古賀一成の発言 (国土交通委員会)
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○古賀(一)委員 それでは早速、私からこの点について大臣に、アドバイスというか、お願いもしたいと思うんですが、私が今までいろいろな政策で、これはもう日本にとって不可欠だとか、いろいろなことをひらめいたのは、大体外国に出張に行かせてもらったときですよ。いや、私は、これは若い官僚、課長補佐、まあ企画官になるとどうかなという気が、まあ企画官でもいいですが、課長はいいです。私は、いわゆる課長補佐クラスの政策畑の人に大臣の海外出張旅費の一部でも分け与えてもいいと思うんですが、本当に予算が少ない。本当に、これからの日本の国土交通行政の課題ですね。
恐らく、ハードウエアにおける潤いとか文化性とか、そういうのは、外国に学ぶべきは山ほどあると思うんですね。一週間行ってこい、二週間行ってこい、それを全部報告を出せというような、僕は、霞が関の中でそういう若者が集まってやるということは大いに大いに結構なことだと思いますけれども、それとともに、この国際化社会ですよ。私は、どうせなら、大いに暴れられて、古い秩序にこだわらず、しかも国土交通省の若手だけじゃなくたって、それは省庁の縦割りをぶっ壊すことになるかもしれませんけれども、今イントラネットというお話が出ましたけれども、国土交通省内のイントラなのか霞が関のイントラなのかわかりませんが、私は、そういう広がりを持った、百年提言といいますか、そういうものをやはりやるべき時代だと思います。
それで、これについて、まだいろいろ私も持論を申し上げたいことがありますけれども、大臣が参議院の方にとられますので、いろいろ申し上げたい論点がありますので、次に移らせていただきたいと思います。
そこで、私は、これまでの国会の答弁、あるいは最近の内閣の動き、政治の動きを見たときに感ずる二点目がございます。それは、国土の均衡ある発展という概念が、新聞を見ても、小泉内閣の姿勢に、それが全く、これっぽっちもない。この委員会での審議の状況を見ても、これが弱い。
実際、国会で政府から提出されました本委員会付託法案というのは、都市再生二法に始まり、マンション建替え円滑化法、あるいは民間事業者の能力活用による特定施設の整備促進臨時措置法であるとか、首都圏・近畿圏整備法の一部改正、ほとんどは大都市圏あるいは都市絡みの法案であったように思うんですね。
そして、きょう、一般質疑でありますけれども、本委員会のメーンテーマは離島振興を中心にやろうということであったと思うんですが、これは議員立法である、しかも委員長提案。通常ですと、委員長提案になりますと審議は一切なし、こういうことでいくんです。
何か、これだけ地方分散、地方分権、地方の時代と言われながら進んでいない。しかも、近年その地方の疲弊が大問題になっている。そのときに、この国土の均衡ある発展とか地方振興に関する施策が本当に薄くなっているような印象を私は持っている。大変な懸念を持つんですね。むしろ、強者を助けることに今政府なり政治はきゅうきゅうとしていて、もう、本来まず光を当てるべき弱者に目を向ける余裕がないという、そこまで来たのかなという心配すら持つんです。
そういう面で、過密過疎の解消あるいは国土の均衡ある発展というものは、今なお国是に近い政治課題だ、私はこう思っておるんです。この点について、大臣の答弁も、どちらかというと、法案が都市中心だったからかもしれませんけれども、この国土の均衡ある発展というものに何か関心が薄いような危惧を持つんですけれども、この点について、大臣の御所見、そして小泉内閣のその点についての関心度はどうなんだろうかということについて、大臣の御所見をぜひお伺いさせていただきたいと思います。