武部勤の発言 (予算委員会)

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○武部国務大臣 食の安全、消費者の皆さん方に安心をしていただくという間には、私は、非常にまだまだ距離があるな、このように思っているわけでありまして、全頭検査になったからといってなかなか消費が伸びないということについては、委員御指摘のように、消費者の理解、協力がなかなか得られないというそのことについては、私どもまことに遺憾に思いまして、まだまだ努力が足らないな、このように思っております。
 今、感想でもというお話でしたから、振り返って感ずるのは、BSEの侵入のリスクを極力ゼロに近いものにするということが必要だったと思います。そのためには、国会でも附帯決議で、行政指導を続けるようにというような全会一致の決議等もありますけれども、やはりきちっと法的規制にしておければもっとリスクは低下したんだろうと思います。
 もう一つは、EUステータス評価のことに至るまで、万が一発生したときにどうするかということについての危機対応マニュアルというものを、厚生労働省でありますとか都道府県でありますとか、そういったところでしっかり協議してつくっておくべきであった、このように思います。
 それから、もう一つ大事なことは、消費者、生産者、あるいはマスコミ、学者、いろいろな方々によって、火山予知や地震予知の連絡会議のように、いわゆるリスクコミュニケーションというものを事前にきちっとつくっておくということが一番必要だったのではないか、このように思いまして、そういう意味で、行政上の対応にさまざまな問題があった。このことについては客観的に検証する必要もありますので、厚生労働大臣と私との私的諮問機関でありますBSE問題に関する調査検討委員会でいろいろ御議論いただいております。その上で御提案が出されるでありましょうし、私としては、食品衛生行政あるいは畜産行政、食品の安全の問題に対しての一元的な行政対応システムというものが必要だ、こう思っておりますので、その上でしっかりした対応に取り組んでいく必要があるのではないか、このように、このことについては強く感じている次第でございます。
 先ほど、円滑な流通というのは、ちょっと誤解があるかもしれませんが、十八日以後の牛肉は全頭検査になって、食卓に出るものは皆安全なものばかりですというものを知ってもらうための円滑な流通ということでございますので、御理解いただきたいと思います。
 それから、内臓等についてもいろいろ御心配があります。今、委員、風評というようなことのお話もございました。これらについては、もっと正確に、科学的に、安全なものは安全ということをわかっていただけるような情報の徹底ということが非常に大事だ、このように思っております。

発言情報

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発言者: 武部勤

speaker_id: 7886

日付: 2002-02-25

院: 衆議院

会議名: 予算委員会