川村秀三郎の発言 (予算委員会第六分科会)

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○川村政府参考人 お答えいたします。
 将来にわたりまして農業の持続的な発展を図りまして、国民的重要な課題でございます食料の自給率の向上を図っていく、そういったものには、農業の構造改革、これが肝心でございます。効率的で安定的な農業経営が農業生産の相当部分を担う農業構造を実現するということが重要だと思っております。
 平成十二年三月に、平成二十二年の展望をしてございます。「農業構造の展望」ということで姿を示しているわけでございますが、その中では、効率的かつ安定的な農業経営を、一つは、家族農業経営で三十三から三十七万経営体、また、法人経営、それから、今先生もおっしゃいましたような、地元でかなり集落営農的なことも行われておりますが、そういった生産組織、そういうものが三から四万経営体というふうに展望をしてございます。
 こういう望ましい農業構造の実現に向けまして、意欲と能力のある育成すべき農業経営に対しまして、農地の利用集積でございますとか低利資金の融通、あるいは経営管理能力、技術の向上の支援等の施策を集中化または重点化していく必要があると考えております。
 ただ、先生がおっしゃいましたように、兼業農家、あるいはこういった担い手以外の農家が数多くおられまして、これもまた農村部を支えていることは事実でございます。担い手農家との役割分担ということが重要でございます。地域の農業資源の維持管理ということでも重要な役割を果たしておられますし、豊かな自然環境の中で、健康なりあるいは生きがいのための農業、あるいは人と自然の共生といった役割も果たしておられますので、その役割に応じた施策を展開していくことが必要だ、こういうふうに考えておるところでございます。

発言情報

speech_id: 115405274X00120020301_019

発言者: 川村秀三郎

speaker_id: 5447

日付: 2002-03-01

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第六分科会