北岡秀二の発言 (決算委員会)
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○北岡秀二君 先ほど農林水産省にもお伺いしたことの関連でございますが、経済産業省の方に地方経済再生についてちょっとお伺いを申し上げたいと思うんですが、御承知のとおり、先ほどもお話を申し上げましたが、日本経済自体が大分地盤低下をしている中で、更に地方経済のこれからの将来あるいは今の現状、大変深刻な状況を迎えておる。
私は、私なりに大きな要因というのを分析をすると、三、四点基本的な要因があるだろうと思うんですが、今お話をさしていただきました中国を始めとして産業の空洞化がどんどんどんどん進展をしていっておる、そういう状況の中で、ややもすると、地方経済の中にある企業というのは下請型産業が多い、産業の空洞化で非常に大きな被害を被るのはまず地方の経済から被害を被るのでなかろうかというのがまず第一点。
それともう一つは、地方経済、基本的に民間経済力が弱いがゆえに、公的な投資、公共事業を中心とした公的な投資で回されている経済というのがかなりあるだろうと思うんですが、これも御承知のとおり、最近の財政再建等々に関連して非常にその辺りの財布のひもも固くなって、元々が公共事業を中心とした公的投資で回っている経済が、その大きな命綱が非常に細くなりつつある。これによる決定的な打撃を今受けつつございます。
さらに、私は第三点目を考えてみますと、今の日本の経済、構造改革やいろんな改革改革ということを今取り組んでおられますが、その流れの傾向性というのは競争力の強化であったり、あるいは合理性の強化であったり、一つの底流に流れている方向性はそういう流れだろうと思うんです。
元々、地方経済あるいは地方企業、すべてがすべてとは申し上げませんが、基本的には競争力は比較的弱い、そしてまたそういう部分で人材的にもあるいは技術的にもそう高い企業が余りいないと。そういう面での競争力が元々弱いところでのこのたびの改革の流れというのは、これはもう地方にとって、全般的に総論的な話でございますが、将来的にはかなり打撃を受けるんじゃなかろうか。
いろんな要因で、これから地方経済ということを考えてみたときに、本来あるべき姿は一体どういう姿があるべき姿なんだろう、そしてまたなおかつ、国として行政としてどういうふうに指導していったらいいんであろうと、その辺りの方策なりあるいはイメージがなかなかわいてこないというのが今の現状だろうと思うんです。
私は、こういう状況の中で、日本の国全体が大きく変わろうとしている、大きく変わろうとしている中での地方経済のあるべき姿は、苦しいながらも、何となく、おぼろげながらでも結構ですから、何かのイメージ付けをしていかなければ大変な事態が発生するなということを私は感じております。
地方の特性をいかに生かして産業形成をしていただくか、あるいは公的投資で回されていた部分、それに取って代わって何を、命綱と言ったらおかしいんですが、何に取って代わらせてその辺りの流れを変えていくか。私は、本当に大変難しい問題もあるわけでございますが、経済全般を担当する経済産業省として、非常に広範にわたる話で申し訳ないんですが、これから地方経済のあるべき姿、どういうふうにお考えになっていらっしゃるのか、御見解をお伺いしたいと思います。