予算委員会
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会
会議録情報#0
平成十四年二月十五日(金曜日)
午前九時開議
出席委員
委員長 津島 雄二君
理事 伊藤 公介君 理事 木村 義雄君
理事 北村 直人君 理事 小林 興起君
理事 藤井 孝男君 理事 枝野 幸男君
理事 城島 正光君 理事 原口 一博君
理事 井上 義久君
伊吹 文明君 石川 要三君
衛藤征士郎君 小此木八郎君
大原 一三君 奥野 誠亮君
亀井 善之君 栗原 博久君
小坂 憲次君 小島 敏男君
小西 理君 近藤 基彦君
田中 和徳君 高鳥 修君
中山 正暉君 丹羽 雄哉君
西川 公也君 野田 聖子君
葉梨 信行君 萩野 浩基君
馳 浩君 林 幹雄君
細田 博之君 三ッ林隆志君
宮本 一三君 持永 和見君
森岡 正宏君 八代 英太君
渡辺 博道君 赤松 広隆君
五十嵐文彦君 井上 和雄君
池田 元久君 岩國 哲人君
江崎洋一郎君 大出 彰君
金子善次郎君 河村たかし君
木下 厚君 鈴木 康友君
筒井 信隆君 手塚 仁雄君
野田 佳彦君 伴野 豊君
松崎 公昭君 松野 頼久君
松本 剛明君 三井 辨雄君
山田 敏雅君 山谷えり子君
山村 健君 青山 二三君
赤松 正雄君 達増 拓也君
中井 洽君 中塚 一宏君
赤嶺 政賢君 佐々木憲昭君
春名 直章君 辻元 清美君
保坂 展人君 横光 克彦君
井上 喜一君
…………………………………
総務大臣 片山虎之助君
法務大臣 森山 眞弓君
外務大臣 川口 順子君
財務大臣 塩川正十郎君
文部科学大臣 遠山 敦子君
厚生労働大臣 坂口 力君
農林水産大臣 武部 勤君
経済産業大臣 平沼 赳夫君
国土交通大臣 扇 千景君
国務大臣
(内閣官房長官) 福田 康夫君
国務大臣
(国家公安委員会委員長) 村井 仁君
国務大臣
(防衛庁長官) 中谷 元君
国務大臣
(金融担当大臣) 柳澤 伯夫君
国務大臣
(経済財政政策担当大臣) 竹中 平蔵君
国務大臣
(科学技術政策担当大臣) 尾身 幸次君
内閣官房副長官 安倍 晋三君
内閣府副大臣 松下 忠洋君
防衛庁副長官 萩山 教嚴君
総務副大臣 佐田玄一郎君
法務副大臣 横内 正明君
外務副大臣 杉浦 正健君
財務副大臣 谷口 隆義君
文部科学副大臣 青山 丘君
文部科学副大臣 岸田 文雄君
厚生労働副大臣 宮路 和明君
厚生労働副大臣 狩野 安君
農林水産副大臣 遠藤 武彦君
経済産業副大臣 古屋 圭司君
国土交通副大臣 佐藤 静雄君
内閣府大臣政務官 嘉数 知賢君
外務大臣政務官 今村 雅弘君
政府参考人
(外務省大臣官房長) 小町 恭士君
政府参考人
(外務省アジア大洋州局南
東アジア第二課長) 上村 司君
政府参考人
(外務省中東アフリカ局長
) 重家 俊範君
政府参考人
(外務省経済協力局長) 西田 恒夫君
政府参考人
(国税庁課税部長) 村上 喜堂君
政府参考人
(文部科学省大臣官房長) 結城 章夫君
政府参考人
(文部科学省高等教育局長
) 工藤 智規君
政府参考人
(文部科学省高等教育局私
学部長) 石川 明君
政府参考人
(厚生労働省年金局長) 辻 哲夫君
政府参考人
(社会保険庁運営部長) 冨岡 悟君
政府参考人
(農林水産省生産局長) 須賀田菊仁君
参考人
(日本銀行総裁) 速水 優君
予算委員会専門員 大西 勉君
—————————————
委員の異動
二月十五日
辞任 補欠選任
伊吹 文明君 小此木八郎君
石川 要三君 渡辺 博道君
衛藤征士郎君 三ッ林隆志君
奥野 誠亮君 森岡 正宏君
亀井 善之君 林 幹雄君
栗原 博久君 近藤 基彦君
中山 正暉君 小西 理君
丹羽 雄哉君 西川 公也君
三塚 博君 馳 浩君
赤松 広隆君 大出 彰君
池田 元久君 山田 敏雅君
岩國 哲人君 山村 健君
河村たかし君 松崎 公昭君
中沢 健次君 三井 辨雄君
野田 佳彦君 鈴木 康友君
松野 頼久君 金子善次郎君
山口 富男君 春名 直章君
辻元 清美君 保坂 展人君
同日
辞任 補欠選任
小此木八郎君 伊吹 文明君
小西 理君 中山 正暉君
近藤 基彦君 栗原 博久君
西川 公也君 丹羽 雄哉君
馳 浩君 三塚 博君
林 幹雄君 田中 和徳君
三ッ林隆志君 衛藤征士郎君
森岡 正宏君 奥野 誠亮君
渡辺 博道君 石川 要三君
大出 彰君 赤松 広隆君
金子善次郎君 木下 厚君
鈴木 康友君 野田 佳彦君
松崎 公昭君 河村たかし君
三井 辨雄君 江崎洋一郎君
山田 敏雅君 池田 元久君
山村 健君 山谷えり子君
春名 直章君 赤嶺 政賢君
保坂 展人君 辻元 清美君
同日
辞任 補欠選任
田中 和徳君 亀井 善之君
江崎洋一郎君 中沢 健次君
木下 厚君 松野 頼久君
山谷えり子君 伴野 豊君
赤嶺 政賢君 山口 富男君
同日
辞任 補欠選任
伴野 豊君 手塚 仁雄君
同日
辞任 補欠選任
手塚 仁雄君 井上 和雄君
同日
辞任 補欠選任
井上 和雄君 岩國 哲人君
—————————————
本日の会議に付した案件
会計検査院当局者出頭要求に関する件
政府参考人出頭要求に関する件
平成十四年度一般会計予算
平成十四年度特別会計予算
平成十四年度政府関係機関予算
————◇—————
この発言だけを見る →午前九時開議
出席委員
委員長 津島 雄二君
理事 伊藤 公介君 理事 木村 義雄君
理事 北村 直人君 理事 小林 興起君
理事 藤井 孝男君 理事 枝野 幸男君
理事 城島 正光君 理事 原口 一博君
理事 井上 義久君
伊吹 文明君 石川 要三君
衛藤征士郎君 小此木八郎君
大原 一三君 奥野 誠亮君
亀井 善之君 栗原 博久君
小坂 憲次君 小島 敏男君
小西 理君 近藤 基彦君
田中 和徳君 高鳥 修君
中山 正暉君 丹羽 雄哉君
西川 公也君 野田 聖子君
葉梨 信行君 萩野 浩基君
馳 浩君 林 幹雄君
細田 博之君 三ッ林隆志君
宮本 一三君 持永 和見君
森岡 正宏君 八代 英太君
渡辺 博道君 赤松 広隆君
五十嵐文彦君 井上 和雄君
池田 元久君 岩國 哲人君
江崎洋一郎君 大出 彰君
金子善次郎君 河村たかし君
木下 厚君 鈴木 康友君
筒井 信隆君 手塚 仁雄君
野田 佳彦君 伴野 豊君
松崎 公昭君 松野 頼久君
松本 剛明君 三井 辨雄君
山田 敏雅君 山谷えり子君
山村 健君 青山 二三君
赤松 正雄君 達増 拓也君
中井 洽君 中塚 一宏君
赤嶺 政賢君 佐々木憲昭君
春名 直章君 辻元 清美君
保坂 展人君 横光 克彦君
井上 喜一君
…………………………………
総務大臣 片山虎之助君
法務大臣 森山 眞弓君
外務大臣 川口 順子君
財務大臣 塩川正十郎君
文部科学大臣 遠山 敦子君
厚生労働大臣 坂口 力君
農林水産大臣 武部 勤君
経済産業大臣 平沼 赳夫君
国土交通大臣 扇 千景君
国務大臣
(内閣官房長官) 福田 康夫君
国務大臣
(国家公安委員会委員長) 村井 仁君
国務大臣
(防衛庁長官) 中谷 元君
国務大臣
(金融担当大臣) 柳澤 伯夫君
国務大臣
(経済財政政策担当大臣) 竹中 平蔵君
国務大臣
(科学技術政策担当大臣) 尾身 幸次君
内閣官房副長官 安倍 晋三君
内閣府副大臣 松下 忠洋君
防衛庁副長官 萩山 教嚴君
総務副大臣 佐田玄一郎君
法務副大臣 横内 正明君
外務副大臣 杉浦 正健君
財務副大臣 谷口 隆義君
文部科学副大臣 青山 丘君
文部科学副大臣 岸田 文雄君
厚生労働副大臣 宮路 和明君
厚生労働副大臣 狩野 安君
農林水産副大臣 遠藤 武彦君
経済産業副大臣 古屋 圭司君
国土交通副大臣 佐藤 静雄君
内閣府大臣政務官 嘉数 知賢君
外務大臣政務官 今村 雅弘君
政府参考人
(外務省大臣官房長) 小町 恭士君
政府参考人
(外務省アジア大洋州局南
東アジア第二課長) 上村 司君
政府参考人
(外務省中東アフリカ局長
) 重家 俊範君
政府参考人
(外務省経済協力局長) 西田 恒夫君
政府参考人
(国税庁課税部長) 村上 喜堂君
政府参考人
(文部科学省大臣官房長) 結城 章夫君
政府参考人
(文部科学省高等教育局長
) 工藤 智規君
政府参考人
(文部科学省高等教育局私
学部長) 石川 明君
政府参考人
(厚生労働省年金局長) 辻 哲夫君
政府参考人
(社会保険庁運営部長) 冨岡 悟君
政府参考人
(農林水産省生産局長) 須賀田菊仁君
参考人
(日本銀行総裁) 速水 優君
予算委員会専門員 大西 勉君
—————————————
委員の異動
二月十五日
辞任 補欠選任
伊吹 文明君 小此木八郎君
石川 要三君 渡辺 博道君
衛藤征士郎君 三ッ林隆志君
奥野 誠亮君 森岡 正宏君
亀井 善之君 林 幹雄君
栗原 博久君 近藤 基彦君
中山 正暉君 小西 理君
丹羽 雄哉君 西川 公也君
三塚 博君 馳 浩君
赤松 広隆君 大出 彰君
池田 元久君 山田 敏雅君
岩國 哲人君 山村 健君
河村たかし君 松崎 公昭君
中沢 健次君 三井 辨雄君
野田 佳彦君 鈴木 康友君
松野 頼久君 金子善次郎君
山口 富男君 春名 直章君
辻元 清美君 保坂 展人君
同日
辞任 補欠選任
小此木八郎君 伊吹 文明君
小西 理君 中山 正暉君
近藤 基彦君 栗原 博久君
西川 公也君 丹羽 雄哉君
馳 浩君 三塚 博君
林 幹雄君 田中 和徳君
三ッ林隆志君 衛藤征士郎君
森岡 正宏君 奥野 誠亮君
渡辺 博道君 石川 要三君
大出 彰君 赤松 広隆君
金子善次郎君 木下 厚君
鈴木 康友君 野田 佳彦君
松崎 公昭君 河村たかし君
三井 辨雄君 江崎洋一郎君
山田 敏雅君 池田 元久君
山村 健君 山谷えり子君
春名 直章君 赤嶺 政賢君
保坂 展人君 辻元 清美君
同日
辞任 補欠選任
田中 和徳君 亀井 善之君
江崎洋一郎君 中沢 健次君
木下 厚君 松野 頼久君
山谷えり子君 伴野 豊君
赤嶺 政賢君 山口 富男君
同日
辞任 補欠選任
伴野 豊君 手塚 仁雄君
同日
辞任 補欠選任
手塚 仁雄君 井上 和雄君
同日
辞任 補欠選任
井上 和雄君 岩國 哲人君
—————————————
本日の会議に付した案件
会計検査院当局者出頭要求に関する件
政府参考人出頭要求に関する件
平成十四年度一般会計予算
