原議員がおっしゃったように、ある意味で、言い方をかえれば、日本全部が島であると言っても過言ではないと。海洋王国日本という、王国という言葉も今やおかしくなるくらい、日本は、改めて、二十一世紀、日本のありよう、また日本として何ができるかというのを考え直さなきゃいけないという意味で、大変貴重な御提言であるし、また、今のお取り上げだろうと思っております。
今までの離島振興施策によりまして、離島地域におきましては各種の基盤整備が進められてまいりました。それは議員御存じのとおりでございます。生活環境等が改善されるなど、着実に成果は上がっております。
例えば水道の普及率一つとってみてもどうなんだろう。それは、昭和五十五年に約八八%近くあったものが、平成十年には約九七%と上がってきております。
国道とか県道とかの改良率、これは昭和五十五年には約二九%ありましたけれども、今、平成十一年度をとってみますと、約五三%に上がってきております。ただ、全国平均には及ばない。
また、人口約十万人当たりの常勤の医師、この数も、昭和五十五年度から平成十年まで考えてみますと、この間に一・七倍にしか増加していないという意味では、全国平均が一八七%ですから、これは一〇%という程度でございますので、離島の皆さんにとっては、常勤の医師の不足というものもまだまだ解消されていないと言えると思います。
平成十二年度における汚水の処理施設の準備等々を見ますと、全国の整備率が七一%でございますので、それに対して離島の整備率は大体一四%にとどまっている。
そういう意味では、今おっしゃったように、離島のこれからの問題は、まだまだ私たちの力不足といいますか、みんなで考えていかなければいけないという、大きな節目に来ていると私は思います。
離島の人口、おおむね五〇%に減少しているんですね。人口自体考えてみますと、五十五年、本当に、私たちの周りから見ますと、こんなに人口が減ってしまっていいんだろうかと思うくらい人口が減っているというのも事実でございます。昭和三十五年には約百一万七千人ぐらいいたものが、今は平成十二年で約五十万少しになっている。五〇%減っているということに対しては、離島の皆さんにとっては大変だろうと思っています。
また、一方、すぐれた自然環境を生かした振興策を行っている。御存じのとおり、例を挙げれば、鹿児島県の屋久島のような、私も手元に屋久島のヤクスギランドというのを持っておりますけれども、先生も御存じであろうと思いますけれども、こういうふうに、まさに離島、また水産業等々、島ならではの特性というものを我々はいかに大事にし、そして地域の特有の取り組み方がそれぞれあろうと思いますので、島の特性と、そして、人口が逆に高まっているという島もございます。
ですから、そういう意味で、今後とも離島地域の活性化に向けて、地域の主体的な取り組みを私たちは支援し、そして皆様と一緒にこれを保存していく大事な役目を担っていると思っております。
松
松原仁#6
○松原委員 実は、次の質問でお尋ねしようと思っていた内容を踏み込んで御答弁をいただきまして、ありがとうございました。
離島振興法は、昭和二十八年度に、御案内のとおり、本土との格差是正を目指し施行されて、十年刻みで延長を繰り返し、今日に至っているわけであります。その間、国庫補助率のかさ上げによって、港湾、空港、今扇大臣がおっしゃいましたように、道路、学校、こういった、主に社会資本整備を中心に、着実に成果を上げてきたわけであります。
現在、それから五十年、今まさに節目の五十年を迎えておりますが、その半世紀を経ての離島振興法五十年の評価、御所見というものを今大臣から承ったというふうに私は理解をいたしております。
その中で私が申し上げたいことは、先ほど申し上げましたように、離島というのは、単に我々日本にとってのハンディキャップを持っている地域だ、何とかいろいろな格差を是正しなければいけない、いわゆる底上げを目指すというふうなことにとどまるのではなく、むしろ、これからの二百海里経済水域時代、将来的に大陸棚三百五十海里自己管理時代を迎え、離島というのは、逆に、本当にこれからの日本の経済、日本の夢、日本のロマン、日本のフロンティア、日本の未来の希望、日本のそういった将来に向かって大きな大きな可能性を秘めているんだ、そういうフロンティアであるということを、もちろん御認識いただいているとは思うんですが、ぜひともそういった御認識を、大臣の御指導、リーダーシップのもと、国土交通省庁内に徹底していただきたい、こういう思いを申し上げたわけでありまして、その夢の部分についての御所見をいただきたい。
この発言だけを見る →離島振興法は、昭和二十八年度に、御案内のとおり、本土との格差是正を目指し施行されて、十年刻みで延長を繰り返し、今日に至っているわけであります。その間、国庫補助率のかさ上げによって、港湾、空港、今扇大臣がおっしゃいましたように、道路、学校、こういった、主に社会資本整備を中心に、着実に成果を上げてきたわけであります。
現在、それから五十年、今まさに節目の五十年を迎えておりますが、その半世紀を経ての離島振興法五十年の評価、御所見というものを今大臣から承ったというふうに私は理解をいたしております。
その中で私が申し上げたいことは、先ほど申し上げましたように、離島というのは、単に我々日本にとってのハンディキャップを持っている地域だ、何とかいろいろな格差を是正しなければいけない、いわゆる底上げを目指すというふうなことにとどまるのではなく、むしろ、これからの二百海里経済水域時代、将来的に大陸棚三百五十海里自己管理時代を迎え、離島というのは、逆に、本当にこれからの日本の経済、日本の夢、日本のロマン、日本のフロンティア、日本の未来の希望、日本のそういった将来に向かって大きな大きな可能性を秘めているんだ、そういうフロンティアであるということを、もちろん御認識いただいているとは思うんですが、ぜひともそういった御認識を、大臣の御指導、リーダーシップのもと、国土交通省庁内に徹底していただきたい、こういう思いを申し上げたわけでありまして、その夢の部分についての御所見をいただきたい。
扇
扇千景#7
○扇国務大臣 これは、一つ一つ島の特徴等々を挙げていれば時間がございませんから、松原議員御存じのとおりでございますけれども、一つだけ事例を挙げさせていただきます。
私、兵庫県出身なものですから、私の周りにも島がたくさんございます。兵庫県の坊勢島という島がございます。これは、さまざまな漁法を使って多岐にわたる魚類を水揚げしているんですけれども、漁業の生産が大変安定しておりまして、組合では、平成三年に五百六十六人だったのが、平成十一年では六百人にふえているんですね。人口も四・九%ふえている。また、観光客の推移も、四一六・六%と驚異的な伸びを示しているんですね。一例でございますけれども、こういう特徴のある島。
先ほど申しましたように、島によっては人口が五〇%減っているところもございます。また、高齢化も進んでおりますけれども、逆に、島の特徴を生かして、これほど人口もふえ、なおかつ観光客が他に見られないような増加をしている、そういうものもございます。
冒頭に松原議員がおっしゃったように、海洋国日本ということを考えれば、そういう意味でも、皆さんが安心して島に住み、島に来、そして島を大事にするということで、今回も、昨年来の不審船問題も、皆さん方が安心して漁業をし、そして皆さん方が安心して島に来てくださる、そういうことを大事にするためにも、真剣に不審船問題にも取り組んでいるというのも、国民の皆さんの安全、安心と、そして島の発展のためには、我々海上保安庁が果たす役割は大きいと思って、ますます皆さん方に、安心して島に働き、島の特徴を生かし、観光客を誘致していただくという、私は大事なことだと思っております。
この発言だけを見る →私、兵庫県出身なものですから、私の周りにも島がたくさんございます。兵庫県の坊勢島という島がございます。これは、さまざまな漁法を使って多岐にわたる魚類を水揚げしているんですけれども、漁業の生産が大変安定しておりまして、組合では、平成三年に五百六十六人だったのが、平成十一年では六百人にふえているんですね。人口も四・九%ふえている。また、観光客の推移も、四一六・六%と驚異的な伸びを示しているんですね。一例でございますけれども、こういう特徴のある島。
先ほど申しましたように、島によっては人口が五〇%減っているところもございます。また、高齢化も進んでおりますけれども、逆に、島の特徴を生かして、これほど人口もふえ、なおかつ観光客が他に見られないような増加をしている、そういうものもございます。
冒頭に松原議員がおっしゃったように、海洋国日本ということを考えれば、そういう意味でも、皆さんが安心して島に住み、島に来、そして島を大事にするということで、今回も、昨年来の不審船問題も、皆さん方が安心して漁業をし、そして皆さん方が安心して島に来てくださる、そういうことを大事にするためにも、真剣に不審船問題にも取り組んでいるというのも、国民の皆さんの安全、安心と、そして島の発展のためには、我々海上保安庁が果たす役割は大きいと思って、ますます皆さん方に、安心して島に働き、島の特徴を生かし、観光客を誘致していただくという、私は大事なことだと思っております。
松
松原仁#8
○松原委員 全く非常に大事なポイントで、安全保障という問題も次に尋ねようと思っていたわけでありますが、どちらにしても、本土から隔絶された島においてはいろいろなハンディがある。医療、福祉、教育、雇用などの機会のハンディ、また、最近はIT社会ということで、デジタルデバイドという格差も生じている。
一方において、先ほど大臣がおっしゃったように、日本の人口は、昭和三十五年から平成十二年の四十年の間で三千万人ふえております。その間、島の人口は、百一万六千九百人から五十万八千人へと約半減をしているということであります。高齢者の比率を見ても、離島は、平成七年で二五・二%、十二年で三〇%。全国では、平均が平成七年の一四・五%が、平成十二年の一七・三%。
つまり、本当にいろいろな意味でハンディキャップを解消するための離島振興法が施行され、具体的な努力はされてきたけれども、現実にそのことによって社会資本整備は進んだ、しかしながら、本当の振興に十全に寄与しているかといえば、必要条件は満たした、しかしながら、まだまだそれが必要条件にとまっているのではないか、こういうふうに思っているわけであります。
都市・地域整備局長、簡単に御答弁をこの点についてお願いいたします。
この発言だけを見る →一方において、先ほど大臣がおっしゃったように、日本の人口は、昭和三十五年から平成十二年の四十年の間で三千万人ふえております。その間、島の人口は、百一万六千九百人から五十万八千人へと約半減をしているということであります。高齢者の比率を見ても、離島は、平成七年で二五・二%、十二年で三〇%。全国では、平均が平成七年の一四・五%が、平成十二年の一七・三%。
