川口順子の発言 (外交防衛委員会)

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○国務大臣(川口順子君) まず私は、先ほども言いましたけれども、政治家の方が役所に御意見をおっしゃるということは非常にいいと思っています。それを阻害するつもりは全くない。これは国会でも私申し上げていますけれども、政治家はまず選挙で選ばれた人たちです。ですから、国民の意見が反映されていると、反映されているべきである、反映されていると思います。
 他方で、官僚の方は、これは本来広く自ら国民が何を考えているかということに視点を持つべきであるんですけれども、なかなかいろいろな制約があって、必ずしもそれが十分にできているかというとそうではない。政治家の方に御意見をいただくというのは官僚にとっても非常にいい勉強の機会であるわけでして、これがなくなってしまうということは非常に問題だと私は思っています。
 それで、そのメモについてですけれども、情報公開法の対象にすることを検討しますということを今の段階書いていまして、情報公開法の対象にすることがいいかどうかということについては実は私は皆さんに御意見を、議論をしていただきたいと思っていますので、検討をするというふうに書いてあるわけでございます。ですから、大いに検討をしていただきたいと思います。
 それで、メモにするかどうかということは実は非常におっしゃるように難しい問題だと私は思っていまして、将来的に外交政策なり、あるいはそういう意味では産業政策なり環境政策なり、何でもいいんですけれども、そういったことを世の中に歴史を残していくということを考えますと、メモは必要だと考えます。
 例えば、今、山本先生がおっしゃった、正に山本先生がお考えになられた民間モニター制ということを後世の人が勉強しようと思ったときに、じゃそれがどうしてそういうことになったかということについて、何かメモが残っていなければ分からないわけでございまして、そういう観点からは、客観性、歴史その他という観点からメモは必要だと思います。おっしゃるように、メモについての客観性が本当に担保されたメモであるということについての確証も必要でありまして、それをどうやって確保するかということは課題だと私は思っております。
 メモにすることによって意見を言うことが阻害をされるということになってはならない、これは基本でございますけれども、そういった幾つかのプラスマイナスを考えて、私は大勢の方に議論をしていただく必要があると思っています。独断で私は決めるつもりは全くございません。

発言情報

speech_id: 115413950X00220020319_009

発言者: 川口順子

speaker_id: 3821

日付: 2002-03-19

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会