平成十四年度特別会計予算
平成十四年度政府関係機関予算
————◇—————
津
津島雄二#1
○津島委員長 これより会議を開きます。
平成十四年度一般会計予算、平成十四年度特別会計予算、平成十四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
三案審査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房長小町恭士君、外務省アジア大洋州局南東アジア第二課長上村司君、外務省中東アフリカ局長重家俊範君、外務省経済協力局長西田恒夫君、国税庁課税部長村上喜堂君、文部科学省大臣官房長結城章夫君、文部科学省高等教育局長工藤智規君、文部科学省高等教育局私学部長石川明君、厚生労働省年金局長辻哲夫君、社会保険庁運営部長冨岡悟君、農林水産省生産局長須賀田菊仁君の出席を求め、説明を聴取し、また、会計検査院事務総局第一局長石野秀世君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →平成十四年度一般会計予算、平成十四年度特別会計予算、平成十四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
三案審査のため、本日、政府参考人として外務省大臣官房長小町恭士君、外務省アジア大洋州局南東アジア第二課長上村司君、外務省中東アフリカ局長重家俊範君、外務省経済協力局長西田恒夫君、国税庁課税部長村上喜堂君、文部科学省大臣官房長結城章夫君、文部科学省高等教育局長工藤智規君、文部科学省高等教育局私学部長石川明君、厚生労働省年金局長辻哲夫君、社会保険庁運営部長冨岡悟君、農林水産省生産局長須賀田菊仁君の出席を求め、説明を聴取し、また、会計検査院事務総局第一局長石野秀世君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
津
津
小
小林興起#4
○小林(興)委員 おはようございます。自由民主党の小林興起でございます。
本日は、テレビがなくなって大変残念でございますが、それは別といたしまして、お忙しい中、大勢の閣僚の皆様にお越しをいただきました。予算委員会という大事な委員会で、まだ答弁の機会もない閣僚の方もおられるような気がいたしまして、きょうはせっかくの機会でございますので、存分にそれぞれのお話を承りたいと思っております。
と申しますのは、昨年スタートいたしました小泉政権、まさに国民の期待にこたえて大構造改革を断行し、日本の二十一世紀の新しい未来を築いていかなければならない。国民の期待が非常に高いわけでございまして、しかし、それは総理一人のお力でできるわけではなく、まさに各省の責任を負われる大臣の陣頭指揮のもとに政府一丸となってこの構造改革を進めることによって、日本がこれからの新しい時代をしっかりと生きていくことができるかどうか、それが問われている大事な時期だと思っているわけであります。
そして、御承知のとおり、今日、さはさりながら、経済の状況はといえば、失業率極めて高く、そして中小企業は倒産し、多くの方々が自殺に追い込まれているという悲惨な状況であります。まさにふんどしを引き締めてこれからの構造改革路線に邁進してもらいたい。
そう思う中に、かつては、役人が悪いといいますと、何を言っているんだ、政治家が悪いじゃないか、こういうふうに言われたわけでありますが、今や、政治家が悪いといっても、いやいや、役人が悪いからじゃないかなんて言われるような時代になりまして、私が恐れておりますのは、立派な大臣の方々に我が自由民主党がいろいろな政策提言をやっているわけですけれども、そこに出てくるのは実は閣僚ではなくて役人なんですね。局長とか課長とか、そういう方が自民党の部会に出てきて、我々の意見を聞いて帰られる。しかし、帰ったその役人が肝心かなめの大臣に我々自由民主党の政策を上げているのかどうか、そのことが気がかりだという状況であるわけでありまして、そういう意味では、直接きょうは閣僚の皆様に、同じ政権党にありながら、実は直接お話をする機会がないという意味を込めて御質問をさせていただきたいと思うのであります。
さて、平成十四年度予算の後年度歳出・歳入への影響試算というのが財務省から出されました。その中で、試算一に、名目経済成長率〇・五%、こういうのがあるわけでありますが、これはだれが考えても、今のような現状でいくときの試算だというふうに思うわけでありますが、実は試算二でもって、名目経済成長率、十五年度一・二五%、十六年度以降二・五%という数字が突然出てきている。しかし、経済が少し成長するという仮定は、実は御承知のとおり、経済財政諮問会議の方から「改革と展望」というので、ある程度経済成長率を見込んだペーパーが内閣府から出されている。経済が少し成長するというのに、わざわざこの財務省の試算、この試算二は、新しい内閣府のせっかく作成したこれに準拠した財政の考え方を私は出していただきたかったわけでありますけれども、なぜこういうペーパーを出されたかということをお伺いしたいと思います。財務大臣。
この発言だけを見る →本日は、テレビがなくなって大変残念でございますが、それは別といたしまして、お忙しい中、大勢の閣僚の皆様にお越しをいただきました。予算委員会という大事な委員会で、まだ答弁の機会もない閣僚の方もおられるような気がいたしまして、きょうはせっかくの機会でございますので、存分にそれぞれのお話を承りたいと思っております。
と申しますのは、昨年スタートいたしました小泉政権、まさに国民の期待にこたえて大構造改革を断行し、日本の二十一世紀の新しい未来を築いていかなければならない。国民の期待が非常に高いわけでございまして、しかし、それは総理一人のお力でできるわけではなく、まさに各省の責任を負われる大臣の陣頭指揮のもとに政府一丸となってこの構造改革を進めることによって、日本がこれからの新しい時代をしっかりと生きていくことができるかどうか、それが問われている大事な時期だと思っているわけであります。
そして、御承知のとおり、今日、さはさりながら、経済の状況はといえば、失業率極めて高く、そして中小企業は倒産し、多くの方々が自殺に追い込まれているという悲惨な状況であります。まさにふんどしを引き締めてこれからの構造改革路線に邁進してもらいたい。
そう思う中に、かつては、役人が悪いといいますと、何を言っているんだ、政治家が悪いじゃないか、こういうふうに言われたわけでありますが、今や、政治家が悪いといっても、いやいや、役人が悪いからじゃないかなんて言われるような時代になりまして、私が恐れておりますのは、立派な大臣の方々に我が自由民主党がいろいろな政策提言をやっているわけですけれども、そこに出てくるのは実は閣僚ではなくて役人なんですね。局長とか課長とか、そういう方が自民党の部会に出てきて、我々の意見を聞いて帰られる。しかし、帰ったその役人が肝心かなめの大臣に我々自由民主党の政策を上げているのかどうか、そのことが気がかりだという状況であるわけでありまして、そういう意味では、直接きょうは閣僚の皆様に、同じ政権党にありながら、実は直接お話をする機会がないという意味を込めて御質問をさせていただきたいと思うのであります。
さて、平成十四年度予算の後年度歳出・歳入への影響試算というのが財務省から出されました。その中で、試算一に、名目経済成長率〇・五%、こういうのがあるわけでありますが、これはだれが考えても、今のような現状でいくときの試算だというふうに思うわけでありますが、実は試算二でもって、名目経済成長率、十五年度一・二五%、十六年度以降二・五%という数字が突然出てきている。しかし、経済が少し成長するという仮定は、実は御承知のとおり、経済財政諮問会議の方から「改革と展望」というので、ある程度経済成長率を見込んだペーパーが内閣府から出されている。経済が少し成長するというのに、わざわざこの財務省の試算、この試算二は、新しい内閣府のせっかく作成したこれに準拠した財政の考え方を私は出していただきたかったわけでありますけれども、なぜこういうペーパーを出されたかということをお伺いしたいと思います。財務大臣。
塩
塩川正十郎#5
○塩川国務大臣 これは国会の要請がございまして、従来から、国会が予算審議の前に、その当時は大蔵省でございますが、大蔵省としては「財政の中期展望」というものを出しておりました。そして、資金繰りのいわゆる過不足を重点としてそのような試案を出しておったのでございますが、今回は、予算編成が、内閣府を中心といたしましたところの経済財政諮問会議で基本方針が決まり、それを受けて予算編成の実務を担当するのが財務省の仕事、こうなりましたので、その中期計画は要らないのではないかと思って、我々の内部の資料としては持っておりました。
そこで、国会の要請がございまして、財務省としても中期展望に相当するものを出せというので提出させていただいた次第でございまして、そこで、我々の作業いたしましたのは、現在の制度並びに今までやってまいりました慣習、その上に立ちまして自動的に積み重ねていったものでございまして、その中にはモデル的なケースを採用しておりませんし、ましてや、政治的な配慮をしておらない純粋な数字の集計である、こう見ていただいたら結構だと思っております。
それだけに、内閣の出しました「改革と展望」というのと若干違うことは、そこはやむを得ないと思っておりますが、内閣の方はモデルを中心にして組み立てた予想でございますので、違っておるのは当然だろうと思ったりいたしております。
この発言だけを見る →そこで、国会の要請がございまして、財務省としても中期展望に相当するものを出せというので提出させていただいた次第でございまして、そこで、我々の作業いたしましたのは、現在の制度並びに今までやってまいりました慣習、その上に立ちまして自動的に積み重ねていったものでございまして、その中にはモデル的なケースを採用しておりませんし、ましてや、政治的な配慮をしておらない純粋な数字の集計である、こう見ていただいたら結構だと思っております。
それだけに、内閣の出しました「改革と展望」というのと若干違うことは、そこはやむを得ないと思っておりますが、内閣の方はモデルを中心にして組み立てた予想でございますので、違っておるのは当然だろうと思ったりいたしております。