つまり、本当にいろいろな意味でハンディキャップを解消するための離島振興法が施行され、具体的な努力はされてきたけれども、現実にそのことによって社会資本整備は進んだ、しかしながら、本当の振興に十全に寄与しているかといえば、必要条件は満たした、しかしながら、まだまだそれが必要条件にとまっているのではないか、こういうふうに思っているわけであります。
都市・地域整備局長、簡単に御答弁をこの点についてお願いいたします。
澤
澤井英一#9
○澤井政府参考人 人口の減少でございますが、これは先生御承知と思いますけれども、主たる要因としては、離島に高等教育機会が少ない、あるいは雇用機会が少ないということが常に指摘されているわけであります。
ちなみに、平成十二年三月に離島の中学校を卒業した若者のうち、就職と進学を合わせまして、三分の一が島外に出ております。また、高校の卒業者については、同じく進学者と就職者を合わせますと、三分の二がその時期に島外に出るというのが実態でございます。
ただ、こういったことで、総じて人口の減少あるいは高齢化が進んでおりますが、大臣もただいま答弁なさいましたように、すぐれた自然環境など、地域固有の資源を生かして元気にやっているところも出始めてきている。それが人口の増加に転じるような、そういう数字にも出てきているという現実が今ございますので、私ども、そういった動きをさらに加速するような、地域の実情に応じた支援をこれからしていかなければいけない、そういう段階にあるというふうに認識をしております。
この発言だけを見る →ちなみに、平成十二年三月に離島の中学校を卒業した若者のうち、就職と進学を合わせまして、三分の一が島外に出ております。また、高校の卒業者については、同じく進学者と就職者を合わせますと、三分の二がその時期に島外に出るというのが実態でございます。
ただ、こういったことで、総じて人口の減少あるいは高齢化が進んでおりますが、大臣もただいま答弁なさいましたように、すぐれた自然環境など、地域固有の資源を生かして元気にやっているところも出始めてきている。それが人口の増加に転じるような、そういう数字にも出てきているという現実が今ございますので、私ども、そういった動きをさらに加速するような、地域の実情に応じた支援をこれからしていかなければいけない、そういう段階にあるというふうに認識をしております。
松
松原仁#10
○松原委員 そういう人口がふえる島も出てくる。当然大事なことだと思っておりますが、全体の中でそれをどういうふうに戦略的にやるかという、その全体のフレームワークもぜひ検討していただきたいと思うわけであります。
ここで私が言いたいのは、現実にはそうやって人口が、本土が三千万ふえているのに、百万が五十万になったとか、こういうことは数字としてもきちっととらえていかなければいけない。そういう中で、我々は、従来から離島振興法を延長しながらやってきましたが、これはこれで尊重しながらも、新しい角度から、さらに新しいインパクトのある離島振興というものを考えていかなければいけない時期に入っているだろう。
言葉をかえて言えば、ハードからソフトへと。ハードの離島振興は離島振興としてこれは十全にやっていかなきゃいかぬ。しかしながら、それだけにとどまるのでは不十分であって、やはりソフトの部分における離島振興というインパクトのある政策が求められるだろうというふうに思っているわけであります。
冒頭申し上げましたように、離島は大変な水産資源を持っている。水産資源だけではなくて、天然資源も含まれております。天然ガスは日本の百年分の消費量と言われる、いや、もっととも言われております。メタンハイドレートを初め、さまざまな海洋資源が存在しているわけであります。
メタンハイドレートは、先般、カナダの方で、ある種実用化への緒がついたということでありますが、一方においては、まだまだなかなかそれはできない、こういうふうな議論もあります。
しかし、今のさまざまな、そういった意味でのアカデミックな技術革新、これは、例えば二十年後にしかメタンハイドレートは実用化されないだろうというふうに予想されていても、予想を大きくたがって、それが十年とか七年とか、そういった時間の大変短い中で現実化する可能性はあるだろうというふうに私は思っております。
そういうふうな大変な資源を持っている、いわゆる二百海里の中であります。その島々の役割というのは、そういった大変な日本における経済的な資源、日本の国におけるフロンティアを提供するだけではなくて、今大臣おっしゃったように、例えば領土、領空、領海、この保全管理をする先兵としての役割も島は担っているというふうに私は思うわけでありまして、そういった意味では、自衛隊、海上保安庁の活動拠点も多く存在している。
例えば、日本に麻薬が随分と入ってきているわけでありますが、これなども、新聞によりますと、海洋投棄されたのを日本から行ったどこかの船が引っ張ってきて、日本国内で売ろうとしているとかしていないとか、こういうふうな話もあるわけで、そういったときのことを考えても、海というのは、すべての意味において日本の重要な拠点になっていくというわけであります。
まさに、国家の経済上、また国家の安全保障上、大変に重要な役割を離島は担っているというふうに思うわけでありまして、その部分から、従来のいわゆる格差是正という観点とは別の観点からさらなる予算上の措置も考えるべきだというふうに思いますが、都市・地域整備局長の御認識をお伺いいたします。
この発言だけを見る →ここで私が言いたいのは、現実にはそうやって人口が、本土が三千万ふえているのに、百万が五十万になったとか、こういうことは数字としてもきちっととらえていかなければいけない。そういう中で、我々は、従来から離島振興法を延長しながらやってきましたが、これはこれで尊重しながらも、新しい角度から、さらに新しいインパクトのある離島振興というものを考えていかなければいけない時期に入っているだろう。
言葉をかえて言えば、ハードからソフトへと。ハードの離島振興は離島振興としてこれは十全にやっていかなきゃいかぬ。しかしながら、それだけにとどまるのでは不十分であって、やはりソフトの部分における離島振興というインパクトのある政策が求められるだろうというふうに思っているわけであります。
冒頭申し上げましたように、離島は大変な水産資源を持っている。水産資源だけではなくて、天然資源も含まれております。天然ガスは日本の百年分の消費量と言われる、いや、もっととも言われております。メタンハイドレートを初め、さまざまな海洋資源が存在しているわけであります。
メタンハイドレートは、先般、カナダの方で、ある種実用化への緒がついたということでありますが、一方においては、まだまだなかなかそれはできない、こういうふうな議論もあります。
しかし、今のさまざまな、そういった意味でのアカデミックな技術革新、これは、例えば二十年後にしかメタンハイドレートは実用化されないだろうというふうに予想されていても、予想を大きくたがって、それが十年とか七年とか、そういった時間の大変短い中で現実化する可能性はあるだろうというふうに私は思っております。
そういうふうな大変な資源を持っている、いわゆる二百海里の中であります。その島々の役割というのは、そういった大変な日本における経済的な資源、日本の国におけるフロンティアを提供するだけではなくて、今大臣おっしゃったように、例えば領土、領空、領海、この保全管理をする先兵としての役割も島は担っているというふうに私は思うわけでありまして、そういった意味では、自衛隊、海上保安庁の活動拠点も多く存在している。
例えば、日本に麻薬が随分と入ってきているわけでありますが、これなども、新聞によりますと、海洋投棄されたのを日本から行ったどこかの船が引っ張ってきて、日本国内で売ろうとしているとかしていないとか、こういうふうな話もあるわけで、そういったときのことを考えても、海というのは、すべての意味において日本の重要な拠点になっていくというわけであります。
まさに、国家の経済上、また国家の安全保障上、大変に重要な役割を離島は担っているというふうに思うわけでありまして、その部分から、従来のいわゆる格差是正という観点とは別の観点からさらなる予算上の措置も考えるべきだというふうに思いますが、都市・地域整備局長の御認識をお伺いいたします。
澤
澤井英一#11
○澤井政府参考人 ただいま仰せの離島の存在によりまして、経済的にも、国土の安全の上でも、また、おっしゃるような海洋資源の利用の拠点、さらには、大変豊かな自然環境を有する地域も多いわけでありまして、そういった自然環境の保全等、さまざまな面で離島が国家的な意味で果たす役割は大きいと私どもも考えております。そうした意味で、そうした離島の振興を図るという意味合いも、そうした光を当てながらこれから進めていくということだと思いますが、結局は、先ほど来申し上げておりますような、意欲のある取り組みというものをさらに大きく育てていくということにつながっていくのではないかと思っております。
我々、これまでも、ハード事業に加えまして、さまざまなソフトな取り組みにもいろいろな支援をしてまいりましたけれども、これからも地域の取り組みをよく見て、必要な支援の拡充に努めてまいりたいというふうに考えている次第でございます。
この発言だけを見る →我々、これまでも、ハード事業に加えまして、さまざまなソフトな取り組みにもいろいろな支援をしてまいりましたけれども、これからも地域の取り組みをよく見て、必要な支援の拡充に努めてまいりたいというふうに考えている次第でございます。
松
松原仁#12
○松原委員 そういった取り組みをぜひやっていただきたい。
ソフト面というものの振興策になるわけであります。今大臣がおっしゃいましたように、ソフト面では、島の、これは議論としてあるのは、安らぎ、くつろぎ、いやしの空間としての島を大事にしよう、もしくは学びの場として、生活の知恵を、伝統文化や地域文化、そういったものを、子供たちを含めて我々日本人がもう一回学ぶ場としてそれをやっていったらどうだろうか。また、例えば環境を生かした風力発電、地熱発電、太陽光発電などの研究、また、空き缶を回収するためのデポジット制度等も、まず島で実験的に成功させていったらどうだろうか。こういうふうな議論もあるわけでありますが、これは着実に進んでいると思うわけであります。
しかし、これをさらに進めるためには、各島々がそれぞれの島の特性を生かし、事業を行う際には格別の支援を講ずるべきというふうに思いますが、また、それが既になされているのであれば、そういった事例も含め、地域整備局長に御質問いたします。
