扇千景の発言 (国土交通委員会)

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○扇国務大臣 そのために離島振興法を今まで延々と皆さんが御支援されてきて、また継続したという、これは私は国会議員の熱意だと思っています。しかも議員立法です。そういう熱意が、私はこの議員立法というものに皆さんの熱意が固まってきたと思います。
 また、今るる外国の話をなさいました。フランスのコルシカ島、あるいはあらゆるところで、スペインのカナリー島等、離島は二分の一にしている税制もございます。けれども、二分の一にしたからといって旅行客がふえたという数字にはなっておりません。けれども、日本の場合は、少なくとも製造業でありますとか旅館業でありますとか、ソフトウエアのそういう税制というものをしてきたことが今の離島振興の大きな役割を果たしているということ自体は、私は認めていただきたいと思います。
 ただ、日本全体が島であるという考え方からすれば、少なくとも今おっしゃったような、島によって、本土という言い方をすると失礼かもしれませんけれども、本土との格差があるということは、私はむしろおかしいことだと思っています。
 観光で生きている島もあります。ハワイ等々例を挙げれば、ハワイに住んでいる人たちは、例えばオアフ島から隣の島へ行くのは、島に税金を払っている人は半額です。そのように、離島に住んでいる人は、観光客からは取るけれども、離島の人たちには利便性がある。そういうことも私は今後大いなる勉強の材料であると思っています。
 今、税制面で免除している部分も含めて、私は、もっと島が——変な話ですけれども、今、橋を島と島に渡しています。そうすると、みんながその時期をずらしてくれと言うんです。それはなぜですかと言ったら、橋がなければ離島振興法でいろいろな利益があるけれども、橋がかかると離島じゃなくて地続きになるから、税制面で損をすることがあるから、橋があるのはいいか悪いかなどという、そういう話まで私は全国を歩いておりますと聞きます。
 そういう意味でも、本当の離島振興というものはどこにあるのかというのは、ぜひ英知を絞って、私たちは今後も参考にしていきたいと思っています。

発言情報

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発言者: 扇千景

speaker_id: 27625

日付: 2002-06-12

院: 衆議院

会議名: 国土交通委員会