小
小林興起#6
○小林(興)委員 私が申し上げたいのは、特に試算二の方につきましては、内閣府の「改革と展望」の経済成長率等に合わせて、統一的な成長率のもとに試算をされた方がよかったのではないかということを申し上げたわけであります。
さて、その肝心の「改革と展望」の方の中身でありますが、竹中大臣にお伺いしたいわけであります。
将来について我々は希望をかなり持ちたいわけでありますけれども、この「改革と展望」の経済成長率、これが将来にわたって、これは一つの案しかないわけですけれども、余り高い経済成長が見込まれていない。どうせでしたらもう少し、このぐらいいくんだ、そういう希望の持てるような案を出されてもしかるべきだったと思うんですけれども、この程度におさめた理由についてお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →さて、その肝心の「改革と展望」の方の中身でありますが、竹中大臣にお伺いしたいわけであります。
将来について我々は希望をかなり持ちたいわけでありますけれども、この「改革と展望」の経済成長率、これが将来にわたって、これは一つの案しかないわけですけれども、余り高い経済成長が見込まれていない。どうせでしたらもう少し、このぐらいいくんだ、そういう希望の持てるような案を出されてもしかるべきだったと思うんですけれども、この程度におさめた理由についてお伺いしたいと思います。
竹
竹中平蔵#7
○竹中国務大臣 成長率をその辺におさめたということではもちろん決してございませんで、できるだけ客観的にいろいろな要素を考えて、そのモデルの中に反映させたつもりでございます。
しかしながら、十年間非常に低い成長率で停滞してきた日本の経済、これから構造改革を通して生産性を高め、さらには、具体的に言えば起業をふやして、女性や高齢者の労働参加を高めて、さまざまな要因を取り入れなければいけないわけでありますけれども、日本の経済成長率は、労働人口が減少が見込まれる中で、やはり中期的に当面せいぜい二%程度の潜在成長力なのかなというふうに思います。その潜在成長力に次第に集中調整期間以降は近づいていく、そういう姿を描いたつもりでございます。
この発言だけを見る →しかしながら、十年間非常に低い成長率で停滞してきた日本の経済、これから構造改革を通して生産性を高め、さらには、具体的に言えば起業をふやして、女性や高齢者の労働参加を高めて、さまざまな要因を取り入れなければいけないわけでありますけれども、日本の経済成長率は、労働人口が減少が見込まれる中で、やはり中期的に当面せいぜい二%程度の潜在成長力なのかなというふうに思います。その潜在成長力に次第に集中調整期間以降は近づいていく、そういう姿を描いたつもりでございます。
小
小林興起#8
○小林(興)委員 どちらの数字を見ましても、今総理が言われております公債発行を三十兆円枠に抑えるということは将来とても難しいということをこの数字がはっきりと物語っているわけでありまして、財政の困窮度は極めて深いし、そしてまた、将来の経済展望もよっぽど頑張らなければこの国は危ういということをすべての指標が示しているということを言わざるを得ないわけであります。
そこで、まさに民間経済の活力を促していくために、財政が十分に使うことができない、財政の拡大ということが非常に難しいということであるならば、当然それは金融問題であり、あるいは税制ということにいくわけでありますが、特に、ことし総理が冒頭に、税制改革をやろうという話をされました。しかし、昨年、我々が党税調にあっていろいろと議論をした中に、何がネックだったかといいますと、経済を活性化させるための税制をいろいろ考えても、税収中立という議論が出されてまいりまして、減税をして経済を活性化しようという片方で、いや、どこかで税の増収を図るんだということで、税収中立なんという議論をやっているようではとても経済が活性化するような大減税改革をすることはできない。
ということなきように、ぜひ政治主導で、税制に最も明るい塩川大臣に、そういう税収中立だというようなことはこれから余り考えずに、どうしたら本当に経済が活性化できるかということについて思い切って考えるんだ、その結果、多少税収に穴があくようであればそれはやむを得ない、多少財政で埋めるんだというような、そういう基本哲学を私は開陳していただきたいと思います。
この発言だけを見る →そこで、まさに民間経済の活力を促していくために、財政が十分に使うことができない、財政の拡大ということが非常に難しいということであるならば、当然それは金融問題であり、あるいは税制ということにいくわけでありますが、特に、ことし総理が冒頭に、税制改革をやろうという話をされました。しかし、昨年、我々が党税調にあっていろいろと議論をした中に、何がネックだったかといいますと、経済を活性化させるための税制をいろいろ考えても、税収中立という議論が出されてまいりまして、減税をして経済を活性化しようという片方で、いや、どこかで税の増収を図るんだということで、税収中立なんという議論をやっているようではとても経済が活性化するような大減税改革をすることはできない。
ということなきように、ぜひ政治主導で、税制に最も明るい塩川大臣に、そういう税収中立だというようなことはこれから余り考えずに、どうしたら本当に経済が活性化できるかということについて思い切って考えるんだ、その結果、多少税収に穴があくようであればそれはやむを得ない、多少財政で埋めるんだというような、そういう基本哲学を私は開陳していただきたいと思います。
塩
塩川正十郎#9
○塩川国務大臣 十四年度税制改正を議論いたしましたのは昨年の秋以降でございますけれども、そのときにはまだ、いわば構造改革の基本的な方針等がやっと決まった段階でございまして、実施に移すのに各省ごとにどのような要求が出てくるかということは不明確な点も多少ございました。それで、年末に予算を組みましたときに、各省の改革への積極的な十四年度以降の取り組みが出てまいりましたので、それを受けて、これに相応する税制改革をやろうということを決定いたしました。したがいまして、いつでも、毎年、税制改革はその年度の後半において行うのでございますけれども、今度は十五年度に向けての改革を十四年度当初から始めようということで、意欲的に取り組んでおります。
でございますから、十五年度以降の改革につきましては、おっしゃるように、経済の活性化に向かっていく方向への改革を推進するための税制改正に重点を置いたものにいたしたい、シフトはそこへ持っていきたい、こう思っております。
この発言だけを見る →でございますから、十五年度以降の改革につきましては、おっしゃるように、経済の活性化に向かっていく方向への改革を推進するための税制改正に重点を置いたものにいたしたい、シフトはそこへ持っていきたい、こう思っております。
小
小林興起#10
○小林(興)委員 大臣の決意を伺いまして、私は、これからの税制改革、抜本的な案が出てくるだろうということを期待いたしたいと思っております。
さて、時間の関係でもう一問ぐらいずつしか閣僚の皆様方に御質問できないのが残念でありますが、続いては金融問題であります。金融について、これからの公的資金の注入、大きな問題をいろいろと議論したいところでありますけれども、これはこれからも委員会で話が、もう出ておりますし、また出てくるだろうと思います。
きょうはぜひ柳澤大臣に、今日、中小企業向けの金融、これが非常に大きな問題になっているということの御認識をいただきたいと思うのであります。そして、日銀が金を出しても銀行でお金がとまっている、こういう話がよくあります。そして、中小企業に金が回っていない。
どうして中小企業に金が回っていないか。いろいろあるんでしょうけれども、よく言いますと、銀行は貸すところがないんだ、そんな公式論を言いますけれども、実はそんなことはないわけでありまして、中小企業の皆さんは資金を必要としている、しかし貸すことができない。それは何がネックになっているかといいますと、実は金融検査マニュアルだと私は思っているわけであります。
この大銀行向けに、大企業向けにできました金融検査マニュアルによって、今検査官がずっと、銀行の検査が終わって、いよいよ信用金庫、信用組合の方に回り出した。もちろん、検査していただくのは結構でありますし、しっかりやっていただいているわけですけれども、しかし、どちらかといいますと大銀行、そしてその先の大企業向けの貸し出しをチェックするこの金融検査マニュアルは、実は中小企業の金融について、私は十分な検査基準になっていないということを申し上げたいわけであります。
一応、マニュアルを見ますと、中小企業に配慮するなんとかと書いてあるんですけれども、しかし実際は、金融庁が検査に入って信用金庫、信用組合を調べますと、金融庁のマニュアルに基づくと、まあこれは不良貸し付けじゃないかということでどんどん不良貸し付けに分類が変更されまして、その結果、もっと引当金を積みなさいという話になる。ところが、今信用金庫、信用組合は引当金なんか積むことができないわけでありますから、そうなりますと、破綻だ、こういうふうに金融庁が言われるんですね。
金融庁が検査に入ってから、大臣御承知と思いますけれども、どれだけ信用金庫、信用組合がこの一年で破綻ということを言われてしまったのか。この数を見ますと、これはもう恐るべき数なんですね。
では、この金融検査をしたことによってこれだけの信用金庫、信用組合を破綻させて、それでこのことが一体何にプラスになっているのかということを私は大臣にお伺いしたいと思うのです。
この発言だけを見る →さて、時間の関係でもう一問ぐらいずつしか閣僚の皆様方に御質問できないのが残念でありますが、続いては金融問題であります。金融について、これからの公的資金の注入、大きな問題をいろいろと議論したいところでありますけれども、これはこれからも委員会で話が、もう出ておりますし、また出てくるだろうと思います。
きょうはぜひ柳澤大臣に、今日、中小企業向けの金融、これが非常に大きな問題になっているということの御認識をいただきたいと思うのであります。そして、日銀が金を出しても銀行でお金がとまっている、こういう話がよくあります。そして、中小企業に金が回っていない。
