川口順子の発言 (外交防衛委員会)

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○国務大臣(川口順子君) まず、大使への登用について、外務省のⅠ種以外の、Ⅰ種といいますか、外交官試験を通った人間以外の人を多く登用することは大事だと思っておりまして、それは、この八月までに、それも含めて十人程度をめどに人事を、外部からの登用をいたします、本省の局長も含めてということは発表させていただきましたし、これからもそれはやっていきたいと考えております。
 それで、国会の承認にするかどうかということですけれども、世界的に見ましたときに、確かにアメリカはそういう制度を取っていますけれども、アメリカ以外にはそういう制度を取っていないというのが現実であるわけです。議院内閣制を我が国としては取っているわけでございまして、この憲法体制の下では外交関係の処理は内閣の職務権限とされております。これは憲法七十三条にそういうふうに書いてございます。
 したがいまして、閣議決定の手続を経て内閣が大使は任命するということになっておりますが、仮に大使の任命を国会の承認を必要とするということにした場合に、国会の日程次第では、これはアメリカで現実的に起こっていることでございますけれども、大使の任命手続に要する期間が非常に長くなるということが考えられます。この場合に、流動的に国際情勢は動くわけでございますので、そうした推移に応じて大使人事を機動的に行うということ及び相手国との関係でも問題が生じるのではないかと考えます。
 さらに、これは内閣の意を受けて正に外交をやるということで、外務省を含む内閣の意を受けて外交をやるということでございますから、そういった意味で、内閣が適切であると思う人間を任命できるということがまた大事かというふうに考えております。

発言情報

speech_id: 115413950X00220020319_028

発言者: 川口順子

speaker_id: 3821

日付: 2002-03-19

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会