小泉純一郎の発言 (予算委員会)

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○小泉内閣総理大臣 この政治腐敗に対する国民の不信感といいますか憤りというのは大変大きいと受けとめております。これからいろいろな諸施策を進めていく上においても、あるいは改革に向けて邁進するためにも、まず政治に対する信頼をどう確立していくかということは、政治家にとっても政党にとっても大変大きな仕事だと思っております。
 いわゆる政治の構造改革、これはこの十数年の間に与野党懸命に取り組んできたと思います。中選挙区から小選挙区へ移行した、これは政治の大きな構造改革だということで、この十数年間いろいろと論議を重ねてきたわけでございますけれども、このような政治と金に絡む疑惑が後を絶たない。
 今までの改革の過程と、そしてその法に照らした趣旨に合致しない行動をとることによって、こういう不祥事なり法に触れるような、政党、政治関係者の周辺によって問題がたびたび出てきているということについても、この際真剣に受けとめまして、この政治に対する信頼感の危機というものを逆にチャンスと受けとめて、より一層厳しい政治腐敗防止法のようなものを各党真剣に考える必要があるのではないかと。抜け道を考えれば切りがないという議論もありますけれども、抜け道を考えればこれは結局失脚するなというような措置をとる必要があるのではないか。
 公共事業に絡む金絡みの疑惑、発注側、受注側、それぞれいろいろな点をよく点検しまして、また、政党、政治家あるいは秘書、そういう問題もくるめて、私は、今与党もこれから本格的にこの問題に取り組むと言っていますので、野党も恐らくこういう問題についてはそれなりの対策を提言してくると思います。お互いよく検討しまして、一歩でも二歩でも改革の実が上がるような実行策がとれるように努力していきたいと思います。

発言情報

speech_id: 115405261X00320020124_021

発言者: 小泉純一郎

speaker_id: 9434

日付: 2002-01-24

院: 衆議院

会議名: 予算委員会