どうして中小企業に金が回っていないか。いろいろあるんでしょうけれども、よく言いますと、銀行は貸すところがないんだ、そんな公式論を言いますけれども、実はそんなことはないわけでありまして、中小企業の皆さんは資金を必要としている、しかし貸すことができない。それは何がネックになっているかといいますと、実は金融検査マニュアルだと私は思っているわけであります。
この大銀行向けに、大企業向けにできました金融検査マニュアルによって、今検査官がずっと、銀行の検査が終わって、いよいよ信用金庫、信用組合の方に回り出した。もちろん、検査していただくのは結構でありますし、しっかりやっていただいているわけですけれども、しかし、どちらかといいますと大銀行、そしてその先の大企業向けの貸し出しをチェックするこの金融検査マニュアルは、実は中小企業の金融について、私は十分な検査基準になっていないということを申し上げたいわけであります。
一応、マニュアルを見ますと、中小企業に配慮するなんとかと書いてあるんですけれども、しかし実際は、金融庁が検査に入って信用金庫、信用組合を調べますと、金融庁のマニュアルに基づくと、まあこれは不良貸し付けじゃないかということでどんどん不良貸し付けに分類が変更されまして、その結果、もっと引当金を積みなさいという話になる。ところが、今信用金庫、信用組合は引当金なんか積むことができないわけでありますから、そうなりますと、破綻だ、こういうふうに金融庁が言われるんですね。
金融庁が検査に入ってから、大臣御承知と思いますけれども、どれだけ信用金庫、信用組合がこの一年で破綻ということを言われてしまったのか。この数を見ますと、これはもう恐るべき数なんですね。
では、この金融検査をしたことによってこれだけの信用金庫、信用組合を破綻させて、それでこのことが一体何にプラスになっているのかということを私は大臣にお伺いしたいと思うのです。
柳
柳澤伯夫#11
○柳澤国務大臣 やや多面的なお話がございました。簡潔にお答え申し上げます。
中小企業融資がはかばかしい実績を上げていない理由は何だろうか、こう考えますと、これは銀行の側、中小企業の側、双方に理由があると思います。銀行からすると、これはやはり不良債権の重みもあってなかなかリスクがとりにくい。つまり、だからリスクを金利でとらせてください、こういうことになるわけです。それから、中小企業の側はどういう状況にあるかというと、業況が振るわない、それから担保として出し得る物件の担保価値も減少しているというようなことがあるわけで、それだけリスクが高まっている。
こういうことですから、銀行が融資をしようとすると、そのリスク見合いのものをいただきたいということになるんですが、その合意がなかなかできない。それからまた、業況不振のために需要そのものが少ない。事業者の側の需要が少ない。これらが中小企業融資が最近振るわなくなっている理由だというふうに考えております。
検査マニュアルのせいじゃないか、こういうことですけれども、これはもう小林委員も今御指摘になられたように、検査マニュアルには、中小企業者の特性、つまり表面にあらわれたものだけでいろいろリスクであるとかあるいは返済能力というものを判断してはならない、もうちょっと奥にあるもの、実態をよくつかまえないといけないということが書かれているわけでございまして、そういう向きの、そういう趣旨を酌んだ検査をやるように、検査当局ももう本当に、検査の前、検査中、検査の後、それぞれの段階に実際に検査に当たる者に対して、いろいろな手だてを講じてこの趣旨が徹底するように努めているという状況でございます。
この発言だけを見る →中小企業融資がはかばかしい実績を上げていない理由は何だろうか、こう考えますと、これは銀行の側、中小企業の側、双方に理由があると思います。銀行からすると、これはやはり不良債権の重みもあってなかなかリスクがとりにくい。つまり、だからリスクを金利でとらせてください、こういうことになるわけです。それから、中小企業の側はどういう状況にあるかというと、業況が振るわない、それから担保として出し得る物件の担保価値も減少しているというようなことがあるわけで、それだけリスクが高まっている。
こういうことですから、銀行が融資をしようとすると、そのリスク見合いのものをいただきたいということになるんですが、その合意がなかなかできない。それからまた、業況不振のために需要そのものが少ない。事業者の側の需要が少ない。これらが中小企業融資が最近振るわなくなっている理由だというふうに考えております。
検査マニュアルのせいじゃないか、こういうことですけれども、これはもう小林委員も今御指摘になられたように、検査マニュアルには、中小企業者の特性、つまり表面にあらわれたものだけでいろいろリスクであるとかあるいは返済能力というものを判断してはならない、もうちょっと奥にあるもの、実態をよくつかまえないといけないということが書かれているわけでございまして、そういう向きの、そういう趣旨を酌んだ検査をやるように、検査当局ももう本当に、検査の前、検査中、検査の後、それぞれの段階に実際に検査に当たる者に対して、いろいろな手だてを講じてこの趣旨が徹底するように努めているという状況でございます。
小
小林興起#12
○小林(興)委員 そういうふうに役人から大臣に上がっていると思うのですね。しかし、実際は、そういうふうに中小企業に配慮するといっても、配慮の仕方というのがあるわけでありまして、そこについて、片っ方は配慮したといっても、中小企業の方から見れば配慮されてない、つまり、信用金庫、信用組合から見れば配慮されてないわけであります。
それがいい例として、預貸率というのがあります。かつて信用金庫等は、一兆円の預金があれば八千五百億円ぐらい貸していた。八五%の預貸率だったわけですね。しかし、今はみんな軒並み六〇%から七五%に下がってきている。つまり、一兆円の預金があっても、八千五百億円から、もう六千億円から七千五百億円しか貸すことができない。
信用金庫に何で貸さないんだ、貸すところがないのかと言いますと、全部、本音では、この金融検査マニュアルでびしびしやられて、そして不良債権だと認定されて、積みなさいといって破綻されちゃうから、とても怖くて貸せませんというのが実は信用金庫、信用組合の実態でありまして、その結果、一兆円の預金規模、預金なんかほとんどふえてないんですから、同じところが全部、一千億円以上貸出先が減っているわけですね。そういう数字を見れば、いかに中小企業に金が回っていないかということがもう目に見えるわけであります。
したがいまして、別に信用金庫について特別なマニュアルという意味ではなくて、規模別、貸出先別、小さな、少額の、三百万、五百万貸すところへのマニュアル、それと一千万とか一億貸すようなところのマニュアルという、大銀行であろうと信用金庫であろうと、貸出先に向けてのマニュアルを私は変えるべきだというふうに思うわけでありまして、そういう点では、中小企業問題に詳しい平沼赳夫大臣からもぜひバックアップしていただいて、中小企業について何か特別な金融が必要ではないかという御認識をいただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
この発言だけを見る →それがいい例として、預貸率というのがあります。かつて信用金庫等は、一兆円の預金があれば八千五百億円ぐらい貸していた。八五%の預貸率だったわけですね。しかし、今はみんな軒並み六〇%から七五%に下がってきている。つまり、一兆円の預金があっても、八千五百億円から、もう六千億円から七千五百億円しか貸すことができない。
信用金庫に何で貸さないんだ、貸すところがないのかと言いますと、全部、本音では、この金融検査マニュアルでびしびしやられて、そして不良債権だと認定されて、積みなさいといって破綻されちゃうから、とても怖くて貸せませんというのが実は信用金庫、信用組合の実態でありまして、その結果、一兆円の預金規模、預金なんかほとんどふえてないんですから、同じところが全部、一千億円以上貸出先が減っているわけですね。そういう数字を見れば、いかに中小企業に金が回っていないかということがもう目に見えるわけであります。
したがいまして、別に信用金庫について特別なマニュアルという意味ではなくて、規模別、貸出先別、小さな、少額の、三百万、五百万貸すところへのマニュアル、それと一千万とか一億貸すようなところのマニュアルという、大銀行であろうと信用金庫であろうと、貸出先に向けてのマニュアルを私は変えるべきだというふうに思うわけでありまして、そういう点では、中小企業問題に詳しい平沼赳夫大臣からもぜひバックアップしていただいて、中小企業について何か特別な金融が必要ではないかという御認識をいただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
平
平沼赳夫#13
○平沼国務大臣 小林先生にお答えをさせていただきます。たくさん閣僚もおりますので、簡潔にやらせていただきたいと思います。
今、中小企業の金融というのは分極化しているという特徴が一つあります。一つは、八割が経営内容がよくない。そこに対しては非常に厳しい姿勢で臨んできておる。二割の黒字を出している中小企業に対してはむしろ攻勢をかけて、借りてくれ借りてくれ、こういう状況になっておりまして、悪くても、やはり潜在力があって、そしてやる気がある、そういう中小企業には積極的に融資をしていくべきだ、私はこういうふうに担当大臣として思っています。
それは、今企業が五百万社と言われていますけれども、九九・七%が中小企業で、言ってみれば日本の経済の基盤を支え、活力を支えているのが中小企業でございますから、今委員御指摘のような中小企業に対するそういう特別な、これは金融庁の所管ですから私からちょうちょう言うわけじゃありませんけれども、既に金融庁と我が方とでもいろいろ御相談をしながら、そういう円滑な金融ができるようにお願いをしておりますし、幾つか対策も講じていただいています。
