川口順子の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(川口順子君) 米国が不参加をするということ、不参加の決定をしたということについてのことは、今、委員がおっしゃったとおりのことでございますけれども、我が国としては、米国がこの地球温暖化問題についての取組を一層強化することが重要だと考えております。そして、米国や発展途上国が参加をする共通のルールを作っていくということに向けて、建設的に我が国も米国も対応していくことが重要であると思います。
こうした考えに基づいて、我が国としては、今年の二月の日米首脳会談及び日米外相会談、四月の日米のハイレベルの協議の場において我が国の考え方を伝えているわけでございます。この日米のハイレベル協議において、三つの分野で、途上国の問題や市場メカニズムの活用の問題や技術開発について米国と意見を交換を行うということをしております。排出量取引というのが京都議定書に入っていますけれども、この排出量取引については米国も関心を持っている分野でございまして、米国ができる限り京都議定書と共通の制度を採用をしていくように促すことが、今後、米国の参加を得る上で重要な意義を持っていると考えております。
また、開発途上国に対しましては、日米両国では、開発途上国が共通だけれども差異のある責任に基づいて削減に取り組むことが重要であるということで一致をいたしておりまして、この分野での日米の協力を強力に推進をしていくということが重要であると考えております。開発途上国が参加をしていないということについては、米国が京都議定書の不参加の理由として挙げていることでございますけれども、そういった意味で、今後、開発途上国に対する協力の面で米国と一緒にやっていくということは極めて重要であると私は考えております。
いずれにしても、今後、あらゆる機会をとらえて米国には働き掛けを続けていきたいと考えています。