速水優の発言 (財務金融委員会)

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○速水参考人 日本銀行は、昨年来、金利がゼロに達したもとで次のような、従来の政策の延長線上にない思い切った金融緩和を行っております。
 まず第一には、日銀当座預金というお金の量を大きく拡大させているということです。第二には、この政策を消費者物価上昇率が安定的にゼロ%以上になるまで続けるということを宣言いたしております。これらの措置は、金融市場に強力な緩和効果をもたらしていると思います。
 しかしながら、日本経済がさまざまな構造問題を抱えているもとで、金融緩和の効果が企業や家計の経済活動を十分活発化させるに至っていないということは認めざるを得ないように思います。日本銀行は、今後とも、金融市場の安定確保と緩和効果の浸透に全力を挙げていく方針であります。
 同時に、こうした金融緩和が力強い効果を発揮していくためには、金融システムの強化や経済、産業面での構造改革を進めて、民間需要を活性化して引き出していくということが不可欠ではないかと思っております。
 これは、二月二十八日にまた思い切った期末対策を考え、対応した政策、追加緩和策をとりましたけれども、おかげさまで、その後の動きを見ておりますと市場の方は非常に落ちついていて、この三月末の期末については今のところ比較的安定していけるんではないかなという感じがいたしております。株や為替やあるいは債券、いずれも、トリプル高に変わってきておりますし、アメリカの方がよくなってきたということも大きな背景だと思いますし、空売り等の規制が進んでいることもきいているんだと思いますけれども、当面のところは、私どもが心配した期末へ向かっての動きというのがかなり落ちついてきたように思っております。

発言情報

speech_id: 115404376X00720020308_017

発言者: 速水優

speaker_id: 13832

日付: 2002-03-08

院: 衆議院

会議名: 財務金融委員会