そういう中で、特別保証制度の中で、やはり一生懸命皆様方返してくださっておりますけれども、なかなか今の状況で返済が厳しい。こういうことで、金融庁も協力をしていただいて、例えば条件変更というのは、特別保証制度のときには百七十二万社に利用していただきましたけれども、十二万社に条件変更を応じさせていただいていまして、そういう中で、金融庁とよく御相談をしながら、今の経済の実態を踏まえて私どもはフレキシビリティーを持って対処すべきだ、このように思っています。
この発言だけを見る →今、中小企業の金融というのは分極化しているという特徴が一つあります。一つは、八割が経営内容がよくない。そこに対しては非常に厳しい姿勢で臨んできておる。二割の黒字を出している中小企業に対してはむしろ攻勢をかけて、借りてくれ借りてくれ、こういう状況になっておりまして、悪くても、やはり潜在力があって、そしてやる気がある、そういう中小企業には積極的に融資をしていくべきだ、私はこういうふうに担当大臣として思っています。
それは、今企業が五百万社と言われていますけれども、九九・七%が中小企業で、言ってみれば日本の経済の基盤を支え、活力を支えているのが中小企業でございますから、今委員御指摘のような中小企業に対するそういう特別な、これは金融庁の所管ですから私からちょうちょう言うわけじゃありませんけれども、既に金融庁と我が方とでもいろいろ御相談をしながら、そういう円滑な金融ができるようにお願いをしておりますし、幾つか対策も講じていただいています。
そういう中で、特別保証制度の中で、やはり一生懸命皆様方返してくださっておりますけれども、なかなか今の状況で返済が厳しい。こういうことで、金融庁も協力をしていただいて、例えば条件変更というのは、特別保証制度のときには百七十二万社に利用していただきましたけれども、十二万社に条件変更を応じさせていただいていまして、そういう中で、金融庁とよく御相談をしながら、今の経済の実態を踏まえて私どもはフレキシビリティーを持って対処すべきだ、このように思っています。
小
小林興起#14
○小林(興)委員 ぜひ、中小企業を担当しておられる大臣と、今言いました中小企業向け貸し付けのマニュアルについて、私は、もう一度金融庁と話をしていただきたいと思うのであります。
今のような、政府が特別保証をして返済条件を変えるということになりますと、金融機関はそれに応じるんですけれども、しかし、検査の面から見ますと、返済条件が変わったことによってそれは不良債権扱いになって、その分もっと引当金を積めという、そういう話に全部なってくるんですね。
政府の政策の中小企業対策に応ずるために信用金庫がそれに応じて、そしてどんどん条件変更していくと、そこから返ってくる答えは、マニュアルによって引当金を積め、それを積めなければ破綻だということになるわけですから、そういう意味では、本当の中小企業向け金融をスムーズに運用することができないということになっているわけですから、この問題は物すごい大きな問題ですので、中小企業担当大臣から、中小企業向けの貸付マニュアルについてどうだという話し合いをぜひ持っていただきたいと思うのであります。
まだまだこのことについては細かくお話をしたいことがありますが、いずれにしても、我々は中小企業基本問題検討議連というのをつくりまして今勉強会を進めておりますが、やがて、柳澤大臣、案ができたら国会議員がどっと大挙して大臣のところへ持っていきたいと思いますので、お待ちいただきたいと思います。
さて、次のテーマに移らせていただくわけでありますが、経済構造改革、しかし、竹中大臣が経済の将来展望を描く中に、やはり中身の構造改革は、実はきょういらっしゃる各省の大臣に大いに知恵を各省で出して頑張ってもらわないと、これは具体的な姿になってこないと私は思うわけであります。
その中で、ちょっと考えましても、大きな経済発展に資するような産業の中には、当然、住宅産業というのがだれでも浮かぶわけであります。政府としては、不況対策で住宅産業に随分お金を入れてまいりました。その結果、この不況をある程度支えるところまで来たわけでありますが、その資金は実は住宅金融公庫から大きく流れていた。
この住宅金融公庫が、総理の方針もありまして、縮小していこうという方向になったと伺っているわけであります。しかし、それにかわって民間の金がどんどん出てきませんと、住宅産業に資金が回らなければ、この不況下にさらに住宅産業が冷え込んでいくということになるわけであります。この住宅金融公庫の問題等をめぐって、しかし、きちっと、日本で住宅を建てよう、つくろうという人たちに十分に金が回っていくかどうかということについて、ぜひ扇大臣の所見を伺いたいと思います。
この発言だけを見る →今のような、政府が特別保証をして返済条件を変えるということになりますと、金融機関はそれに応じるんですけれども、しかし、検査の面から見ますと、返済条件が変わったことによってそれは不良債権扱いになって、その分もっと引当金を積めという、そういう話に全部なってくるんですね。
政府の政策の中小企業対策に応ずるために信用金庫がそれに応じて、そしてどんどん条件変更していくと、そこから返ってくる答えは、マニュアルによって引当金を積め、それを積めなければ破綻だということになるわけですから、そういう意味では、本当の中小企業向け金融をスムーズに運用することができないということになっているわけですから、この問題は物すごい大きな問題ですので、中小企業担当大臣から、中小企業向けの貸付マニュアルについてどうだという話し合いをぜひ持っていただきたいと思うのであります。
まだまだこのことについては細かくお話をしたいことがありますが、いずれにしても、我々は中小企業基本問題検討議連というのをつくりまして今勉強会を進めておりますが、やがて、柳澤大臣、案ができたら国会議員がどっと大挙して大臣のところへ持っていきたいと思いますので、お待ちいただきたいと思います。
さて、次のテーマに移らせていただくわけでありますが、経済構造改革、しかし、竹中大臣が経済の将来展望を描く中に、やはり中身の構造改革は、実はきょういらっしゃる各省の大臣に大いに知恵を各省で出して頑張ってもらわないと、これは具体的な姿になってこないと私は思うわけであります。
その中で、ちょっと考えましても、大きな経済発展に資するような産業の中には、当然、住宅産業というのがだれでも浮かぶわけであります。政府としては、不況対策で住宅産業に随分お金を入れてまいりました。その結果、この不況をある程度支えるところまで来たわけでありますが、その資金は実は住宅金融公庫から大きく流れていた。
この住宅金融公庫が、総理の方針もありまして、縮小していこうという方向になったと伺っているわけであります。しかし、それにかわって民間の金がどんどん出てきませんと、住宅産業に資金が回らなければ、この不況下にさらに住宅産業が冷え込んでいくということになるわけであります。この住宅金融公庫の問題等をめぐって、しかし、きちっと、日本で住宅を建てよう、つくろうという人たちに十分に金が回っていくかどうかということについて、ぜひ扇大臣の所見を伺いたいと思います。
扇
扇千景#15
○扇国務大臣 今小林先生がおっしゃいましたように、日本の今の住宅事情、これを基本的に私たちは見直していかなきゃいけない、また現実に目を開いていかなきゃいけないと思っております。
住宅というのは、都市生活あるいは地方都市、それぞれの住宅の構成、人数、あらゆる環境、そういうものによって私は住宅のあり方というものが変わってきていると思いますし、千差万別だと思いますけれども、少なくとも今先生がおっしゃったように、住宅金融公庫というものに関して、今日まで、戦後、今日の日本の住生活を充実さすために大きな役割を果たしてきた。
にもかかわらず、今少なくとも、総理から五年で廃止という現実を見ますときに、私どもはそれにかわるもの、民間の活力をいかに生かしていくかということで、つい最近まで低利あるいは固定、そして皆さん方に長期に借りていただくというのが、民間ではわずか二つぐらいしか例が出てございませんでしたけれども、今私の手元にも、大体、民間会社がどんどんこの住宅金融公庫にかわるローンというものを、新種を出していこうということで、今少なくとも、二つだと言われたのが十近く、二けた近く、民間企業が住宅ローンの新しい新種を出して、国民の皆さん方に供給しようとしております。
私は、今の二十一世紀の住宅の基本的なあり方というものを考えますと、まだまだ、きょうは時間がございませんから欧米との差を言いませんけれども、先進国、欧米諸国に比べて日本の住宅の面積というものの狭さ、あるいは良好な住を完結するということにはほど遠い現状でありますので、この金融公庫にかわる住宅ローンのあり方というものを、民間の活力を生かして、より国民の二十一世紀型、しかも老齢社会と言われておりますけれども、二世帯同居等々の税制、先ほど先生税制もおっしゃいました。一緒になって、私は、国民に活力のある、未来の持てる日本の住生活というのを基本的に促進していくように、努力していきたいと思っております。
この発言だけを見る →住宅というのは、都市生活あるいは地方都市、それぞれの住宅の構成、人数、あらゆる環境、そういうものによって私は住宅のあり方というものが変わってきていると思いますし、千差万別だと思いますけれども、少なくとも今先生がおっしゃったように、住宅金融公庫というものに関して、今日まで、戦後、今日の日本の住生活を充実さすために大きな役割を果たしてきた。
にもかかわらず、今少なくとも、総理から五年で廃止という現実を見ますときに、私どもはそれにかわるもの、民間の活力をいかに生かしていくかということで、つい最近まで低利あるいは固定、そして皆さん方に長期に借りていただくというのが、民間ではわずか二つぐらいしか例が出てございませんでしたけれども、今私の手元にも、大体、民間会社がどんどんこの住宅金融公庫にかわるローンというものを、新種を出していこうということで、今少なくとも、二つだと言われたのが十近く、二けた近く、民間企業が住宅ローンの新しい新種を出して、国民の皆さん方に供給しようとしております。
