小林興起の発言 (予算委員会)

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○小林(興)委員 そういうふうに役人から大臣に上がっていると思うのですね。しかし、実際は、そういうふうに中小企業に配慮するといっても、配慮の仕方というのがあるわけでありまして、そこについて、片っ方は配慮したといっても、中小企業の方から見れば配慮されてない、つまり、信用金庫、信用組合から見れば配慮されてないわけであります。
 それがいい例として、預貸率というのがあります。かつて信用金庫等は、一兆円の預金があれば八千五百億円ぐらい貸していた。八五%の預貸率だったわけですね。しかし、今はみんな軒並み六〇%から七五%に下がってきている。つまり、一兆円の預金があっても、八千五百億円から、もう六千億円から七千五百億円しか貸すことができない。
 信用金庫に何で貸さないんだ、貸すところがないのかと言いますと、全部、本音では、この金融検査マニュアルでびしびしやられて、そして不良債権だと認定されて、積みなさいといって破綻されちゃうから、とても怖くて貸せませんというのが実は信用金庫、信用組合の実態でありまして、その結果、一兆円の預金規模、預金なんかほとんどふえてないんですから、同じところが全部、一千億円以上貸出先が減っているわけですね。そういう数字を見れば、いかに中小企業に金が回っていないかということがもう目に見えるわけであります。
 したがいまして、別に信用金庫について特別なマニュアルという意味ではなくて、規模別、貸出先別、小さな、少額の、三百万、五百万貸すところへのマニュアル、それと一千万とか一億貸すようなところのマニュアルという、大銀行であろうと信用金庫であろうと、貸出先に向けてのマニュアルを私は変えるべきだというふうに思うわけでありまして、そういう点では、中小企業問題に詳しい平沼赳夫大臣からもぜひバックアップしていただいて、中小企業について何か特別な金融が必要ではないかという御認識をいただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。

発言情報

speech_id: 115405261X01120020215_012

発言者: 小林興起

speaker_id: 14823

日付: 2002-02-15

院: 衆議院

会議名: 予算委員会