この発言だけを見る →ソフト面というものの振興策になるわけであります。今大臣がおっしゃいましたように、ソフト面では、島の、これは議論としてあるのは、安らぎ、くつろぎ、いやしの空間としての島を大事にしよう、もしくは学びの場として、生活の知恵を、伝統文化や地域文化、そういったものを、子供たちを含めて我々日本人がもう一回学ぶ場としてそれをやっていったらどうだろうか。また、例えば環境を生かした風力発電、地熱発電、太陽光発電などの研究、また、空き缶を回収するためのデポジット制度等も、まず島で実験的に成功させていったらどうだろうか。こういうふうな議論もあるわけでありますが、これは着実に進んでいると思うわけであります。
しかし、これをさらに進めるためには、各島々がそれぞれの島の特性を生かし、事業を行う際には格別の支援を講ずるべきというふうに思いますが、また、それが既になされているのであれば、そういった事例も含め、地域整備局長に御質問いたします。
澤
澤井英一#13
○澤井政府参考人 ただいま幾つかのお話がございましたけれども、一つには、やはり離島が、今までの認識では、大変厳しい自然条件あるいは地理的条件のもとに置かれているということで、その不利な条件をいかに克服していくかという発想でいろいろな支援をしてきたわけでありますが、最近、具体的な離島の取り組みも含めまして見てみますと、むしろ、そうした厳しい条件を別の面から見ると離島の優位性であるというふうにとらえ直して、これをさらに拡大していくという動きが出てきておりますし、また、国の支援においてもそうした支援が相当ふえてきていると思います。
その代表例が今先生仰せの風力発電のようなものだと思いますが、特に離島では台風の常襲地帯であるところも多くて、大変風速が大きくなる。例えば、五十メーター、六十メーターという風速になることもしばしばある。そういった中で、今まで以上に、例えば、強い風にも耐えられるような風力発電の技術開発というようなことも今一番先端では進められているというふうに承知しております。
そのような意味で、ある意味では逆転の発想といいますか、不利な条件を優位性ととらえ直して支援していくというような、思い切った発想の転換も必要じゃないかというふうに思っております。
この発言だけを見る →その代表例が今先生仰せの風力発電のようなものだと思いますが、特に離島では台風の常襲地帯であるところも多くて、大変風速が大きくなる。例えば、五十メーター、六十メーターという風速になることもしばしばある。そういった中で、今まで以上に、例えば、強い風にも耐えられるような風力発電の技術開発というようなことも今一番先端では進められているというふうに承知しております。
そのような意味で、ある意味では逆転の発想といいますか、不利な条件を優位性ととらえ直して支援していくというような、思い切った発想の転換も必要じゃないかというふうに思っております。
松
松原仁#14
○松原委員 昔、ひところディスカバー・ジャパンという言葉が随分はやったことがあります。日本再発見ということで、どこかの旅行会社を中心にやったのかもしれませんが、私は、やはりこの離島というのは日本の今の社会の中において大きなインパクトを持っている、離島自体が、このように思っているんです。
一つは、先ほど言いましたように、先ほど扇大臣は海洋王国と、私はそういった思いであっていいと思うんです。王国という響きはいろいろな意味にとられますが、海洋王国なんだと。日本は世界に冠たる海洋王国でありまして、この島々からいきますと、日本は世界の第六位、一部七位という議論もありますが、我々の領有権を考えると六位というふうに思っているわけでありますが、六位のいわゆる世界の大海洋国家であります。したがって、そこに夢もロマンもあると。
日本人が最近どうもそういった夢やロマンがないんじゃないかという議論があるけれども、離島の海洋資源、四百四十七万平方キロメートルというのは、十分に夢やロマンやフロンティアを語るに足る面積だろうというふうに思っております。また、そこには日本古来の文化が、例えば都市部においては失われてしまったような文化が、その離島の地においてはいまだに根づいている。離島に行くことによって我々日本人は日本人のルーツを逆に発見することもできるだろう。これがディスカバー・ジャパンであります。
ある意味でディスカバー・ジャパンは、そういったフロンティアとしての離島、例えばメタンハイドレートのような資源も含む離島、そして同時に、そこに行くと、日本の文化をもう一回我々は知って、我々のアイデンティティーを確立できる離島、そういう意味で離島というのは大きな意味を持っている、このように思うわけでありまして、そういう離島というものに関して、国土交通省としては格別の、やはり従来の格差是正だけではない、もっとインパクトのある行動をしていくべきだと思いますが、大臣の御所見をお伺いいたします。
この発言だけを見る →一つは、先ほど言いましたように、先ほど扇大臣は海洋王国と、私はそういった思いであっていいと思うんです。王国という響きはいろいろな意味にとられますが、海洋王国なんだと。日本は世界に冠たる海洋王国でありまして、この島々からいきますと、日本は世界の第六位、一部七位という議論もありますが、我々の領有権を考えると六位というふうに思っているわけでありますが、六位のいわゆる世界の大海洋国家であります。したがって、そこに夢もロマンもあると。
日本人が最近どうもそういった夢やロマンがないんじゃないかという議論があるけれども、離島の海洋資源、四百四十七万平方キロメートルというのは、十分に夢やロマンやフロンティアを語るに足る面積だろうというふうに思っております。また、そこには日本古来の文化が、例えば都市部においては失われてしまったような文化が、その離島の地においてはいまだに根づいている。離島に行くことによって我々日本人は日本人のルーツを逆に発見することもできるだろう。これがディスカバー・ジャパンであります。
ある意味でディスカバー・ジャパンは、そういったフロンティアとしての離島、例えばメタンハイドレートのような資源も含む離島、そして同時に、そこに行くと、日本の文化をもう一回我々は知って、我々のアイデンティティーを確立できる離島、そういう意味で離島というのは大きな意味を持っている、このように思うわけでありまして、そういう離島というものに関して、国土交通省としては格別の、やはり従来の格差是正だけではない、もっとインパクトのある行動をしていくべきだと思いますが、大臣の御所見をお伺いいたします。
扇
扇千景#15
○扇国務大臣 これまでの離島振興、少なくとも、公共工事、公共投資というものが私は主であったと思っております。けれども、今松原議員がおっしゃるように、ハードからソフトへ、私はそういう時期に来ていると思いますし、それぞれの離島もそれぞれの知恵を働かせております。そういう意味では、いま一押し、国民が離島に対しての愛情を持った支援をしていかなければいけないと思っております。
また、例を挙げさせていただきますと、松原議員も御存じかもしれませんけれども、例えば北海道の礼文島というところで、少なくとも皆さんが北海道のあのホッケを、開きのホッケというので、ホッケを全部で作業して、みんなで新しい産業を起こそうというような、今までの、とるだけとは違ったことも起こし始めている。また、新潟県の佐渡島では、全国の離島子供サミットも開かれた。こういう新しい、離島に対する、年齢を低年齢にも下げた、皆さんが離島の重みというものを知ろうという子供サミットまで佐渡島で開かれている。
そういうようなことを考えますと、少なくとも、それぞれの離島の皆さん方が、今松原議員がおっしゃったように、大人も子供も日本の離島の重要性というものを、そして、公共工事だけに頼らない、その島々の特性を生かしたソフトの面でも、私たちは、今後世界に発信するお手伝いと、そして、よりその振興が図られることを支援していかなければならないと思っております。
この発言だけを見る →また、例を挙げさせていただきますと、松原議員も御存じかもしれませんけれども、例えば北海道の礼文島というところで、少なくとも皆さんが北海道のあのホッケを、開きのホッケというので、ホッケを全部で作業して、みんなで新しい産業を起こそうというような、今までの、とるだけとは違ったことも起こし始めている。また、新潟県の佐渡島では、全国の離島子供サミットも開かれた。こういう新しい、離島に対する、年齢を低年齢にも下げた、皆さんが離島の重みというものを知ろうという子供サミットまで佐渡島で開かれている。
そういうようなことを考えますと、少なくとも、それぞれの離島の皆さん方が、今松原議員がおっしゃったように、大人も子供も日本の離島の重要性というものを、そして、公共工事だけに頼らない、その島々の特性を生かしたソフトの面でも、私たちは、今後世界に発信するお手伝いと、そして、よりその振興が図られることを支援していかなければならないと思っております。
松
松原仁#16
○松原委員 個々の島の努力は当然、それを後押しし、期待をしていかなければいけません。しかしながら、今大臣もおっしゃった、全体のソフト化という問題、ぜひとも検討していかなければいけないと思います。
例えば、内外の価格差というのがありまして、内地であればガソリンが今百円を切るぐらいの値段でありますが、小笠原に行きますと二百円近い値段がしている。消費税五%といたしますと、一リットルのガソリンを買うのに百円だと消費税は五円ですね。二百円だと十円です。だから、価格に対しては同じ五%でありますが、一リットルは一リットルです。あっちの小笠原でガソリンを一リットル売ると、本土の二リットル分は走りますよというガソリンはないわけでありまして、そうすると、同じ一リットルで二倍の十円の税金を払う、こういうことも価格差の中に存在しているということを我々はまず認識しなければいけない。
時間も非常に少なくなってまいりましたので、まとめて質問いたします。
大臣は、女優としても、また政治家としても大変なキャリアを持っておられ、何度も公務やプライベートで海外にいらっしゃっていると思います。そこで、外国のいろいろな島に行って、いわゆる政策、消費税等を含む優遇策というものを感じたことがあると思うんですね。これも触れていただきたい。
そして、実は、離島振興について超党派の議員が集まって勉強会を重ねることがございました。そのときのある講師が、ヨーロッパの島々は大変元気があると。