私は、今の二十一世紀の住宅の基本的なあり方というものを考えますと、まだまだ、きょうは時間がございませんから欧米との差を言いませんけれども、先進国、欧米諸国に比べて日本の住宅の面積というものの狭さ、あるいは良好な住を完結するということにはほど遠い現状でありますので、この金融公庫にかわる住宅ローンのあり方というものを、民間の活力を生かして、より国民の二十一世紀型、しかも老齢社会と言われておりますけれども、二世帯同居等々の税制、先ほど先生税制もおっしゃいました。一緒になって、私は、国民に活力のある、未来の持てる日本の住生活というのを基本的に促進していくように、努力していきたいと思っております。
小
小林興起#16
○小林(興)委員 まあ都市部は、私、東京ですから、この辺にはいろいろな民間会社も出てきてお金が回るでしょうけれども、では、北海道、九州のことは知りませんけれども、地方にそんな立派な民間会社がどんどん出てきて住宅のお金を回してくれるかどうかということは定かでないわけでありまして、そういう意味では、全国に目を配って、そして、まだまだ政府がやらなければならないというときは遠慮なく住宅金融公庫の金をきちっと出すような、そういうことをぜひ大臣に考えていただきたいと思うのであります。
それから公共事業も、どちらかといいますと、何か最近は要らなくなったという話もあります。確かに見直すべきときでありまして、むだなものについてはばさっと切り捨てるときでありましょうけれども、実は公共事業は今なお必要な部分があり、そしてまた大きな経済効果を発揮するわけでありまして、前から申し上げております。
これは、一つは、だれが考えても必要な国際空港の建設。特に、羽田空港の国際化というのは非常に大きな経済効果を生む。これをきちっと完成を今させますと、第四滑走路をつくるということになっていますけれども、これが立派にでき上がれば、GNPに三十兆円ぐらいの影響力が出て、三十万人ぐらい雇用が拡大するとか、そういう話もあるわけでありまして、そういう意味では、雇用を非常に吸収するという意味でも私は大きな効果があるだろうと思うわけであります。
したがって、今、第四滑走路の建設ですか、何か伺いますと七年ぐらいでやるんだという話ですけれども、これをもっとぜひ大臣、七年を五年、三年と縮めるようにして、早目にアクセス、これは三年かかるそうですけれども、これを二年に縮めるとか、建設を、三年を二年にする。突貫工事でやって、ぜひこれの早期完成、第四滑走路の建設、これを縮めるというような、そういう考え方はございませんか。
この発言だけを見る →それから公共事業も、どちらかといいますと、何か最近は要らなくなったという話もあります。確かに見直すべきときでありまして、むだなものについてはばさっと切り捨てるときでありましょうけれども、実は公共事業は今なお必要な部分があり、そしてまた大きな経済効果を発揮するわけでありまして、前から申し上げております。
これは、一つは、だれが考えても必要な国際空港の建設。特に、羽田空港の国際化というのは非常に大きな経済効果を生む。これをきちっと完成を今させますと、第四滑走路をつくるということになっていますけれども、これが立派にでき上がれば、GNPに三十兆円ぐらいの影響力が出て、三十万人ぐらい雇用が拡大するとか、そういう話もあるわけでありまして、そういう意味では、雇用を非常に吸収するという意味でも私は大きな効果があるだろうと思うわけであります。
したがって、今、第四滑走路の建設ですか、何か伺いますと七年ぐらいでやるんだという話ですけれども、これをもっとぜひ大臣、七年を五年、三年と縮めるようにして、早目にアクセス、これは三年かかるそうですけれども、これを二年に縮めるとか、建設を、三年を二年にする。突貫工事でやって、ぜひこれの早期完成、第四滑走路の建設、これを縮めるというような、そういう考え方はございませんか。
扇
扇千景#17
○扇国務大臣 まさに国際空港というのは、国際という看板は那辺にあるかということを考えますと、近隣諸国を見ましても、今国際空港で、一本しか滑走路がない国際空港というのは、国際の看板をつけるのはおこがましいと思うくらいの状況になってまいりました。
そういう意味では、諸外国を見ますと、国際空港で、しかも、成田を例にとりますと、一九七八年に開港して、二十五年間一本の滑走路、これでは国際の看板が泣くと思います。そして、日本が、今空洞化と言われますけれども、観光面においても、あらゆる物流の面においても、空洞化していくというのが目に見えています。
そういう意味で、私は特に、こういう状況ですから、あるものを有効に使おうということで、羽田も有効に使わせていただこうということで、今、夜間は週四便ですけれども、四月一日から夜間七十便、そしてワールドカップサッカーのときには昼間も十便のチャーター機をおろそう、そういうことで頑張っています。
また、第四滑走路というふうにおっしゃいましたけれども、羽田を拡張しようということで、これはありがたいことに、昨年の十二月の十九日、石原都知事と連絡をとりまして、四本目の滑走路を、少なくとも私たちは、国土交通省の案に、B滑走路にしていただくということで了解を得まして、これも早急にしていきたい。
そして、あるものを、成田も、せっかく今まで努力いただいたんですから、成田から東京まで今まで五十分近くかかっておりますのを、これを三十分近くにしよう、これも今回の予算で入れさせていただいておりますので、十四年度、十五年度、集中的に、国際都市、国際空港にふさわしいものにしていきたいと思っております。
この発言だけを見る →そういう意味では、諸外国を見ますと、国際空港で、しかも、成田を例にとりますと、一九七八年に開港して、二十五年間一本の滑走路、これでは国際の看板が泣くと思います。そして、日本が、今空洞化と言われますけれども、観光面においても、あらゆる物流の面においても、空洞化していくというのが目に見えています。
そういう意味で、私は特に、こういう状況ですから、あるものを有効に使おうということで、羽田も有効に使わせていただこうということで、今、夜間は週四便ですけれども、四月一日から夜間七十便、そしてワールドカップサッカーのときには昼間も十便のチャーター機をおろそう、そういうことで頑張っています。
また、第四滑走路というふうにおっしゃいましたけれども、羽田を拡張しようということで、これはありがたいことに、昨年の十二月の十九日、石原都知事と連絡をとりまして、四本目の滑走路を、少なくとも私たちは、国土交通省の案に、B滑走路にしていただくということで了解を得まして、これも早急にしていきたい。
そして、あるものを、成田も、せっかく今まで努力いただいたんですから、成田から東京まで今まで五十分近くかかっておりますのを、これを三十分近くにしよう、これも今回の予算で入れさせていただいておりますので、十四年度、十五年度、集中的に、国際都市、国際空港にふさわしいものにしていきたいと思っております。
小
小林興起#18
○小林(興)委員 もう一点、大臣、これは簡単に、お金も要らずにできることなので、ぜひ実行に移してもらいたいんです。これはなかなか、事務当局に言っても、検討しているというだけの返事しか返ってこないのですが、実は今、深夜便、早朝便、これは十一時から六時という深夜、早朝を国際便に開放したんですね。
しかし、実は羽田は、夜の八時半を過ぎますと、入ってくる便はあるんですけれども、もう出ていく便は、国内はないんですね。ですから、出ていかせることができる。あいているわけです。また、朝も、六時が早朝ですが、実は八時半まで羽田に国内からまだ入ってこない。羽田から早朝便が出るだけなんですね。したがって、入ってくる片道はあいているんです。
この両方あいていることを考えますと、実は、十一時から六時じゃなくて、八時半から八時半、このレンジに国際便を飛ばすことができるんですね。そういたしますと、今大臣が言われました、夜七十便やろうというのは、行って帰ってくることがグアムなんかできるようになる、その日のうちに。そうしますと、実際に便がたくさん動くんですけれども、今のように十一時—六時で抑えちゃっていますと、行ったきり帰ってこれないわけですよ、受け入れてくれないわけですから。そうしますと、そんなにたくさんの便は飛ばない。
どうせ、騒音といったって、行く便か帰る便か、そんなの、国内便だろうと海外便だろうと音が聞こえるんですから、それは実際行われているわけですから、ぜひ片道を埋めることによって、十一時—六時を八時半から八時半まで広げることができて、これはちっとも住民に影響を与えないということで、この時間帯を拡大してもらうということをぜひ大臣の決断でやっていただくことによって、抜本的な羽田空港の本当の使用をすることができると私は思うのですが、いかがでございましょうか。
この発言だけを見る →しかし、実は羽田は、夜の八時半を過ぎますと、入ってくる便はあるんですけれども、もう出ていく便は、国内はないんですね。ですから、出ていかせることができる。あいているわけです。また、朝も、六時が早朝ですが、実は八時半まで羽田に国内からまだ入ってこない。羽田から早朝便が出るだけなんですね。したがって、入ってくる片道はあいているんです。
この両方あいていることを考えますと、実は、十一時から六時じゃなくて、八時半から八時半、このレンジに国際便を飛ばすことができるんですね。そういたしますと、今大臣が言われました、夜七十便やろうというのは、行って帰ってくることがグアムなんかできるようになる、その日のうちに。そうしますと、実際に便がたくさん動くんですけれども、今のように十一時—六時で抑えちゃっていますと、行ったきり帰ってこれないわけですよ、受け入れてくれないわけですから。そうしますと、そんなにたくさんの便は飛ばない。
どうせ、騒音といったって、行く便か帰る便か、そんなの、国内便だろうと海外便だろうと音が聞こえるんですから、それは実際行われているわけですから、ぜひ片道を埋めることによって、十一時—六時を八時半から八時半まで広げることができて、これはちっとも住民に影響を与えないということで、この時間帯を拡大してもらうということをぜひ大臣の決断でやっていただくことによって、抜本的な羽田空港の本当の使用をすることができると私は思うのですが、いかがでございましょうか。
扇
扇千景#19
