武部勤の発言 (農林水産委員会)

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○武部国務大臣 一九九六年十一月の世界食糧サミットにおいては、委員御指摘のとおり、世界の食料安全保障の達成と栄養不足人口の二〇一五年までの半減を目指しまして、各国が協調行動をとること等が宣言されたわけでございます。
 具体的な行動計画が採択されまして以来、我が国は、この行動計画に即して、開発途上国の自助努力による食料増産への取り組みや持続可能な農業、農村開発等を支援するために、累計で約七十五億ドルの二国間政府開発援助を実施しているわけでございまして、さらにまた、FAOに対しましては、サミットのフォローアップ活動として、食料不足地帯等における情報の収集、分析、及び農業生産の向上における農民の自主的な取り組みの推進などについて支援をしてきたところでございます。
 来月の十日から十三日に開催されます五年後会合には、国会のお許しがいただければ私も出席させていただきたい、こう思っているわけでございますが、飢餓との闘いに向けた取り組み姿勢について討議する予定でありまして、我が国としては、栄養不足人口の削減のための各般のODAの実施、食料安全保障における国内生産や持続可能な農業、農村開発の重要性、農業の多面的機能を含むWTO交渉への我が国の考え方、不測の食料不足に対応した国際備蓄の重要性、また持続可能な森林、水産資源の利用等を訴えてまいりたい、かように考えております。
 また、今御指摘の、大豆加工技術普及事業につきましては、FAOの五年後会合には、ナイジェリアからは大統領も御出席のようでございますので、でき得れば大統領にも直接お会いいたしまして、ナイジェリアにおいて、今委員からお話ありましたような協力について、一定の成果を上げたものということについては、大豆の生産量も、九一年の十四万五千トンから二〇〇〇年には四十二万九千トンということですから、大変な成果だと言って過言でないと思うわけであります。
 協力案件の採択に当たりましては、当該国からの要請を踏まえて、外務省及びJICA等との調整を図りつつ、開発途上国の自助努力による食料増産への取り組み、あるいは持続可能な農業、農村開発等を支援するための二国間協力等を実施していくということでありますから、でき得ることならば大統領に直接お会いして、きょうのこともお話ししてみたい、このように思います。

発言情報

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発言者: 武部勤

speaker_id: 7886

日付: 2002-05-29

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会