山本孝史の発言 (厚生労働委員会)

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○山本孝史君 昨日も行政監視委員会で竹中大臣等々とNPOについて議論をさせていただいて、是非NPOをこの二十一世紀の日本の基盤に置いていただきたいと、こういうことでお話をさせていただいていて、やはり何か御答弁を聞いていましても、社会福祉法人あるいは公益法人とNPO法人の間には差があって、NPOは信用できないんだというか、一段格が下なんだというような感じ、あるいはそこに財産的基盤を求めて、財産的基盤がないがゆえに今度は社会福祉法人の基準を下げようというような形を取るというところに、私、筋が少し悪いというふうに思っているわけですね。
 本来はきっちりとした団体が認定をすれば、実はこれまでも関係している方たちが、例えば鉄道事業者であれ百貨店の方であれ、いろんな方たちが集まって、もっと盲導犬がちゃんとこの世の中でどこの施設へも行けるように、宿泊もできるようにというような社会の受皿をしてくればよかったんだというふうに思うんですが、そういったところで、ちょっと私、認識を異にしております。
 あえて反対をしているわけではありませんが、今後ともに必ずしも社会福祉法人でなければいけないということではなくて、本当にいい補助犬を育成していただく、あるいはその結果として認定をするのであれば、NPO法人にも是非その門戸を開いていただきたいというふうに思っております。
 最後にもう一問、これ、お聞きをしておきたいと思います。
 盲導犬の育成に関しての問題でございますが、先ほど藤井先生からの御質問で、大臣の方からも、盲導犬同様にこの補助犬の支援をしたいと、こういうふうにおっしゃいました。前提になっております盲導犬の支援の状況なんでございますが、必ずしもお手本にするほどに国の方で力を入れてきたというわけではないというふうに残念ながら言わざるを得ないと思います。
 今、利用希望者が八千人ぐらいおられるのじゃないかと思いますが、そんなに多くの盲導犬が毎年誕生してきているわけではございません。育成団体としてはもっと育成をして利用していただきたいと思っているんだけれども、なかなか利用者との間にコミュニケーションが取りづらくて、どこにおられるのか分からないとか、多分、もっとPRされればもっと多くの方が利用されてくるというふうに思います。
 大臣御答弁されておられましたように、訓練士さんを多く確保するとか、あるいは訓練の施設、学校等をしっかりと国の方で補助をしていくということも私は必要なんだと。担当しておられますその社会福祉法人に任せきりではなくて、地方自治体の補助だけじゃなくて、国全体としてまず盲導犬をちゃんとしないと今御答弁されたような補助犬全体の育成にはつながってこないというふうに思っておりますので、まずは盲導犬もですが、補助犬も全部含めて、もう一度是非厚生省としてしっかりとしたこういった育成、普及のための施策、財源を含めて講じていくんだということの決意をお聞かせをいただきたいというふうに思います。

発言情報

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発言者: 山本孝史

speaker_id: 34267

日付: 2002-05-21

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会