○扇国務大臣 小林先生は東京都御出身でいらっしゃいますから、思われることは当然だと思いますし、私も、今まで羽田で国際便を飛ばすなんということは成田開港以来できなかったことですけれども、今回は道を開き、昨年からこれを実行しているわけです。
今の時間帯の幅を広げるということは、当然私も、ですから、五月の開催のワールドカップサッカー中は昼間もおろすということも、これも画期的なことでございますので、今おっしゃった便、そして、今少なくとも三十三カ国が順番を待っているわけです。この許容量が基本的に少ないということが大問題ですので、私はそういう意味では、近郊に四千メートル級がばんばんできていくのを指をくわえて見ているのでは日本の衰退につながると思って頑張っていきたいと思っていますので、御要望にこたえ得るように努力いたします。
この発言だけを見る →今の時間帯の幅を広げるということは、当然私も、ですから、五月の開催のワールドカップサッカー中は昼間もおろすということも、これも画期的なことでございますので、今おっしゃった便、そして、今少なくとも三十三カ国が順番を待っているわけです。この許容量が基本的に少ないということが大問題ですので、私はそういう意味では、近郊に四千メートル級がばんばんできていくのを指をくわえて見ているのでは日本の衰退につながると思って頑張っていきたいと思っていますので、御要望にこたえ得るように努力いたします。
小
小林興起#20
○小林(興)委員 お答えいただきました扇大臣、それから柳澤大臣、もう退席して結構でございます。竹中大臣も結構でございます。
次に、経済を活性化させていくために、やはりもう一つ、情報通信産業、この分野が非常に大きいと思うわけでございますが、日本の情報通信産業のビジョンについて、きょうは片山大臣、そして平沼大臣、お越しでございますが、具体的なこのビジョンというものをどのように政府としては立てておられますか。
この発言だけを見る →次に、経済を活性化させていくために、やはりもう一つ、情報通信産業、この分野が非常に大きいと思うわけでございますが、日本の情報通信産業のビジョンについて、きょうは片山大臣、そして平沼大臣、お越しでございますが、具体的なこのビジョンというものをどのように政府としては立てておられますか。
片
片山虎之助#21
○片山国務大臣 今、情報通信産業のお話がございましたが、これにつきましては、まず市場規模で、私どもの方は平成九年の四月に、電気通信審議会の答申で、情報通信二十一世紀ビジョンというのをつくっているんですよ。これによりますと、平成七年、九年につくったものですから平成七年が基準なんだけれども、平成七年、二十九兆の規模が、平成二十二年、二〇一〇年には百二十五兆になる、こういうことですね。
それで、二十一世紀を支えるリーディング産業は情報通信分野だと我々は考えておりまして、推移を見ますと、IT不況なんということがありましたけれども、平成十二年に、ビジョンでは四十八兆ぐらいだろう、こう見ておりましたものが、平成十一年、六十一兆ですからね。そういう意味では、私はまあまあ順調に伸びていると。
ビジョンは、これはe—Japan戦略ですよ。この情報通信関係も、e—Japan戦略アクションプラン、二〇〇二プログラム、こういうことの中で、我々の方はネットワークのインフラを担当しておりますから、これにつきましては、二〇〇五年までに、日本を世界で一番進んだIT国家にするために、一千万世帯が超高速ネットワークに接続する、三千万世帯が高速ネットワークに接続する、そのためにいろいろな方途を考えています。中心は民間事業者ですけれども、私は、これから公共も出ていって、例えば四年ぐらいで全市町村にイントラネットを整備したらどうだろうか、地域高速LANを、そういうことも考えておりますし、電子政府、電子自治体の話も、国会でよく議論になりますけれども、これは二年かかって申請や届け出は全部インターネットでオンライン化する、国も地方も一万六千件、こういうことをやっておりますので、その他のことも含めて、しっかりやっていきたいと思います。
この発言だけを見る →それで、二十一世紀を支えるリーディング産業は情報通信分野だと我々は考えておりまして、推移を見ますと、IT不況なんということがありましたけれども、平成十二年に、ビジョンでは四十八兆ぐらいだろう、こう見ておりましたものが、平成十一年、六十一兆ですからね。そういう意味では、私はまあまあ順調に伸びていると。
ビジョンは、これはe—Japan戦略ですよ。この情報通信関係も、e—Japan戦略アクションプラン、二〇〇二プログラム、こういうことの中で、我々の方はネットワークのインフラを担当しておりますから、これにつきましては、二〇〇五年までに、日本を世界で一番進んだIT国家にするために、一千万世帯が超高速ネットワークに接続する、三千万世帯が高速ネットワークに接続する、そのためにいろいろな方途を考えています。中心は民間事業者ですけれども、私は、これから公共も出ていって、例えば四年ぐらいで全市町村にイントラネットを整備したらどうだろうか、地域高速LANを、そういうことも考えておりますし、電子政府、電子自治体の話も、国会でよく議論になりますけれども、これは二年かかって申請や届け出は全部インターネットでオンライン化する、国も地方も一万六千件、こういうことをやっておりますので、その他のことも含めて、しっかりやっていきたいと思います。
平
平沼赳夫#22
○平沼国務大臣 総務大臣が大体お答えになりましたけれども、私の認識は、今ITが非常に陰りがある、こういうことが言われておりますけれども、私は、今ファーストステージが終わってちょうど踊り場にいて、これからセカンドステージに向かって大きく飛躍をするんだと思っております。
e—Japan戦略の中で、実は非常に着実に進行しておりまして、例えばブロードバンドなんというのは、去年の一月を時点にとると一万八千だったものが、去年の年末にはそれが百二十万になりまして、そしてさらに今年末には九百万に広がっていく、こういう形で着実にそういう条件整備が進んでいます。
そういう中で、私は、ITというのは、家電ITを含めて非常に未来が大きく広がっていくと思います。例えば、BツーBという商取引でも、今は十一兆円ぐらいの規模ですけれども、これが二〇〇五年には百十一兆円になるだろう、こういう予測もございます。
ですから、電子政府を初めとして、経済産業省としては、やはり技術革新、イノベーション、そういうものを真剣に、産学官連携の中でIT分野に力を注いで、そして、我々が描いている二〇〇五年までには先進のアメリカに追いつき追い越す、そういう形でいろいろな形で構築をしていく、こういうことで、私はITの未来というのは確実にある、こういうふうに見ております。
この発言だけを見る →e—Japan戦略の中で、実は非常に着実に進行しておりまして、例えばブロードバンドなんというのは、去年の一月を時点にとると一万八千だったものが、去年の年末にはそれが百二十万になりまして、そしてさらに今年末には九百万に広がっていく、こういう形で着実にそういう条件整備が進んでいます。
そういう中で、私は、ITというのは、家電ITを含めて非常に未来が大きく広がっていくと思います。例えば、BツーBという商取引でも、今は十一兆円ぐらいの規模ですけれども、これが二〇〇五年には百十一兆円になるだろう、こういう予測もございます。
ですから、電子政府を初めとして、経済産業省としては、やはり技術革新、イノベーション、そういうものを真剣に、産学官連携の中でIT分野に力を注いで、そして、我々が描いている二〇〇五年までには先進のアメリカに追いつき追い越す、そういう形でいろいろな形で構築をしていく、こういうことで、私はITの未来というのは確実にある、こういうふうに見ております。
小
小林興起#23
○小林(興)委員 そこで、せっかく大情報産業化を、情報社会の建設に両大臣頑張っていらっしゃるわけでございますが、大臣等のお力で、今、日本に非常に光ファイバー網が建設されるようになりました。どこでも通っているわけです。
しかし、例えば私の友人なんかは中小企業の人たちが多いわけですけれども、そういう中小企業が入っております中小の古いビルには、実は光ファイバーがすぐそばまで通っていながらそこはつながっていない。そのビルのオーナーが、自分の建物ですから、そのオーナーがうんと言わないとそこにつなぐことはできない。したがって、個々に入っている中小企業としては、どこか新しいビルに出ていかないと光ファイバーに接続することができないんですね。
したがって、ぜひ政府の国家予算で、わずかな工事費、百万かそこらでしょうから、そういうもので、中小のビルのオーナーにそういうお金を与えて、そして光ファイバーをビルにつなげてやる。百万ぐらいでつながるわけですから、そうすれば、中に入っているところは、やりたければ全部光ファイバーを活用することができる。
つまり、光ファイバーを皆さんの役所の、政府のお力で全部引いたにもかかわらず、あと一歩、中小企業で働くところにつながっていない、こういう問題がありますので、ぜひ大臣の英断でもってそういうつなげるような予算を措置をとっていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
この発言だけを見る →しかし、例えば私の友人なんかは中小企業の人たちが多いわけですけれども、そういう中小企業が入っております中小の古いビルには、実は光ファイバーがすぐそばまで通っていながらそこはつながっていない。そのビルのオーナーが、自分の建物ですから、そのオーナーがうんと言わないとそこにつなぐことはできない。したがって、個々に入っている中小企業としては、どこか新しいビルに出ていかないと光ファイバーに接続することができないんですね。
したがって、ぜひ政府の国家予算で、わずかな工事費、百万かそこらでしょうから、そういうもので、中小のビルのオーナーにそういうお金を与えて、そして光ファイバーをビルにつなげてやる。百万ぐらいでつながるわけですから、そうすれば、中に入っているところは、やりたければ全部光ファイバーを活用することができる。