例えば、フランスのコルシカ島。コルシカ島というのは、あのナポレオン・ボナパルト、フランス革命の最終ランナーとしてあられた、あのナポレオンが生まれた島で有名でありますが、このコルシカ島、一九五七年以降、同島の経済振興のためにフランスが、自立支援のため毎年数億フランの予算を投じ、公共事業による農業と観光業の振興を図った。日本は一九五三年から離島振興法でやっているわけでありますから、日本におくれること四年目であります。四十年に及ぶ事業展開にもかかわらず、農業、観光ともに不振を続けた。
そこで、公共事業の有限性に気づいたフランス政府は、国民会議は、ついに政策を大転換した。一九九五年、コルシカ島に対する税制を大幅に改正し、TVA、付加価値税を、ほとんどの物品・サービス、本土の半分以下に設定した。その他税金に対しても超軽減税率を適用し、相続税は定住推奨のために免税した。こういった大転換をすることによってコルシカは大変に成功したということで、しばしば紹介をされているわけであります。同じような事例は、例えばジャージー島やマン島やギリシャのロードス島にもあるというふうな話でもありますが。
私は、それぞれの島の努力は努力として必要だろう。しかし、先ほど私はガソリンのことを言いました。百円と二百円で、同じ一リットルで五円と十円の税金だ。こういったことも含めたときに、逆に、我々は、こういう消費税税率の軽減や揮発油税の軽減、そういう税の部分によって、公共事業投資とはまた別の、いわゆるそのことによってその地域の活性化を目指す。それを島に対して行うだけの整合性が、特に四百四十七万平方キロメートルの大海洋時代、海洋王国日本を目指す上では、それは極めて国民の理解を得られる論議ではないかというふうに私は思っているんです。
これは、大臣の思いを私はお伺いしたいんです。これは、具体的に税制をどうだとかという細かい議論ではなくて、大臣としてはそういうことも必要だろうというふうにお考えだと思うので、率直な大臣の御所見、思い、熱意をお聞かせください。
この発言だけを見る →例えば、内外の価格差というのがありまして、内地であればガソリンが今百円を切るぐらいの値段でありますが、小笠原に行きますと二百円近い値段がしている。消費税五%といたしますと、一リットルのガソリンを買うのに百円だと消費税は五円ですね。二百円だと十円です。だから、価格に対しては同じ五%でありますが、一リットルは一リットルです。あっちの小笠原でガソリンを一リットル売ると、本土の二リットル分は走りますよというガソリンはないわけでありまして、そうすると、同じ一リットルで二倍の十円の税金を払う、こういうことも価格差の中に存在しているということを我々はまず認識しなければいけない。
時間も非常に少なくなってまいりましたので、まとめて質問いたします。
大臣は、女優としても、また政治家としても大変なキャリアを持っておられ、何度も公務やプライベートで海外にいらっしゃっていると思います。そこで、外国のいろいろな島に行って、いわゆる政策、消費税等を含む優遇策というものを感じたことがあると思うんですね。これも触れていただきたい。
そして、実は、離島振興について超党派の議員が集まって勉強会を重ねることがございました。そのときのある講師が、ヨーロッパの島々は大変元気があると。
例えば、フランスのコルシカ島。コルシカ島というのは、あのナポレオン・ボナパルト、フランス革命の最終ランナーとしてあられた、あのナポレオンが生まれた島で有名でありますが、このコルシカ島、一九五七年以降、同島の経済振興のためにフランスが、自立支援のため毎年数億フランの予算を投じ、公共事業による農業と観光業の振興を図った。日本は一九五三年から離島振興法でやっているわけでありますから、日本におくれること四年目であります。四十年に及ぶ事業展開にもかかわらず、農業、観光ともに不振を続けた。
そこで、公共事業の有限性に気づいたフランス政府は、国民会議は、ついに政策を大転換した。一九九五年、コルシカ島に対する税制を大幅に改正し、TVA、付加価値税を、ほとんどの物品・サービス、本土の半分以下に設定した。その他税金に対しても超軽減税率を適用し、相続税は定住推奨のために免税した。こういった大転換をすることによってコルシカは大変に成功したということで、しばしば紹介をされているわけであります。同じような事例は、例えばジャージー島やマン島やギリシャのロードス島にもあるというふうな話でもありますが。
私は、それぞれの島の努力は努力として必要だろう。しかし、先ほど私はガソリンのことを言いました。百円と二百円で、同じ一リットルで五円と十円の税金だ。こういったことも含めたときに、逆に、我々は、こういう消費税税率の軽減や揮発油税の軽減、そういう税の部分によって、公共事業投資とはまた別の、いわゆるそのことによってその地域の活性化を目指す。それを島に対して行うだけの整合性が、特に四百四十七万平方キロメートルの大海洋時代、海洋王国日本を目指す上では、それは極めて国民の理解を得られる論議ではないかというふうに私は思っているんです。
これは、大臣の思いを私はお伺いしたいんです。これは、具体的に税制をどうだとかという細かい議論ではなくて、大臣としてはそういうことも必要だろうというふうにお考えだと思うので、率直な大臣の御所見、思い、熱意をお聞かせください。
扇
扇千景#17
○扇国務大臣 そのために離島振興法を今まで延々と皆さんが御支援されてきて、また継続したという、これは私は国会議員の熱意だと思っています。しかも議員立法です。そういう熱意が、私はこの議員立法というものに皆さんの熱意が固まってきたと思います。
また、今るる外国の話をなさいました。フランスのコルシカ島、あるいはあらゆるところで、スペインのカナリー島等、離島は二分の一にしている税制もございます。けれども、二分の一にしたからといって旅行客がふえたという数字にはなっておりません。けれども、日本の場合は、少なくとも製造業でありますとか旅館業でありますとか、ソフトウエアのそういう税制というものをしてきたことが今の離島振興の大きな役割を果たしているということ自体は、私は認めていただきたいと思います。
ただ、日本全体が島であるという考え方からすれば、少なくとも今おっしゃったような、島によって、本土という言い方をすると失礼かもしれませんけれども、本土との格差があるということは、私はむしろおかしいことだと思っています。
観光で生きている島もあります。ハワイ等々例を挙げれば、ハワイに住んでいる人たちは、例えばオアフ島から隣の島へ行くのは、島に税金を払っている人は半額です。そのように、離島に住んでいる人は、観光客からは取るけれども、離島の人たちには利便性がある。そういうことも私は今後大いなる勉強の材料であると思っています。
今、税制面で免除している部分も含めて、私は、もっと島が——変な話ですけれども、今、橋を島と島に渡しています。そうすると、みんながその時期をずらしてくれと言うんです。それはなぜですかと言ったら、橋がなければ離島振興法でいろいろな利益があるけれども、橋がかかると離島じゃなくて地続きになるから、税制面で損をすることがあるから、橋があるのはいいか悪いかなどという、そういう話まで私は全国を歩いておりますと聞きます。
そういう意味でも、本当の離島振興というものはどこにあるのかというのは、ぜひ英知を絞って、私たちは今後も参考にしていきたいと思っています。
この発言だけを見る →また、今るる外国の話をなさいました。フランスのコルシカ島、あるいはあらゆるところで、スペインのカナリー島等、離島は二分の一にしている税制もございます。けれども、二分の一にしたからといって旅行客がふえたという数字にはなっておりません。けれども、日本の場合は、少なくとも製造業でありますとか旅館業でありますとか、ソフトウエアのそういう税制というものをしてきたことが今の離島振興の大きな役割を果たしているということ自体は、私は認めていただきたいと思います。
ただ、日本全体が島であるという考え方からすれば、少なくとも今おっしゃったような、島によって、本土という言い方をすると失礼かもしれませんけれども、本土との格差があるということは、私はむしろおかしいことだと思っています。
観光で生きている島もあります。ハワイ等々例を挙げれば、ハワイに住んでいる人たちは、例えばオアフ島から隣の島へ行くのは、島に税金を払っている人は半額です。そのように、離島に住んでいる人は、観光客からは取るけれども、離島の人たちには利便性がある。そういうことも私は今後大いなる勉強の材料であると思っています。
今、税制面で免除している部分も含めて、私は、もっと島が——変な話ですけれども、今、橋を島と島に渡しています。そうすると、みんながその時期をずらしてくれと言うんです。それはなぜですかと言ったら、橋がなければ離島振興法でいろいろな利益があるけれども、橋がかかると離島じゃなくて地続きになるから、税制面で損をすることがあるから、橋があるのはいいか悪いかなどという、そういう話まで私は全国を歩いておりますと聞きます。
そういう意味でも、本当の離島振興というものはどこにあるのかというのは、ぜひ英知を絞って、私たちは今後も参考にしていきたいと思っています。
松
松原仁#18
○松原委員 今お話がありまして、僕はこの離島振興法というものの価値は認めているわけであります。この延長というものは、延長というか、この問題は、やはり離島のいわゆるきちっとしたハードの部分からの支援として必要だろう、ソフトの部分からの援助というものは税制によるということが一番現実的だろうというふうに思っております。
そういった意味では、先ほど大臣も、ハードからソフト、ハードはハードでやるけれども、ハードだけではない、ソフトというふうな、島へ行って、土木中心の経済発展ではなく、もっと一般の、例えばコンピューターをいじくる人やそういう人も行ってできるような、そういうふうな部分での、ソフト的な部分における振興もさらに必要だろうという御認識をいただいたと思っております。
私は、繰り返すようでありますが、二十一世紀の海洋王国日本をつくる、また、そういった理解を国民から得ながらやるためには、ソフトの部分、特に消費税の軽減等を含め、大いなる検討課題であるということを申し上げまして、ぜひとも、それは、やはり国土交通省の扇大臣が、そういったものを含め検討するべきだというふうに言わなければ、それは、財務省からはそういう声は出てこないんですよ。我々がやろうと言ったって、財務省は、待った、そんなことやったらと、こういうふうに言うんだけれども。
それは、日本の国土の均衡ある発展のみならず、まさに離島がディスカバー・ジャパンなんだ、我々のアイデンティティーを確立する場であり、そして日本の二十一世紀のフロンティアをディスカバーする場なんだ、こういう認識からいけば、ぜひとも国土交通大臣の、扇大臣のリーダーシップのもとに、それが十全の策かどうかわからない、しかし、それを含め、海洋王国日本をつくるための、税制を含むソフトの問題に取り組みたいというふうな御決意をいただきたいと思うんですが、もう一回御所見をお伺いいたします。
