武部勤の発言 (農林水産委員会)

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○武部国務大臣 構造改革に伴うセーフティーネットとして、経営所得安定対策の検討ということは非常に大事でありますし、私ども、具体化検討調査の結果も踏まえまして、米政策と一体的に今議論をしているところでございます。四月十一日に公表いたしました食と農の再生プランにもこのことを明記しているわけでありますが、水田営農の改革と整合性を持ったセーフティーネットの構築ということを経営所得安定対策として今検討しているところでございます。
 具体的には、保険方式を基本にいたしまして、積み立て方式を含めまして、農業者の意向の把握や制度の具体的設計に必要なデータ、情報の分析のための調査を実施しているわけでございまして、これをさらにスピーディーに検討を深めてまいりたい、このように思っております。
 また、なお、この経営所得安定対策の必要性につきましては、我が国農業の中核をなす一方で構造改革が大きくおくれている水田営農において高いわけでございます。生産性及び品質の向上、安定化、連作障害の防止等の観点から、また輪作体系のもとでの大規模畑作経営においてもその必要性が高いと考えておりまして、水田営農と輪作体系のもとでの大規模畑作経営において、導入に向けた検討を進めているわけでございます。
 もう一点、農業の構造改革という点で、やはり経営の法人化ということが私は一つの突破口になるのではないか、このように考えております。
 御案内のとおり、農村は今高齢化がかなり進んでおります。そういったことも生産性の向上を妨げているのではないか、かように思います。
 一方において、都市の皆さん方も農村にあこがれを持っておりますし、農業をやりたいと思っている人も数々いるわけであります。私は、ここでは時間がありませんから詳しく申し上げませんが、法人化ということによりまして、小さな農家も所得水準の高い生活を享受できるような、そういう仕組みということを真剣に考えてみたい。
 先ほど、参議院において民主党の羽田議員からも私が今申し上げましたような提案がなされまして、我が意を得たりという感じを強く持った次第でございます。

発言情報

speech_id: 115405007X00820020424_126

発言者: 武部勤

speaker_id: 7886

日付: 2002-04-24

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会