つまり、光ファイバーを皆さんの役所の、政府のお力で全部引いたにもかかわらず、あと一歩、中小企業で働くところにつながっていない、こういう問題がありますので、ぜひ大臣の英断でもってそういうつなげるような予算を措置をとっていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
片
片山虎之助#24
○片山国務大臣 今小林委員御指摘の点は、かねがね関係のところで問題になっていることですね。
特にマンションはなかなか難しいですね、入れる、入れないが。例えば、四分の三の同意が要るというものを二分の一でもできるような運用で考えておりますが、今の点は、一番末端のそれぞれの個人の問題になりますが、難しい点はありますが、大都市の中で一番おくれているなんというのは困りますから、そういうことを含めて、関係のところで十分検討してまいります。
この発言だけを見る →特にマンションはなかなか難しいですね、入れる、入れないが。例えば、四分の三の同意が要るというものを二分の一でもできるような運用で考えておりますが、今の点は、一番末端のそれぞれの個人の問題になりますが、難しい点はありますが、大都市の中で一番おくれているなんというのは困りますから、そういうことを含めて、関係のところで十分検討してまいります。
小
小林興起#25
○小林(興)委員 ありがとうございます。どうぞ大臣、退席してください。
そして、いよいよ情報化も推進をしていく中に、やはり大変な最先端産業ですから、教育の問題というのはあるわけですね。そういう中になりますと、やはり日本の高等教育がおくれている、そういう中にいろいろあります。施設について十分な金が注ぎ込まれていない。大学について、これから研究施設を拡大していくという話もあるでしょうけれども、しかし、そういう中にあって、先生が足りないという話があるんですね。外国人の優秀な講師、先生を日本の大学にもっと大量に呼ぶ、そういう交流については、文部大臣、いかがお考えでしょうか。
この発言だけを見る →そして、いよいよ情報化も推進をしていく中に、やはり大変な最先端産業ですから、教育の問題というのはあるわけですね。そういう中になりますと、やはり日本の高等教育がおくれている、そういう中にいろいろあります。施設について十分な金が注ぎ込まれていない。大学について、これから研究施設を拡大していくという話もあるでしょうけれども、しかし、そういう中にあって、先生が足りないという話があるんですね。外国人の優秀な講師、先生を日本の大学にもっと大量に呼ぶ、そういう交流については、文部大臣、いかがお考えでしょうか。
遠
遠山敦子#26
○遠山国務大臣 委員お話しのように、優秀な外国人研究者を日本の大学に受け入れるということは、日本における教育研究を活性化させる点でも、あるいは成果を出す上でも大変大事なことだと考えております。
このために、我が省といたしましては、科学技術、学術関係の国際交流事業におきまして外国人研究者を積極的に受け入れておりまして、平成十二年度には一万二千人を超える受け入れを行っているところでございます。特に、日本学術振興会では、外国人特別研究員制度等の事業によりまして、平成十二年度に三千三百人を超える外国人研究者の受け入れを行っているところでございます。
また、各大学におきましても、これは大学のみずからの発想で外国人研究者ないし外国人教授たちを呼ぼうということを考えてくれればできる制度になっているわけでございまして、大いに活用していっていただきたいと思っております。
この発言だけを見る →このために、我が省といたしましては、科学技術、学術関係の国際交流事業におきまして外国人研究者を積極的に受け入れておりまして、平成十二年度には一万二千人を超える受け入れを行っているところでございます。特に、日本学術振興会では、外国人特別研究員制度等の事業によりまして、平成十二年度に三千三百人を超える外国人研究者の受け入れを行っているところでございます。
また、各大学におきましても、これは大学のみずからの発想で外国人研究者ないし外国人教授たちを呼ぼうということを考えてくれればできる制度になっているわけでございまして、大いに活用していっていただきたいと思っております。
小
小林興起#27
○小林(興)委員 ぜひ超一級の研究者を日本に受け入れて、そして急速にそういう先生方の指導で学生のレベルがアップするような、そういう方策を大臣の力で進めていただきたいと思います。
ちょっと飛んじゃったんですけれども、尾身大臣、大変失礼いたしました。尾身大臣、科学技術の振興という中に、日本の産業を振興させるために、やはり科学技術によほど大きな予算をつぎ込み、そしてよほどいいテーマを絞り込んで、まさに政治主導で日本の科学技術振興をさせていくことが経済の構造改革に大きく資するんじゃないかと思うんですが、最も経済に造詣の深い、しかも今科学技術担当をしておられます尾身大臣から、これからの科学技術の展望についてお伺いしたいと思います。
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尾
尾身幸次#28
○尾身国務大臣 今の経済状況を見ますと大変に厳しい状況にありますが、私は三つ要因があると思っております。一つは、いわゆる景気循環の過程における底にある、二つ目が、十年前ごろからのバブルの崩壊があって、まだその後始末がついていない、それから三つ目が、経済のグローバリゼーションに伴いますいわゆる産業の空洞化という問題であります。
前の二つ、いろいろな関係大臣、関係者、御努力をいただいておりますから、私は、景気循環の問題とバブルの崩壊という問題は時間がたてば解決するような問題であるというふうに考えております。
ただ、経済のグローバリゼーションに伴います産業空洞化という問題は、これはまさに日本経済の構造的な問題でございまして、我々が努力をして解決をしていかなければならない極めて大事な問題であり、そしてこの問題の解決こそがまさに小泉構造改革の一番のポイントになってくるというふうに考えております。
このためには、私どもは科学技術を振興させて、新しい産業を起こし、新しいベンチャーを起こし、新しいサービスを起こしていく、そのことによって頭脳で勝負するような国に日本という国をつくりかえていかなければならない、これが非常に大事だというふうに考えているわけでございまして、私は日本経済の再生のゴールデンキーは科学技術の振興にあるというふうに考えております。
特に、その中で大学の頭脳を産業の活性化に生かす、あるいは地域における科学技術を振興させるということが大きなテーマになっているわけでございますが、十四年度予算につきましてはこの点についてもかなりの金額をふやしていただいておりまして、そういうことを軸として日本経済の活性化を図っていく、それによってこれから二十一世紀に向かっての活路を見出して、一流の経済産業国にしていきたい、こういうふうに考えているわけでございます。そのためにも、この科学技術創造立国を目指して、国挙げて頑張っていくということがどうしても必要であるというふうに考えているわけでございまして、ぜひとも御支援をお願い申し上げます。
この発言だけを見る →前の二つ、いろいろな関係大臣、関係者、御努力をいただいておりますから、私は、景気循環の問題とバブルの崩壊という問題は時間がたてば解決するような問題であるというふうに考えております。
ただ、経済のグローバリゼーションに伴います産業空洞化という問題は、これはまさに日本経済の構造的な問題でございまして、我々が努力をして解決をしていかなければならない極めて大事な問題であり、そしてこの問題の解決こそがまさに小泉構造改革の一番のポイントになってくるというふうに考えております。
このためには、私どもは科学技術を振興させて、新しい産業を起こし、新しいベンチャーを起こし、新しいサービスを起こしていく、そのことによって頭脳で勝負するような国に日本という国をつくりかえていかなければならない、これが非常に大事だというふうに考えているわけでございまして、私は日本経済の再生のゴールデンキーは科学技術の振興にあるというふうに考えております。
特に、その中で大学の頭脳を産業の活性化に生かす、あるいは地域における科学技術を振興させるということが大きなテーマになっているわけでございますが、十四年度予算につきましてはこの点についてもかなりの金額をふやしていただいておりまして、そういうことを軸として日本経済の活性化を図っていく、それによってこれから二十一世紀に向かっての活路を見出して、一流の経済産業国にしていきたい、こういうふうに考えているわけでございます。そのためにも、この科学技術創造立国を目指して、国挙げて頑張っていくということがどうしても必要であるというふうに考えているわけでございまして、ぜひとも御支援をお願い申し上げます。
小
小林興起#29
○小林(興)委員 大臣、ありがとうございます。
大臣にぜひ、今文部大臣あるいは経済産業大臣と手を結んで、産学官の大きな共同作業によって、まさにかつて日本がやってまいりました大型プロジェクトというような国家プロジェクトに民間の力を加えて、あるいは学界の力を加えて、そして具体的な最先端技術を、大型技術を開発していくように御尽力をいただきたいと思います。大臣、結構でございます。
今、日本の産業の中で非常に大きな問題は産業の空洞化ということになっておりまして、つくる方から片端から出ていってしまったのでは、日本の経済をどうやって拡充していくかということになるわけでありますが、産業の空洞化について、経済産業大臣、どうお考えですか。
この発言だけを見る →大臣にぜひ、今文部大臣あるいは経済産業大臣と手を結んで、産学官の大きな共同作業によって、まさにかつて日本がやってまいりました大型プロジェクトというような国家プロジェクトに民間の力を加えて、あるいは学界の力を加えて、そして具体的な最先端技術を、大型技術を開発していくように御尽力をいただきたいと思います。大臣、結構でございます。
今、日本の産業の中で非常に大きな問題は産業の空洞化ということになっておりまして、つくる方から片端から出ていってしまったのでは、日本の経済をどうやって拡充していくかということになるわけでありますが、産業の空洞化について、経済産業大臣、どうお考えですか。