この発言だけを見る →そういった意味では、先ほど大臣も、ハードからソフト、ハードはハードでやるけれども、ハードだけではない、ソフトというふうな、島へ行って、土木中心の経済発展ではなく、もっと一般の、例えばコンピューターをいじくる人やそういう人も行ってできるような、そういうふうな部分での、ソフト的な部分における振興もさらに必要だろうという御認識をいただいたと思っております。
私は、繰り返すようでありますが、二十一世紀の海洋王国日本をつくる、また、そういった理解を国民から得ながらやるためには、ソフトの部分、特に消費税の軽減等を含め、大いなる検討課題であるということを申し上げまして、ぜひとも、それは、やはり国土交通省の扇大臣が、そういったものを含め検討するべきだというふうに言わなければ、それは、財務省からはそういう声は出てこないんですよ。我々がやろうと言ったって、財務省は、待った、そんなことやったらと、こういうふうに言うんだけれども。
それは、日本の国土の均衡ある発展のみならず、まさに離島がディスカバー・ジャパンなんだ、我々のアイデンティティーを確立する場であり、そして日本の二十一世紀のフロンティアをディスカバーする場なんだ、こういう認識からいけば、ぜひとも国土交通大臣の、扇大臣のリーダーシップのもとに、それが十全の策かどうかわからない、しかし、それを含め、海洋王国日本をつくるための、税制を含むソフトの問題に取り組みたいというふうな御決意をいただきたいと思うんですが、もう一回御所見をお伺いいたします。
扇
扇千景#19
○扇国務大臣 冒頭に申しましたように、税制のみならず、私は、あらゆる面で離島の特性を生かす、二十一世紀になって、二十世紀に言った均衡ある国土の発展、そういう言葉ではなくて、個性ある国土の発展という言葉に二十一世紀は変えたい。均衡ではお客は来ないという話もしましたので、私は、税制のみならず、あらゆる面で離島の特性を生かした発展を図っていきたいと思っています。
この発言だけを見る →松
久
古
古賀一成#22
○古賀(一)委員 民主党の古賀一成でございます。
同僚の松原仁委員の後を受けまして、大臣を中心に、いわゆる地方振興、地方分権、そして今話題になっております離島振興について御質問させていただきたいと思います。
今国会も大体終わりが近づいてきたような気もするんですが、私も幾度となくこの委員会で質問に立たせていただきまして、扇大臣の答弁もいただきました。
その中で、大臣が折に触れておっしゃる幾つかの論点がございます。いわゆる陸海空一体となって今後交通政策を進める、あるいは、四省庁が統合した、その省庁再編の意味というものがある、そういう答弁を何度かお聞きしたわけでありますけれども、私も全くその点、同じくそういう思いを持つものであります。あと、都市政策を論じた場でも、いわゆる日本の都市あるいは東京が国際的に大変魅力のある都市にならなければならぬ、いわゆる観光政策と都市政策というものが何か関連しているという感じの答弁もいただきました。
そういう政策の総合化といいますか、陸海空の一体的な整備、そういうことは本当に重要と思うんですが、大臣が折に触れ心情を吐露される、その心は私も全く一緒なんですけれども、問題は、これを具体的にどうシステム化していくかというか、あるいは政策まで持っていくかというのが実は今問われているんだと思うんですね。
そこで、扇大臣、今松原委員の方からも大臣に対する期待が述べられましたけれども、私もそういう意味において、その心意気といいますか問題意識は全く共通するところがありまして、問題は、これを、いかにそういう方向へ実際の行政を持っていくかというのがこれからの課題じゃないかと私は思うんです。
そこで、大臣にまずお聞きしたいのは、まずは、いわゆる総合交通政策といいますか、陸海空一体となった交通政策というものについて、現在あるいは今後でも結構です、それを具体的にどういう形で実現、具体化していこうとしておられるのか。
もっと具体的に申し上げますと、扇大臣の方から、いわゆる陸海空の交通一体化について課題があるか検討しろと諮問をする、あるいはプロジェクトチームを立ち上げろと指示をする。いろいろなやり方があるんだと思いますけれども、私は、大臣の方から、そういう具体的な、今度、具体化のプロセスをぜひ期待したいということで、大臣からのお考えあるいは実績というものをお聞きしたいと思います。
この発言だけを見る →同僚の松原仁委員の後を受けまして、大臣を中心に、いわゆる地方振興、地方分権、そして今話題になっております離島振興について御質問させていただきたいと思います。
今国会も大体終わりが近づいてきたような気もするんですが、私も幾度となくこの委員会で質問に立たせていただきまして、扇大臣の答弁もいただきました。
その中で、大臣が折に触れておっしゃる幾つかの論点がございます。いわゆる陸海空一体となって今後交通政策を進める、あるいは、四省庁が統合した、その省庁再編の意味というものがある、そういう答弁を何度かお聞きしたわけでありますけれども、私も全くその点、同じくそういう思いを持つものであります。あと、都市政策を論じた場でも、いわゆる日本の都市あるいは東京が国際的に大変魅力のある都市にならなければならぬ、いわゆる観光政策と都市政策というものが何か関連しているという感じの答弁もいただきました。
そういう政策の総合化といいますか、陸海空の一体的な整備、そういうことは本当に重要と思うんですが、大臣が折に触れ心情を吐露される、その心は私も全く一緒なんですけれども、問題は、これを具体的にどうシステム化していくかというか、あるいは政策まで持っていくかというのが実は今問われているんだと思うんですね。
そこで、扇大臣、今松原委員の方からも大臣に対する期待が述べられましたけれども、私もそういう意味において、その心意気といいますか問題意識は全く共通するところがありまして、問題は、これを、いかにそういう方向へ実際の行政を持っていくかというのがこれからの課題じゃないかと私は思うんです。
そこで、大臣にまずお聞きしたいのは、まずは、いわゆる総合交通政策といいますか、陸海空一体となった交通政策というものについて、現在あるいは今後でも結構です、それを具体的にどういう形で実現、具体化していこうとしておられるのか。
もっと具体的に申し上げますと、扇大臣の方から、いわゆる陸海空の交通一体化について課題があるか検討しろと諮問をする、あるいはプロジェクトチームを立ち上げろと指示をする。いろいろなやり方があるんだと思いますけれども、私は、大臣の方から、そういう具体的な、今度、具体化のプロセスをぜひ期待したいということで、大臣からのお考えあるいは実績というものをお聞きしたいと思います。
扇
扇千景#23
○扇国務大臣 冒頭に古賀議員におわび申し上げておきますけれども、十時から参議院の本会議でございますので、途中でもしも失礼することがあったら申しわけありません。十時から本会議に出させていただきたいことを冒頭にお願いしておきたいと思います。
それから、今古賀議員がおっしゃったことは大変大事なことでございますし、古賀議員も建設省に籍を置かれて、そのときにできなかったことで今やりたいと思っていらっしゃることもおありになるだろうと私は思うんです。
そういう意味で、私は、ぜひ二十一世紀の冒頭に私が何がやりたいか、一番欠けていることはグランドデザインだと言いました。なぜグランドデザインがないか、それをしなければいけないかというのは、空港をつくったり港をつくってもばらばら、そして空港から都市までの間のアクセスができていない、私は、そういうことがそれぞれの公共工事のむだ遣いの基本になっていると思うんですね。それは、運輸省、建設省等々縦割りで仕事をしたから、県道がある横に農道があったり、全部私は、総合的なグランドデザインがないからむだがあったんだと思っております。
そのために、私もグランドデザインをつくろうと努力してきました。けれども、いよいよ私は、もう検討して、今地図をつくっておりますけれども、それだけでは済まない。
なぜかといいますと、ちょっと申しわけないんですけれども、例を挙げさせていただきますと、例えば東京の神宮の森、これ、百年前は木がありません。ゼロでした。それが、植えた木が百年たって、今神宮の森というすごいのができています。
日本橋一つとってみても、これ、平成十一年、国の重要文化財になりました。けれども、オリンピックのときに高速道路をつくって二重にふさいでしまって、あの文化財の日本橋のあの明かりのあれは、高速道路の上へ上がっているんですね。日本橋という看板も見えない。これでは文化というものを無視した都市づくりではないか。
そういうことを考えますと、大変おこがましいかもしれませんけれども、私は、やはり百年、大きなことを言いますと、二十一世紀ですから、二十二世紀を迎える前にどうしたらいいかということで、私、霞が関では大変生意気だと言われるかもしれませんけれども、初めて国土交通省で国づくり百年デザインというのを立ち上げました。そして、タスクフォースというので、国土交通省の全員に六日間でイントラネットで募集しました。そうしますと、百四十四名が応募してくれた。みんなその部署についたままタスクフォースとして集まってくれ、時間外でするかもしれない、それでも百四十四名あっという間に集まってくれまして、三十二名厳選いたしました。平均年齢が三十二歳でございます。女性も四人おります。そして、三十二名選びまして、それぞれ四つの部署に分けまして、四人主任を置きました。三十六名で百年のデザインをつくろうということで、初めて百年の計を、超長期と言っておりましたけれども、正式な名前は国づくり百年デザイン、こういうものを立ち上げました。
今期の年度末までに中間報告を出してもらおうと思ってしておりますので、そういう意味で、飛行場をつくっても、全部連結ができてないとむだになるということから、いかに外国のように十分以内にするかという、そのことをぜひ私はお願いして、考えを出していこうと思いますので、古賀議員も御経験の中から知恵を出していただければありがたいと思いますので、ぜひまたお助けいただきたいと思います。
この発言だけを見る →それから、今古賀議員がおっしゃったことは大変大事なことでございますし、古賀議員も建設省に籍を置かれて、そのときにできなかったことで今やりたいと思っていらっしゃることもおありになるだろうと私は思うんです。
