扇千景の発言 (国土交通委員会)
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○扇国務大臣 冒頭に古賀議員におわび申し上げておきますけれども、十時から参議院の本会議でございますので、途中でもしも失礼することがあったら申しわけありません。十時から本会議に出させていただきたいことを冒頭にお願いしておきたいと思います。
それから、今古賀議員がおっしゃったことは大変大事なことでございますし、古賀議員も建設省に籍を置かれて、そのときにできなかったことで今やりたいと思っていらっしゃることもおありになるだろうと私は思うんです。
そういう意味で、私は、ぜひ二十一世紀の冒頭に私が何がやりたいか、一番欠けていることはグランドデザインだと言いました。なぜグランドデザインがないか、それをしなければいけないかというのは、空港をつくったり港をつくってもばらばら、そして空港から都市までの間のアクセスができていない、私は、そういうことがそれぞれの公共工事のむだ遣いの基本になっていると思うんですね。それは、運輸省、建設省等々縦割りで仕事をしたから、県道がある横に農道があったり、全部私は、総合的なグランドデザインがないからむだがあったんだと思っております。
そのために、私もグランドデザインをつくろうと努力してきました。けれども、いよいよ私は、もう検討して、今地図をつくっておりますけれども、それだけでは済まない。
なぜかといいますと、ちょっと申しわけないんですけれども、例を挙げさせていただきますと、例えば東京の神宮の森、これ、百年前は木がありません。ゼロでした。それが、植えた木が百年たって、今神宮の森というすごいのができています。
日本橋一つとってみても、これ、平成十一年、国の重要文化財になりました。けれども、オリンピックのときに高速道路をつくって二重にふさいでしまって、あの文化財の日本橋のあの明かりのあれは、高速道路の上へ上がっているんですね。日本橋という看板も見えない。これでは文化というものを無視した都市づくりではないか。
そういうことを考えますと、大変おこがましいかもしれませんけれども、私は、やはり百年、大きなことを言いますと、二十一世紀ですから、二十二世紀を迎える前にどうしたらいいかということで、私、霞が関では大変生意気だと言われるかもしれませんけれども、初めて国土交通省で国づくり百年デザインというのを立ち上げました。そして、タスクフォースというので、国土交通省の全員に六日間でイントラネットで募集しました。そうしますと、百四十四名が応募してくれた。みんなその部署についたままタスクフォースとして集まってくれ、時間外でするかもしれない、それでも百四十四名あっという間に集まってくれまして、三十二名厳選いたしました。平均年齢が三十二歳でございます。女性も四人おります。そして、三十二名選びまして、それぞれ四つの部署に分けまして、四人主任を置きました。三十六名で百年のデザインをつくろうということで、初めて百年の計を、超長期と言っておりましたけれども、正式な名前は国づくり百年デザイン、こういうものを立ち上げました。
今期の年度末までに中間報告を出してもらおうと思ってしておりますので、そういう意味で、飛行場をつくっても、全部連結ができてないとむだになるということから、いかに外国のように十分以内にするかという、そのことをぜひ私はお願いして、考えを出していこうと思いますので、古賀議員も御経験の中から知恵を出していただければありがたいと思いますので、ぜひまたお助けいただきたいと思います。