金子哲夫の発言 (本会議)

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○金子哲夫君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました予算委員長津島雄二君解任決議案に対し、賛成の立場から討論を行います。(拍手)
 津島委員長は、一月二十一日の就任に際し、「国の基本政策、経済政策、雇用政策あるいは福祉政策の面において、我が国が一つの岐路に立っているという指摘もございます中で、できるだけ国民にとって内容のある審議を進めていただきたいと願っております。」などと、みずからの職責を他人事のように語り、事実、この間、与党任せの委員会運営を行ってきました。
 そして、就任早々、平成十三年度第二次補正予算の審議に際しては、野党の質問を妨害し、あろうことか、与党のみで強行採決を行ったのであります。時あたかも、外務省によるアフガニスタン復興支援会議へのNGO出席拒否への政治家関与の問題が顕在化し、政府みずからが、外務大臣と事務当局の答弁に相違があると認めざるを得ない事態だったのにもかかわらず、野党の要求を受け入れず採決を強行したことは、国会と国民を愚弄するものであります。
 現在に至っても、外務省をめぐる一連の疑惑はさらに広がりを見せております。外務省の作成した調査報告書も不十分であることが、昨日の予算委員会における野党の追及で明らかになっております。政治家の行政に関する不当な関与は、国土交通省、防衛庁なども認めるところであります。ODAや公共事業をめぐる疑惑はまさに予算執行にかかわるものなのであり、予算委員会において究明されなければならないのは当然のことであります。
 こうした事態の真相究明を行うことなしに平成十四年度予算案を採決しようとすることは、まさに国民不在の暴挙であります。疑惑を徹底的に究明し、国民の不信を払拭することなしに平成十四年度予算案の採決を強行すれば、国民の政治と行政に対する不信は増すばかりであります。しかしながら、津島予算委員長が真相究明を求める国民世論の圧倒的な高まりにこたえようとしていないことは明らかであります。
 また、民主党、自由党、日本共産党及び社会民主党の野党四党は、現下の厳しい経済・雇用状況を深刻に受けとめ、景気回復を実現し、国民の安心を高めるために、予算の組み替えを求めております。看板倒れの改革断行予算などではなく、国民生活の安心と景気回復に資する予算への組み替えを行うことこそが、予算委員会に課せられた使命であります。
 しかし、津島予算委員長は、公正な議事運営を怠り、与党の党利党略に偏った、一方的な議事運営を行ってきました。津島予算委員長は、こうした事態を反省し、与野党の合意に基づく民主的な運営に努めなくてはなりません。
 にもかかわらず、津島予算委員長は、与党のみの議決による分科会開催を強行したばかりか、本日また、与党による平成十四年度予算の採決強行への加担を行おうとしているのであります。不当な運営はここにきわまったのであります。
 厳正、中立、公正を期すべき予算委員長がかかる暴挙を繰り返すことは許しがたいものであり、津島委員長が解任されるべきは当然のことであります。
 以上申し上げまして、私の賛成討論を終わります。(拍手)

発言情報

speech_id: 115405254X01120020306_014

発言者: 金子哲夫

speaker_id: 14880

日付: 2002-03-06

院: 衆議院

会議名: 本会議