武部勤の発言 (農林水産委員会)
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○武部国務大臣 理想と現実という問題がございます。我が国の食料の自給率四〇%という現状は、私は、これはもう大変な事態だ、こう思いますし、これを四五%まで上げようというその背景は、今申し上げましたようなことも非常に大きな要素でございます。同時にまた、一〇〇%完全に自給できないという事情もこれまたあるわけでございます。
そういうようなことを考えるときに、これは我が国一国だけで今申し上げましたようなことの解決はできない、このように思いますし、これからの地球上の人口の動態、あるいは栄養不足で苦しんでいる人々がどれだけいるか、そういったこと等も踏まえまして、やはり環境の問題、食料の問題、水の問題、あるいは今委員御指摘のようなさまざまな負荷の問題も含めまして、私どもはこれまでもEUなどと連携してケアンズ・グループ等に対して日本の主張をしているわけでございます。
多様な農業の共存、食料の安全保障という観点から、農業の多面的な機能ということについての重要性を主張しておりまして、当然そのような考え方に立って私どもの食料問題というものを考えていかなければならない、このように思います。