そういう意味で、私は、ぜひ二十一世紀の冒頭に私が何がやりたいか、一番欠けていることはグランドデザインだと言いました。なぜグランドデザインがないか、それをしなければいけないかというのは、空港をつくったり港をつくってもばらばら、そして空港から都市までの間のアクセスができていない、私は、そういうことがそれぞれの公共工事のむだ遣いの基本になっていると思うんですね。それは、運輸省、建設省等々縦割りで仕事をしたから、県道がある横に農道があったり、全部私は、総合的なグランドデザインがないからむだがあったんだと思っております。
そのために、私もグランドデザインをつくろうと努力してきました。けれども、いよいよ私は、もう検討して、今地図をつくっておりますけれども、それだけでは済まない。
なぜかといいますと、ちょっと申しわけないんですけれども、例を挙げさせていただきますと、例えば東京の神宮の森、これ、百年前は木がありません。ゼロでした。それが、植えた木が百年たって、今神宮の森というすごいのができています。
日本橋一つとってみても、これ、平成十一年、国の重要文化財になりました。けれども、オリンピックのときに高速道路をつくって二重にふさいでしまって、あの文化財の日本橋のあの明かりのあれは、高速道路の上へ上がっているんですね。日本橋という看板も見えない。これでは文化というものを無視した都市づくりではないか。
そういうことを考えますと、大変おこがましいかもしれませんけれども、私は、やはり百年、大きなことを言いますと、二十一世紀ですから、二十二世紀を迎える前にどうしたらいいかということで、私、霞が関では大変生意気だと言われるかもしれませんけれども、初めて国土交通省で国づくり百年デザインというのを立ち上げました。そして、タスクフォースというので、国土交通省の全員に六日間でイントラネットで募集しました。そうしますと、百四十四名が応募してくれた。みんなその部署についたままタスクフォースとして集まってくれ、時間外でするかもしれない、それでも百四十四名あっという間に集まってくれまして、三十二名厳選いたしました。平均年齢が三十二歳でございます。女性も四人おります。そして、三十二名選びまして、それぞれ四つの部署に分けまして、四人主任を置きました。三十六名で百年のデザインをつくろうということで、初めて百年の計を、超長期と言っておりましたけれども、正式な名前は国づくり百年デザイン、こういうものを立ち上げました。
今期の年度末までに中間報告を出してもらおうと思ってしておりますので、そういう意味で、飛行場をつくっても、全部連結ができてないとむだになるということから、いかに外国のように十分以内にするかという、そのことをぜひ私はお願いして、考えを出していこうと思いますので、古賀議員も御経験の中から知恵を出していただければありがたいと思いますので、ぜひまたお助けいただきたいと思います。
古
古賀一成#24
○古賀(一)委員 それでは早速、私からこの点について大臣に、アドバイスというか、お願いもしたいと思うんですが、私が今までいろいろな政策で、これはもう日本にとって不可欠だとか、いろいろなことをひらめいたのは、大体外国に出張に行かせてもらったときですよ。いや、私は、これは若い官僚、課長補佐、まあ企画官になるとどうかなという気が、まあ企画官でもいいですが、課長はいいです。私は、いわゆる課長補佐クラスの政策畑の人に大臣の海外出張旅費の一部でも分け与えてもいいと思うんですが、本当に予算が少ない。本当に、これからの日本の国土交通行政の課題ですね。
恐らく、ハードウエアにおける潤いとか文化性とか、そういうのは、外国に学ぶべきは山ほどあると思うんですね。一週間行ってこい、二週間行ってこい、それを全部報告を出せというような、僕は、霞が関の中でそういう若者が集まってやるということは大いに大いに結構なことだと思いますけれども、それとともに、この国際化社会ですよ。私は、どうせなら、大いに暴れられて、古い秩序にこだわらず、しかも国土交通省の若手だけじゃなくたって、それは省庁の縦割りをぶっ壊すことになるかもしれませんけれども、今イントラネットというお話が出ましたけれども、国土交通省内のイントラなのか霞が関のイントラなのかわかりませんが、私は、そういう広がりを持った、百年提言といいますか、そういうものをやはりやるべき時代だと思います。
それで、これについて、まだいろいろ私も持論を申し上げたいことがありますけれども、大臣が参議院の方にとられますので、いろいろ申し上げたい論点がありますので、次に移らせていただきたいと思います。
そこで、私は、これまでの国会の答弁、あるいは最近の内閣の動き、政治の動きを見たときに感ずる二点目がございます。それは、国土の均衡ある発展という概念が、新聞を見ても、小泉内閣の姿勢に、それが全く、これっぽっちもない。この委員会での審議の状況を見ても、これが弱い。
実際、国会で政府から提出されました本委員会付託法案というのは、都市再生二法に始まり、マンション建替え円滑化法、あるいは民間事業者の能力活用による特定施設の整備促進臨時措置法であるとか、首都圏・近畿圏整備法の一部改正、ほとんどは大都市圏あるいは都市絡みの法案であったように思うんですね。
そして、きょう、一般質疑でありますけれども、本委員会のメーンテーマは離島振興を中心にやろうということであったと思うんですが、これは議員立法である、しかも委員長提案。通常ですと、委員長提案になりますと審議は一切なし、こういうことでいくんです。
何か、これだけ地方分散、地方分権、地方の時代と言われながら進んでいない。しかも、近年その地方の疲弊が大問題になっている。そのときに、この国土の均衡ある発展とか地方振興に関する施策が本当に薄くなっているような印象を私は持っている。大変な懸念を持つんですね。むしろ、強者を助けることに今政府なり政治はきゅうきゅうとしていて、もう、本来まず光を当てるべき弱者に目を向ける余裕がないという、そこまで来たのかなという心配すら持つんです。
そういう面で、過密過疎の解消あるいは国土の均衡ある発展というものは、今なお国是に近い政治課題だ、私はこう思っておるんです。この点について、大臣の答弁も、どちらかというと、法案が都市中心だったからかもしれませんけれども、この国土の均衡ある発展というものに何か関心が薄いような危惧を持つんですけれども、この点について、大臣の御所見、そして小泉内閣のその点についての関心度はどうなんだろうかということについて、大臣の御所見をぜひお伺いさせていただきたいと思います。
この発言だけを見る →恐らく、ハードウエアにおける潤いとか文化性とか、そういうのは、外国に学ぶべきは山ほどあると思うんですね。一週間行ってこい、二週間行ってこい、それを全部報告を出せというような、僕は、霞が関の中でそういう若者が集まってやるということは大いに大いに結構なことだと思いますけれども、それとともに、この国際化社会ですよ。私は、どうせなら、大いに暴れられて、古い秩序にこだわらず、しかも国土交通省の若手だけじゃなくたって、それは省庁の縦割りをぶっ壊すことになるかもしれませんけれども、今イントラネットというお話が出ましたけれども、国土交通省内のイントラなのか霞が関のイントラなのかわかりませんが、私は、そういう広がりを持った、百年提言といいますか、そういうものをやはりやるべき時代だと思います。
それで、これについて、まだいろいろ私も持論を申し上げたいことがありますけれども、大臣が参議院の方にとられますので、いろいろ申し上げたい論点がありますので、次に移らせていただきたいと思います。
そこで、私は、これまでの国会の答弁、あるいは最近の内閣の動き、政治の動きを見たときに感ずる二点目がございます。それは、国土の均衡ある発展という概念が、新聞を見ても、小泉内閣の姿勢に、それが全く、これっぽっちもない。この委員会での審議の状況を見ても、これが弱い。
実際、国会で政府から提出されました本委員会付託法案というのは、都市再生二法に始まり、マンション建替え円滑化法、あるいは民間事業者の能力活用による特定施設の整備促進臨時措置法であるとか、首都圏・近畿圏整備法の一部改正、ほとんどは大都市圏あるいは都市絡みの法案であったように思うんですね。
そして、きょう、一般質疑でありますけれども、本委員会のメーンテーマは離島振興を中心にやろうということであったと思うんですが、これは議員立法である、しかも委員長提案。通常ですと、委員長提案になりますと審議は一切なし、こういうことでいくんです。
何か、これだけ地方分散、地方分権、地方の時代と言われながら進んでいない。しかも、近年その地方の疲弊が大問題になっている。そのときに、この国土の均衡ある発展とか地方振興に関する施策が本当に薄くなっているような印象を私は持っている。大変な懸念を持つんですね。むしろ、強者を助けることに今政府なり政治はきゅうきゅうとしていて、もう、本来まず光を当てるべき弱者に目を向ける余裕がないという、そこまで来たのかなという心配すら持つんです。
そういう面で、過密過疎の解消あるいは国土の均衡ある発展というものは、今なお国是に近い政治課題だ、私はこう思っておるんです。この点について、大臣の答弁も、どちらかというと、法案が都市中心だったからかもしれませんけれども、この国土の均衡ある発展というものに何か関心が薄いような危惧を持つんですけれども、この点について、大臣の御所見、そして小泉内閣のその点についての関心度はどうなんだろうかということについて、大臣の御所見をぜひお伺いさせていただきたいと思います。
扇
扇千景#25
○扇国務大臣 今、基本的な姿勢で古賀議員からお話ございましたけれども、国土の均衡ある発展をどう考えているか。私は、二十世紀を振り返って、まさに均衡ある国土の発展、国民に平等の生活基準を確保する社会資本整備が欧米に比べて日本はどれほど劣っているかというのは、一々数字を挙げるまでもなく、社会資本整備が、大げさな言い方をしますと、欧米に百年おくれている。スタートも百年おくれているんですから、百年おくれていても仕方がない。だから、せめて五〇%ぐらい欧米先進国に近づくべきであるという目標を持って二十世紀は頑張ってきたと私は思います。それが、均衡ある国土の発展という言葉に象徴されていると私は思います。
ところが、二十一世紀になって、まだ社会資本整備が欧米先進国の五〇%までいっていないけれども、果たして、このまま均衡ある国土の発展で、限られた予算の配分を均衡にしていたら日本全体がどうなるか。そういうことを考えたときに、欧米先進国に対応して経済大国日本だと言われたものが、地盤沈下が始まったのは何か。それは、欧米先進国の世界のスピードに日本がついていけなくなる、そういうことから、均衡ある国土の発展は一方で大事です、社会資本整備、当然のこと、けれども、では果たして、日本の顔として世界に伍していくためには、この産業の空洞化、経済の空洞化を埋めるには何をすればいいか。
