川口順子の発言 (外交防衛委員会)

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○国務大臣(川口順子君) 京都議定書につきましては、先ほど閣議で受諾の決定をいたしまして、今日、恐らく日本時間で午後になると思いますけれども、ニューヨークで佐藤国連大使から国連に受諾の寄託をするということで全部の措置が完結をするということで、受諾書の寄託をするということで完結をするわけでございます。
 私としては、環境大臣のときに三つの締約国会合、第六回締約国会合、第六回締約国会合再開会合、それから第七回のマラケシュであった締約国会合ですけれども、その三つを経験しまして、それぞれ最後の三日間ぐらいは徹夜を各大臣ともしながらやった交渉でございますので、それなりに思いがございまして、今日こういうことで受諾書を寄託する段階になったということについては感無量な思いを持っております。
 ということではございますけれども、その受諾、日本としてこれを受諾をするというところは、まだ全体の京都議定書のその歩みからいいますと、初めの段階、初めの終わりにそろそろ近づいてきたかなという程度の段階だと思っております。これから我が国として実際に削減をしていくという努力がございます。それから、委員がおっしゃられたような今後の、発効した後の様々なこともまだ残っているわけでございます。そういう意味で、気を引き締めてこれからも京都議定書については取り組んでいかなければいけないと思います。
 具体的にロシアについての御質問がございましたけれども、ロシアは日本よりも大きな排出国でございますので、ロシアの参加というのがこの条約の発効については不可欠でございます。ロシアは京都議定書の締結に関してのまだ公式決定は行っておりません。おりませんが、締結のために必要な国内措置や経済効果等についての検討を今行っていると私は承知をしております。
 ロシアに対しては働き掛けを今までもやっておりまして、二月の二日に、外務大臣になった直後にイワノフ外務大臣との日ロの会談がございまして、その席上で私はイワノフ外務大臣に対してこの締結が大事であるということを働き掛けを行いました。また、書簡を発出するということもいたしておりますし、外交ルートを通じましてかなりしばしば働き掛けをロシアに対してはいたしております。
 今後とも、引き続きこの働き掛けをやっていくことは大事でございます。EUも同じ考えを持っていると私は聞いておりまして、京都議定書の発効を目指しまして、引き続き積極的にロシアに対しては働き掛けを行う必要があると考えております。

発言情報

speech_id: 115413950X01920020604_008

発言者: 川口順子

speaker_id: 3821

日付: 2002-06-04

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会