それが、一方は社会資本の整備ですけれども、空港一つとってみても、都市のあり方のIT一つとってみても整備ができていない。世界じゅうから来てくださいという観光客一つとってみても、あるいは商業一つとってみても、東京にビルがあんなに建っても、IT整備ができていない、あるいは光ファイバーが通っていないから入る外国商社がいない。これでは世界に伍していけない。
だから、二十一世紀は、社会資本整備も大事だけれども、国際的に日本が、日本の顔として国際舞台に顔を出せるような整備をしなければ日本だけが取り残される、そういう転換期が二十一世紀に来ている。
そういうことで、我々は、今、世界に冠たる顔を持つ日本、どこをどう整備することが日本として世界に対応できるのか。飛行場をつくっても、着陸料一つとってみても、世界の三倍取っていたのでは客は来てくれません。そういうことも含めて、あらゆる面で、二十一世紀型の日本の顔というものをまずどこから手をつけていくか、それが私は、小泉内閣の都市再生委員会等々が象徴されることだと思っておりますので、ぜひそういうバランスのとれた、おくれているところを何とか追いつくんだ、それが日本全体の、ひいては均衡ある国土の発展の基盤になるということを私は申し上げている次第でございます。
この発言だけを見る →ところが、二十一世紀になって、まだ社会資本整備が欧米先進国の五〇%までいっていないけれども、果たして、このまま均衡ある国土の発展で、限られた予算の配分を均衡にしていたら日本全体がどうなるか。そういうことを考えたときに、欧米先進国に対応して経済大国日本だと言われたものが、地盤沈下が始まったのは何か。それは、欧米先進国の世界のスピードに日本がついていけなくなる、そういうことから、均衡ある国土の発展は一方で大事です、社会資本整備、当然のこと、けれども、では果たして、日本の顔として世界に伍していくためには、この産業の空洞化、経済の空洞化を埋めるには何をすればいいか。
それが、一方は社会資本の整備ですけれども、空港一つとってみても、都市のあり方のIT一つとってみても整備ができていない。世界じゅうから来てくださいという観光客一つとってみても、あるいは商業一つとってみても、東京にビルがあんなに建っても、IT整備ができていない、あるいは光ファイバーが通っていないから入る外国商社がいない。これでは世界に伍していけない。
だから、二十一世紀は、社会資本整備も大事だけれども、国際的に日本が、日本の顔として国際舞台に顔を出せるような整備をしなければ日本だけが取り残される、そういう転換期が二十一世紀に来ている。
そういうことで、我々は、今、世界に冠たる顔を持つ日本、どこをどう整備することが日本として世界に対応できるのか。飛行場をつくっても、着陸料一つとってみても、世界の三倍取っていたのでは客は来てくれません。そういうことも含めて、あらゆる面で、二十一世紀型の日本の顔というものをまずどこから手をつけていくか、それが私は、小泉内閣の都市再生委員会等々が象徴されることだと思っておりますので、ぜひそういうバランスのとれた、おくれているところを何とか追いつくんだ、それが日本全体の、ひいては均衡ある国土の発展の基盤になるということを私は申し上げている次第でございます。
古
古賀一成#26
○古賀(一)委員 今の大臣の答弁で、結果として、やはり都市再生、日本の玄関といいますか窓口、あるいは顔ともいうべき東京という都市が、首都が、もっと国際的に輝くことがやはり重要だというふうに受けとめたんですが、日本が世界第二位の経済大国と自慢しておったのは、ほんの十数年前、まあ十年前ですね。それが、もろくもこれだけになった、あっという間に落ち込んできたその原因というのは、やはり日本の、地方も含めた粘り腰というか、地に足がついた部分が非常にもろかった。逆に言うと、それは、やはり地方のもろさ、弱さというものがバックにあるんじゃないかと私は思うんです。
そういう面で、今の答弁については、もう少し地方分権、地方の創意、あるいは地方の復権、そういうものに、もっと都市に対して、さっき局長からも答弁がありましたが、国からの支援という話がありましたけれども、支援という発想じゃなくて、もう少し地方の主体性を発揮させる、ある面では、パラダイムの転換といいますか発想の大転換というか、そういうものが私は必要な時代に来ているんじゃないかと思うんです。
それで、がらっと話は変わりますけれども、次は離島の振興に移りますけれども、この委員会だったかどこの委員会だったか忘れましたけれども、一回私は委員会の場でこの話はしたことがあるんですが、ハワイですね。ハワイというのは恐らく太平洋のど真ん中ですから、先ほど大臣からもハワイの話が出ましたが、ハワイというのは、世界の中で太平洋という一番でかい海原に浮かぶあの島ですから、ある意味では世界最大のというか最遠のといいますか、離島ですよね。あのハワイが今、世界のリゾート、世界の楽園、こう言われている。あのハワイがどういう人間の手によって世界のリゾートになってきたか、その経緯、大臣、御存じでございましょうか。もし御存じでしたら。
この発言だけを見る →そういう面で、今の答弁については、もう少し地方分権、地方の創意、あるいは地方の復権、そういうものに、もっと都市に対して、さっき局長からも答弁がありましたが、国からの支援という話がありましたけれども、支援という発想じゃなくて、もう少し地方の主体性を発揮させる、ある面では、パラダイムの転換といいますか発想の大転換というか、そういうものが私は必要な時代に来ているんじゃないかと思うんです。
それで、がらっと話は変わりますけれども、次は離島の振興に移りますけれども、この委員会だったかどこの委員会だったか忘れましたけれども、一回私は委員会の場でこの話はしたことがあるんですが、ハワイですね。ハワイというのは恐らく太平洋のど真ん中ですから、先ほど大臣からもハワイの話が出ましたが、ハワイというのは、世界の中で太平洋という一番でかい海原に浮かぶあの島ですから、ある意味では世界最大のというか最遠のといいますか、離島ですよね。あのハワイが今、世界のリゾート、世界の楽園、こう言われている。あのハワイがどういう人間の手によって世界のリゾートになってきたか、その経緯、大臣、御存じでございましょうか。もし御存じでしたら。
扇
扇千景#27
○扇国務大臣 ハワイの歴史まで言っていると切りがありませんけれども、ハワイが生き残るための政策というものは、観光しかあそこは生きていけません、そういう意味で、いかに観光客を誘致することに力を入れているか。その中で、日本の観光客の占める地位が大変多いんです。そういう意味では、ハワイを訪れる人の三位にいつも日本が入っております。
外国人が海で泳ぐのに、あそこはサンゴ礁でサメは海岸には来ない。これは、おかげさまで地域的にすばらしい。けれども、蛇がいてはいけないというので、ハワイ州の州法で蛇というものを一切持ち込んだらいけないという規制までしている。日本人が行ってウナギの養殖をしようといったら、あれが海に逃げたら蛇に見られるからというので、ウナギの養殖までハワイ州では許可しなかった。それくらいハワイ州は観光というものを大事にし、お客様も来てくださる。
しかも、ハワイの空港がCIQが余りにも時間がかかり過ぎると言ったら、アメリカ本土から予算をとってきて一斉にCIQをふやすというような、そういう政策をとって、そしてハワイのワイキキというところには、安全が第一だということで、初めて日本のあのポリスボックスをハワイのワイキキの真ん中に置くというように、安全、安心を確保した。
そのように、島として何で生活していくか、この島の保全を図るために何をするかということが政策的にきちんとしている。そして、観光客からお金は取るけれども、住んでいる人たちは観光客並みのお金ではかわいそうだというので、すべての割引を持っているというふうに、政策として一貫している。そのことを私は、島というものを大事にし、その島の特性を生かすということをぜひ日本もしていきたい、そう思っています。
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しかも、ハワイの空港がCIQが余りにも時間がかかり過ぎると言ったら、アメリカ本土から予算をとってきて一斉にCIQをふやすというような、そういう政策をとって、そしてハワイのワイキキというところには、安全が第一だということで、初めて日本のあのポリスボックスをハワイのワイキキの真ん中に置くというように、安全、安心を確保した。
そのように、島として何で生活していくか、この島の保全を図るために何をするかということが政策的にきちんとしている。そして、観光客からお金は取るけれども、住んでいる人たちは観光客並みのお金ではかわいそうだというので、すべての割引を持っているというふうに、政策として一貫している。そのことを私は、島というものを大事にし、その島の特性を生かすということをぜひ日本もしていきたい、そう思っています。
古
古賀一成#28
○古賀(一)委員 大臣の方から、現在におけるいわゆるハワイというものが、観光立国といいますか立地といいますか、そういうもので苦労してある、その状況を聞きましたけれども、私が申し上げたいのは、要するに、世界で最大の、大きい太平洋のど真ん中にあるハワイというものは、アメリカの政府が地域振興を図ったわけでも何でもないんです。あれは、二十世紀の初めのころ、あるアメリカ人の賢い男が、このハワイという島が持ついわゆる海、自然、すばらしさというものを見て、地域の知恵でハワイというものをつくったんです。
もっと具体的に言いますと、ハワイアンというのもないんです、カメハメハ大王というあの伝説も作り物なんです、フラダンスも作り物、レイも作り物。つまり、このハワイに合った、これをリゾートとする、世界の楽園にするためにどういう仕掛けを打ったら世界のリゾートになるかということを考えた男が、一連の伝説からハワイアンからリズムから全部つくって、そして、もちろんハワイのワイキキのあの都市計画もつくった。
そして、聞くところによると、あのビッグウエーブというのがありますね、あれも、国土交通省の専門家にちょっと一回調べてもらったらいいと思うんですが、あのビッグウエーブも、風が大して吹かないのにあれだけ大きい波になるというのは、下に土木工事が施してあるというわけですよ。だから、どんどんどんどんビッグウエーブになってサーフィンができる。つまり、そこの地域の可能性というものは、やはり決してワシントンではわからないんです。
私は、今問題になっています島、道路をつくるならば道路構造令で市町村道もこうしなきゃならぬだろう、これをやるには旧自治省の起債がどうだと、いろいろな手かせ足かせというものがある中で、島嶼の村長さんというのは地方交付税あるいは特別交付税をお願いするしかない、やはり国に頼るしかない、自分たちの知恵は出してもしようがないという文化の中で戦後ずっと来たんだと思うんですよ。
そういう面で、公共工事の話が出ましたけれども、それ以前に、先ほど松原議員が熱っぽく言いましたけれども、やはり先兵として、離島こそ、自分たちのいわゆる設計、企画、デザインによって島おこしを考えてごらん、そこで必要最低限の国の規制、それはもちろん守ってもらうけれども、島が観光振興ということで考えるなら大抵のことは認めるというような、一つの発想の自由な特区を設けるぐらいのことをしないと、離島というものは、相変わらず、漁港整備だ、十年前に漁港が整備された、また来年も頼むよ、今度も頼むよなどという一種の依存、それは残っていると私は思うんですよね。
私は、そういう面で、今度の離島振興法というものが、目的規定から大変前進はしたと評価をします、しますけれども、相変わらず国の基本方針、国の、県の計画、こういう体系でつくられていることに、大臣は今いいことをおっしゃったけれども、二十世紀のパラダイムというか、霞が関のこれまでのルールを依然残したまま島おこしをやろうとしているなと。
霞が関の中にいて、例えば、ここの浜辺のここは何月何日の夜になると満天の天の川が、星がたくさん見えて、これは東京の人間が来たら喜ぶ、これを何とか物にしようとかいう、じゃ、そこに通ずる道路はアスファルト舗装じゃなしに、ひとつ芝生の歩道をつくってみようかとか、そんな発想というのは、国じゃわからないんです。でも、実際、東京からあるいは都市部から人が来る、そして地域の人たちが、おらが島は日本でも珍しい、おもしろい、いい島だという、その知恵というものは、極めてやはり具体的な一つ一つの知恵だと思うんですよね。
そういう面で、私は、この離島振興というものは、ある面では、これまで遅々として進まなかった地方分権、地方の時代の本当の意味での先兵になる、そういう役割を担うべきだと思うんですね。それには、先ほど税制の話が出ましたけれども、税制の話の前に、そういう企画立案、創意工夫を、離島は一種の特区だ、自由にやって考えてこいと、考えてきたら、そこに、ふるさと創生じゃありませんけれども、優秀なものには国は援助してという、そういう競争をまた起こしてもらう、そういう新しい地方の振興の先兵にすべき一番いいテーマじゃないかと私は思うんです。
そういう面で、先ほど熱意は大臣の方から聞きましたけれども、今言ったような、もう規制を原則撤廃して、離島は離島で新しい時代の自分の町おこしを、島おこしを考えろと、そういう計画体系に将来持っていくべきと私は思うんですが、大臣、この点について御賛同を得られますでしょうか。ひとつ答弁をお願いします。
この発言だけを見る →もっと具体的に言いますと、ハワイアンというのもないんです、カメハメハ大王というあの伝説も作り物なんです、フラダンスも作り物、レイも作り物。つまり、このハワイに合った、これをリゾートとする、世界の楽園にするためにどういう仕掛けを打ったら世界のリゾートになるかということを考えた男が、一連の伝説からハワイアンからリズムから全部つくって、そして、もちろんハワイのワイキキのあの都市計画もつくった。
そして、聞くところによると、あのビッグウエーブというのがありますね、あれも、国土交通省の専門家にちょっと一回調べてもらったらいいと思うんですが、あのビッグウエーブも、風が大して吹かないのにあれだけ大きい波になるというのは、下に土木工事が施してあるというわけですよ。だから、どんどんどんどんビッグウエーブになってサーフィンができる。つまり、そこの地域の可能性というものは、やはり決してワシントンではわからないんです。
私は、今問題になっています島、道路をつくるならば道路構造令で市町村道もこうしなきゃならぬだろう、これをやるには旧自治省の起債がどうだと、いろいろな手かせ足かせというものがある中で、島嶼の村長さんというのは地方交付税あるいは特別交付税をお願いするしかない、やはり国に頼るしかない、自分たちの知恵は出してもしようがないという文化の中で戦後ずっと来たんだと思うんですよ。
そういう面で、公共工事の話が出ましたけれども、それ以前に、先ほど松原議員が熱っぽく言いましたけれども、やはり先兵として、離島こそ、自分たちのいわゆる設計、企画、デザインによって島おこしを考えてごらん、そこで必要最低限の国の規制、それはもちろん守ってもらうけれども、島が観光振興ということで考えるなら大抵のことは認めるというような、一つの発想の自由な特区を設けるぐらいのことをしないと、離島というものは、相変わらず、漁港整備だ、十年前に漁港が整備された、また来年も頼むよ、今度も頼むよなどという一種の依存、それは残っていると私は思うんですよね。
私は、そういう面で、今度の離島振興法というものが、目的規定から大変前進はしたと評価をします、しますけれども、相変わらず国の基本方針、国の、県の計画、こういう体系でつくられていることに、大臣は今いいことをおっしゃったけれども、二十世紀のパラダイムというか、霞が関のこれまでのルールを依然残したまま島おこしをやろうとしているなと。
霞が関の中にいて、例えば、ここの浜辺のここは何月何日の夜になると満天の天の川が、星がたくさん見えて、これは東京の人間が来たら喜ぶ、これを何とか物にしようとかいう、じゃ、そこに通ずる道路はアスファルト舗装じゃなしに、ひとつ芝生の歩道をつくってみようかとか、そんな発想というのは、国じゃわからないんです。でも、実際、東京からあるいは都市部から人が来る、そして地域の人たちが、おらが島は日本でも珍しい、おもしろい、いい島だという、その知恵というものは、極めてやはり具体的な一つ一つの知恵だと思うんですよね。
そういう面で、私は、この離島振興というものは、ある面では、これまで遅々として進まなかった地方分権、地方の時代の本当の意味での先兵になる、そういう役割を担うべきだと思うんですね。それには、先ほど税制の話が出ましたけれども、税制の話の前に、そういう企画立案、創意工夫を、離島は一種の特区だ、自由にやって考えてこいと、考えてきたら、そこに、ふるさと創生じゃありませんけれども、優秀なものには国は援助してという、そういう競争をまた起こしてもらう、そういう新しい地方の振興の先兵にすべき一番いいテーマじゃないかと私は思うんです。
そういう面で、先ほど熱意は大臣の方から聞きましたけれども、今言ったような、もう規制を原則撤廃して、離島は離島で新しい時代の自分の町おこしを、島おこしを考えろと、そういう計画体系に将来持っていくべきと私は思うんですが、大臣、この点について御賛同を得られますでしょうか。ひとつ答弁をお願いします。
扇
扇千景#29
○扇国務大臣 古賀議員がおっしゃることは、私は理想だと思っていますし、そうあるべきだと思っています。
少なくとも私は、老齢化が進んでおります離島に対して、それぞれの個性を持ってくださって、その個性を自分たちで自由にすることも大事ですけれども、一方、離島でなければない自然を保護するという規制も私は大変大事であると。私は、そういう意味で、規制と緩和両々相まって初めてすばらしいものができるのであろうと思っておりますから、何も全部規制を外すことだけではなくて、規制がなければ自然を、その島の特性を保護することができないというときには、規制を強めてもいいと思っています。そういうお手伝いを国がすることは、当然のことでございます。
ただ、それぞれの知恵で、自分たちの島はこうしたいんだ、こういう特性を持ったことをしたいんだ、だから、道路をつくるよりもこっちにしてくださいと。私は、地方分権なりあるいは地方にできることは地方にという小泉内閣の姿勢というものはまさにそこにあると思っておりますから、それぞれの市町村から知恵を出していただいて、島へ渡るその入り口の市も、これに、こういうことをするんだというその連帯性のある案を大いに出していただき、我々はいつでも両手を広げて受け入れ、またお手伝いできるところはお手伝いするというのが国土交通省の役目だと私は思っています。
そういう意味で、国づくり百年のタスクフォースをつくったのもそういうことでございます。しかも、若手の人たち全部、二十部署から、また海上保安庁、気象庁からも参加してくれました。果たして何ができるかわかりませんけれども、私は、初めての試みも、今言った日本の特性をいかに我々は百年かかってつくり、生み育てていくかという基本になると思っていますから、離島も、それぞれの個性を生かしたそれぞれの案というものをぜひ提供していただき、市町村にも働きかけて、どうぞ持ってきてください。我々のお手伝いできるところはここですかということを御指摘いただければ、公共事業を持っていくだけではないというのは百も承知でございますので、ぜひそういう御論議をしていただきたいと私は思っています。
この発言だけを見る →少なくとも私は、老齢化が進んでおります離島に対して、それぞれの個性を持ってくださって、その個性を自分たちで自由にすることも大事ですけれども、一方、離島でなければない自然を保護するという規制も私は大変大事であると。私は、そういう意味で、規制と緩和両々相まって初めてすばらしいものができるのであろうと思っておりますから、何も全部規制を外すことだけではなくて、規制がなければ自然を、その島の特性を保護することができないというときには、規制を強めてもいいと思っています。そういうお手伝いを国がすることは、当然のことでございます。
ただ、それぞれの知恵で、自分たちの島はこうしたいんだ、こういう特性を持ったことをしたいんだ、だから、道路をつくるよりもこっちにしてくださいと。私は、地方分権なりあるいは地方にできることは地方にという小泉内閣の姿勢というものはまさにそこにあると思っておりますから、それぞれの市町村から知恵を出していただいて、島へ渡るその入り口の市も、これに、こういうことをするんだというその連帯性のある案を大いに出していただき、我々はいつでも両手を広げて受け入れ、またお手伝いできるところはお手伝いするというのが国土交通省の役目だと私は思っています。
そういう意味で、国づくり百年のタスクフォースをつくったのもそういうことでございます。しかも、若手の人たち全部、二十部署から、また海上保安庁、気象庁からも参加してくれました。果たして何ができるかわかりませんけれども、私は、初めての試みも、今言った日本の特性をいかに我々は百年かかってつくり、生み育てていくかという基本になると思っていますから、離島も、それぞれの個性を生かしたそれぞれの案というものをぜひ提供していただき、市町村にも働きかけて、どうぞ持ってきてください。我々のお手伝いできるところはここですかということを御指摘いただければ、公共事業を持っていくだけではないというのは百も承知でございますので、ぜひそういう御論議をしていただきたいと私は思っています。